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ロミ の投稿された作品が4件見つかりました。
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あたしは乙女、ストーカー。[1]
あたしの右斜め前の席で、今日もあいつは机につっぷしてガン寝してる。先生が教務手帳を片手に持って、こっそりあいつに近づいていく。クラスのあちこちから忍び笑いが聞こえる。あと3歩…2歩…バシッ!!「…いてっ!!」頭を思い切り叩かれて、あいつは跳ね起きた。その拍子に膝を机の裏にぶつけ、机を引っくり返してしまう。その派手な音と間抜けな様子に、思わずみんな笑ってしまった。(…あ-あ、寝顔の方が可愛かっ
ロミ [5,819] -
泣くもんか 1
ごめん。ごめんね。広はさっきからそれしか言わない。「なんで、何でかって聞いてんだよっ!!」手元にあった教科書を投げつける。それは広をかすめて壁に当たり、床に落ちてぐしゃっと潰れた。「…ごめん」私は唇をかんだ。諦めろ、と声がした。理由は何にしろ、広が私を振ったという事実は変わらないのだ。「本当にごめん」彼はうつむいたまま目をあわせようとしない。そんな空々しい文句は聞きたくない。口では何だって言える
のりたま [4,134] -
武井くん。?
突然、彼が黙った。私は何か自分がまずいことを言ってしまったかと不安になり、かといって聞くわけにもいかず、ああでもどうしよう、ここで別れを告げられるんだろうかと被害妄想に走り、手をついてごめんなさいと謝りたくなったその時。彼が口を開いた。「ホテル行かない??」はあ!?付き合ってもいないのに、いきなりホテルときたか。でもまあ彼のこと好きだし、セックスに関心があったのも確かで、私はいいよと言ってしまっ
高野希恵 [19,857] -
武井くん。?
ずっとずっと昔、まだ私が中学生だった頃の話。「高野…今日、これから暇か??」突然、二年前から片想いしている彼が声をかけてきた。(やった!!これってデートじゃなぃ!?)と舞い上がっていた私はすぐに返事をした。あのときよく考えていれば、私の人生は全く違ったものになっていたかもしれない。少なくとも、今よりは…。彼が最初に案内してくれたカフェは、小さいけれど小綺麗でお洒落な店だった。少し緊張して、アーモ
高野希恵 [19,905]
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