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アメージング・ソルジャーの投稿された作品が54件見つかりました。

 
  • 恋愛モラトリアム 第十話 2

    「わかった、じゃあその流れを断ち切ってしまえばいいんだ!!」「・・・なに?」「出来る訳がないだろう、そんな事が!!」 セフィアリアと共にコーネリアもまた、呆れたように呟くものの、当の蒼太は落ち着き払った涼しげな顔を傍らに蹲っているメリアリアへと向ける。「立てる?メリー・・・」「う、うん。大丈夫。もう怖くないよ・・・」「じゃあ悪いんだけど、暫く後ろに回って見ていてくれる?」「うん、解った!!」 その
    アメージング・ソルジャー [366]
  • 恋愛モラトリアム 第十話 1

     その昔、神様の真似事をして人間を作ろうとした男がいた。 彼は捏ねた土に呪いを施すことで人造人間を造り出そうとしていたのである、ところが。 出て来たのは確かに、姿形は人間であるもののその実、周囲の肉ある者達を無尽蔵に食らい尽くそうとする化け物であった、要するに完全な失敗作であったのだ。 これこそがゴーレムの始まりであり、その倒し方はいたって簡単、偽りの命を演出している魔方陣を破壊するか、お札などの
    アメージング・ソルジャー [353]
  • 恋愛モラトリアム 第九話 14

     だから直後に自身を呼ぶ懐かしい声が聞こえて来た時は当初は聞き違いかと思った、恐怖で頭がおかしくなってしまったのかと、しかし。「メリーッ!!」「ソウタ・・・?」 驚き戸惑う彼女の体をヒョイッと素早く抱き抱えるとそのまま大きく後方へと跳躍するが、直後にズウウウウンッと言う地響きと共に大量の砂塵が舞い上がって視界を塞いだ、ゴーレムの攻撃が虚しく地面に激突したのであり、もしあのままあそこに居たらと思うと
    アメージング・ソルジャー [314]
  • 恋愛モラトリアム 第九話 13

    「あ、ああ・・・っ!!」(私、死ぬ・・・)「メリーッ!!」 何とか動こうとするものの最早体力など残されてはいない状況である、更に先程の攻撃を受けた際に着地に失敗して足を挫いてしまったようだ、かわそうにもかわしようがない。 何よりももはや体が動いてはくれず、絶体絶命の状況下でメリアリアは思わず目を閉じた。(ソウタ・・・!!) そんな極限の状態の中で少女が真っ先に思ったのが幼なじみの少年の顔だ。 無意
    アメージング・ソルジャー [341]
  • 恋愛モラトリアム 第九話 12

    (恐怖に負けたら死ぬ、動けなくなったらもう終わりだ!!) そう考えた少女は一息付くと、今度は光の魔法剣を用いてゴーレムの暗黒魔道を破壊しようと試みるが、これを受けたゴーレム達の動きがようやく鈍った、やはり暗闇の呪法で生み出された化け物には相当な効果があったようである、しかし。「グフーム!!」「きゃああっ!!」 流石のメリアリアも先程までの戦いで消耗していた、体の反応が鈍くなり攻撃も鋭さを欠いてしま
    アメージング・ソルジャー [312]
  • 恋愛モラトリアム 第九話 11

     一瞬、たじろいだコーネリアだったがすぐに落ち着きを取り戻すと余裕の表情でそう応えるものの、なんと先ほど切り落としたゴーレムの手足が風に乗って舞い上がり、本体に纏わり付いたかと思うと瞬く間に復元して起き上がり、再びこちらへと向かって来るではないか。「お前たちでもそう簡単には勝てん、言ったであろうが!!」「たあぁーっ!!」 それを聞いたメリアリアがゴーレム達に突っ込んで行き、当たるを幸いに剣で薙ぎ倒
    アメージング・ソルジャー [325]
  • 恋愛モラトリアム 第九話 10

     どうしても、と言葉を続けながらもコーネリアは少しづつ後退していた、この状況下でも脱出を決して諦めないのは彼女の強さとしたたかさ、そして訓練の為せる業だ。「戦うつもりならば本気で攻撃することをお勧めするぞ?もっともそんな事をすれば事件は確実に明るみに出るだろう、校舎だって無事には済むまい、さてどうする?」「・・・・・」「ちなみにもう一つ、教えておいてやろう。コイツ等はもし、外敵によって倒されたり私
    アメージング・ソルジャー [342]
  • 恋愛モラトリアム 第九話 9

    「・・・こいつらは!?」「サンドゴーレムか!!」「その通りだ!!」「正気か!?」 術式を終えた後で力を消耗しすぎたのだろう、多少よろけ気味になっているコーネリアへと向けて、女王師弟が避難の眼差しを向ける。「こんな街中で!!」「コーネリアさん、あなたは何と言う事を・・・!!」「好きに言え」 するとそれは覚悟の上だったのだろう、悪びれる素振りを見せて一瞬、視線を逸らしつつもコーネリアがそう応えるが、し
    アメージング・ソルジャー [300]
  • 恋愛モラトリアム 第九話 8

    (してやられた、こんな子供だましに・・・!!)「命のやり取りに、熱中しすぎたな・・・」 愕然とする銀髪の暗殺者の下へ、ゆっくりと歩いて来たセフィアリアが言い放つが長年、戦士として生死の狭間を渡り歩いてきたコーネリアはそのせいで逆に頭を柔軟に使うことが出来なくなってしまっていた、剣や呪文=攻撃と言う概念に捕らわれ過ぎてしまっていたのだ。 それに加えて冷静な判断が出来なくなるほどに、メリアリアの猛攻に
    アメージング・ソルジャー [306]
  • 恋愛モラトリアム 第九話 7

    (ハア、ハアッ。こ、このままではやられるっ!!) 金髪碧眼の姫騎士からの息も付かせぬ連続攻撃に耐え切れなくなったのであろう、徐々に押され始めてコーネリアは距離を取ろうと後退るがその瞬間、漸くにしてハッキリと気が付いたのだ、体が思うように動かずに、それどころかまるで鉛の枷か何かを付けられたように重く、反応が鈍っていると言う事に。(おかしい。まだ体力は有り余っているはずだ、少なくとも子供に負けるわけが
    アメージング・ソルジャー [318]
 

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