官能小説!(PC版)

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サーター の投稿された作品が45件見つかりました。

 
  • あの朝に…5

    5おかしい、2階には私の部屋と書斎と両親の寝室だけ…耳を済ますと「あんっ。あ〜ん」と小さく声が聞こえる、こんな声聞きたくないテレビをつけ大音量にする、間もなく2階からバタバタと母がおりてくる…着衣は乱れ気味、頬は紅潮し少し汗ばんでいる、口紅はズレた部分がある。母から出た言葉は「あら?さき〜!予備校に行ったんじゃなかったの?」 呆れた…夫婦そろって。『何してんのよ』そのまま玄関まで走った。バラの花
    サーター  [9,423]
  • あの朝に…4

    4父は浮気していたのだ。父に絶望した私は母のいる家へ急いだ。母へのプレゼントに真っ赤なバラを買って…玄関には鍵がかかっていた。家にいる時は鍵を閉めないのに…傘立てには見慣れぬ傘が入っていた。鍵を開け中に入ると、ここにも見知らぬ靴が、お客さん…?と思いリビングに入ると電話の留守電ボタンが点滅している、再生するとさっきまで後を追い掛けていた父の声…「すまない…今日は接待で遅くなる。誕生日おめでとう」
    サーター  [9,043]
  • あの朝に…3

    3今ちらっと見えたのは確か…運転席には、以前開いた我が家の新築パーティに来た、父の部下の人で…親しげに話していたし、綺麗な人だったので一度しか見たことがないが覚えている。なぜだか胸騒ぎがしたので後を追うことにした。信号にひっかかっていたので、すぐ追い付くことができた。雨で見えにくいが信号待ちのたび二人が寄り添っているように見えるのは気のせいだろうか…?しばらく車を走らせるとラブホテル街へ、迷う様
    サーター  [8,961]
  • あの朝に…2

    2そんな私だから責められても最初は我慢した。両親の機嫌をとろうと努力もした。でも、それはしなければ良かったこと。そして昨日は母の誕生日…天気予報は外れ突然雨が降ってきた。父は電車通勤、母の誕生日で帰りは遅くならないだろうと思い、会社まで車で迎えに行くことにした。しばらくして父の姿が確認できた。傘をさし待つこちらには気付かず駅とは逆の方向へ、父は早足で迷いなく赤い車に乗り込む。まもなく父を乗せた車
    サーター  [9,785]
  • あの朝に…1

    1 んんっ…?フワフワと優しい感触が足をつたう。目を開けると私は薄暗い場所にいた。足元には猫がいる。 立ち上がり少し歩くと知らない町並み、どうやら疲れ果て路地で寝てしまったようだ、昨夜のことは思い出したくもない…私が大学に落ちたことで両親が喧嘩し、二人は期待を裏切った私を責め始めた。そんな生活に嫌気がさし私は家出した。 今まで一度も両親の言うことに逆らったこともなく…高校でできた彼氏とはキスもし
    サーター  [10,528]
 

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