官能小説!(PC版)

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の投稿された作品が35件見つかりました。

 
  • 明暗邂逅5

    サテラはほぼ意識の無いまま樫那 周(カシナ シュウ)を家に上げていた。接着されたように二人の手は繋がれていた。サテラは周が好きだった。ただ泣いている暗い一面を見られ、嫌われただろうと勝手に思っていた。サテラは自分の部屋に周を入れ、鍵を閉めた。「私信じたくない。同じクラスに、そんなひとが・・・」泣きそうに震え始めた唇を、周はキスで止めた。サテラは目を閉じて受けた。舌を絡ませてきたので応じた。「水森
     [8,943]
  • 明暗邂逅4

    終学活で彼女の体操着の事件がとりあげられたけれど、犯人として名乗り出る人はいなかった。彼女は半分笑いながら「大丈夫ですから」と先生に言い続けた。僕は女子数名がひそひそ話しをしているのを見てしまった。彼女らの目は無表情のまま水森サテラに向けられていた。帰り際、水森サテラを見かけた。幸運だ。犯人を教えてあげなければ。「水森さん!!」「樫那くん!どうしたの?」制服のスカートをひらひらさせて、彼女もこち
     [8,819]
  • 明暗邂逅3

    「正気じゃないよ、そんなことするヤツ」僕は急激に彼女を抱き締めたい衝動に駆られたが、彼女の席まで行くだけで抑えることができた。彼女の近くはほのかに香る香水よりシャンプーの香りがしていて、逆に理性を壊されそうになった。まだ目を見れない。まるで風呂上がりの彼女の近くにいるかの様だった。「体育行かないの?」彼女はこちらを見ているようで、当然のことを当たり前のように聞いてきた。ここで僕はなかなか良い台詞
     [8,519]
  • 明暗邂逅2

    「樫那(カシナ)くん」彼女は髪は茶色、目は青く、肌はとても白かったが、外国人ではなかった。彼女はハーフで、生まれも育ちも日本だった。だけど一部のクラスの女子からからかわれているのは噂としてはあった。多分、僕はその瞬間を目撃してしまったんだと直感した。「ごめんね、ヘンなとこ見られちゃったな・・・ハハ」笑いながら彼女は目をこすっていた。涙は止まってはいなかった。ボロボロ瞳から落ちていた。「水森さん?
     [8,746]
  • 明暗邂逅1

    高校では決まってクラスの中に目立つヤツやムードメーカーが何人かいるものだ。学校というものにはつきものであり、進学校とかにはあんまりみられないのかもしれない。要はやかましいキャラたちだ。彼女もそんな高校でのムードメーカー的な役割を果たしていたが、一見して天然だった。だが、底抜けて明るい。見ていて気持ちがよかった。注意する先生だって語気をあらげられず、一緒になって笑いながら軽く注意するくらいだ。そん
     [10,063]
  • 瞳 完

    あれから数ヶ月。学校中で理子をはめたはずが全て警察にバレたため、芋づる式に大元の真犯人が判明した。麻実だった。麻実は小学校の頃から自分より全てにおいて優れていた理子を陥れたいがために、何十人もの男子に計画を吹き込み、教師を利用して女子をその日帰宅させたのだった。学校は廃校、女子学園への変更という形で対応した。「じゃあ明日から桐也は隣町の高校だね」「ああ、離れるけど何かあったらすぐ連絡してくれ」「
     [15,397]
  • 瞳19

    桐也は理子が校庭を眺めていた時、理子にも聞こえないよう警察に電話していた。男たちは混乱し、急いで逃げ始めた。それでも理子の体に触ろうとする男もいたが、人の波に押されそれどころではなかった。「桐也!!!!桐也!!!!」全ての男たちが校庭から外へ出ようとしたため、混雑し、その間に警察のパトカーや護送車のようなものが何十台も学校の周りを囲んでいた。「理・・・・・・子・・・」この光景に目を丸くする警察官
     [17,159]
  • 瞳18

    「返事は、はいだ」理子は無言で首を振ったが、男子は歓声を上げた。見えかけていた理子の乳首が今の理子の行動で下着がずれて、完全に見えたのだ。気付いた理子はとっさに叫んだ。「っ!!変態!!!」すると桐也が勢いよく蹴られた。「やめて!!!桐也は関係ない!!!!」「委員長が刃向かうと梶乃はボロボロになるぜ?」「卑怯者」理子が呟くと桐也は袋叩きにあった。「あ!!!やめて、やめてぇ!!!!お願い・・・・・・
     [17,076]
  • 瞳17

    「逃げ・・・ぐぉっ!!」倒れている桐也の腹に蹴りが入った。理子は桐也をかばった。「ひどいよ!こんなに・・・・・・大勢・・・・・・・・・なに・・・・・・・・・・・・これ」少なくとも100人はいる。全員、理子を見て不気味に笑っていた。「理子、はめたんだ・・・学校中で、キミを・・・」「このクラスの女子が伊那谷理子を犯せるって言ってきたからさ」100人以上の男子はざわめいていた。「理子、逃げろ!!!!」
     [17,115]
  • 瞳16

    理子は教室にひとりの女子となり、男子が全員帰ってきた。「あれ?女子のみんなは?」「・・・・・・」「と、桐也?」いつの間にかとなりのクラスの男子も少しずつ来ていた。いつも体育の終わりにはよく来るメンバーだが、今日は多い気もする。「理子・・・・・・俺の言うこと聞いてくれ」桐也は青ざめた顔になっていた。「俺が入り口まで行ったら走ってこの教室から出てくれ」「え??なんで?」「いいから」桐也は震えていた。
     [15,701]
 

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