官能小説!(PC版)

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イサヤの投稿された作品が60件見つかりました。

 
  • セタンスクレ20

    「原島くんもう出る?」喫煙所に行く途中声をかけてきたのはベテラン事務員の森本さんだった。云わば、お局の。「いえ、何かありました?」「佐木くんにって電話なんだけどここの得意先って原島くんに移ったよね、私分からないから出てくれない?」…森本さんの担当事務でもあるでしょ。俺より分かるんじゃない?って言えたらいいけどな。「分かりました」喫煙所に向かう足を元に戻し俺は素直に事務所に戻った。佐木が作成した引き
    イサヤ [1,186]
  • セタンスクレ19

    「原島、昼過ぎに荷物届くからそんまま加工屋に持ってけ!即納の分だ」「うわっマジですかぁ!俺14時から約束が…」「例の下請けだろ?そっちは荒井に頼んだからいい、俺も今から営業回るから来客来たら17時まで帰らねぇっつっとけ!」バタバタドタドタ。最近は毎日こんな感じ。そりゃ当たり前だ。誰かさんが急にいなくなったもんだからこんなでかくもない会社。1人いなくなるだけで営業内では結構なダメージが出てて、正直俺
    イサヤ [1,349]
  • セタンスクレ18

    「黒川所長…アイツに何かしたんですか?」佐木が営業に出てからタイミングを見計らって原島が耳打ちしてきた。いやいやナニされたのは俺だっつの。「バカ言ってねぇで仕事しろ」「いや、でもおかしいですよ。大人しく真面目に書類作ったりなんかして…病院行かせます?」真面目に仕事をしてのこの言われよう。佐木って奴はやはり、ある意味侮れない「当たり前の事を普通にやってんだ。別におかしくねぇだろ」「…何か…所長もおか
    イサヤ [1,329]
  • セタンスクレ17

    『佐木さんいらっしゃいますでしょうか?』ドクンと心臓が鳴る。基本電話なんて女性従業員が取るのに何故俺は反射的に取ってしまったんだろう。しかも今、このタイミングで。「…少々お待ちください」逃げるわけにもいかず覚悟を決める。「佐木、3番に電話」「はい」そう返事して佐木はすぐに受話器を取ったが俺は気付いたてゆうか原島もびっくりしてる…あ。周りの従業員も佐木の駄目具合さでまず代表的なのは電話の受け取りだ。
    イサヤ [1,349]
  • セタンスクレ16

    人間とは面倒な生き物だいくら態度を変えた所で心はなかなか分かってはくれない(くそ…っ何で俺が…)見ないようにしようと思う程俺の心は佐木の気配を意識しようとする―こんなの逆に変じゃねぇか。そう思ったがどうやら佐木の様子もおかしい。アイツの事だからいつも通り飄々としてるか必要以上に話し掛けてくんじゃねぇかと思ってたのに…佐木は自分の机の上にあるパソコンを見てんだか見てないんだか分からないような目でただ
    イサヤ [1,194]
  • セタンスクレ15

    帰宅してすぐ風呂に入った血が出るんじゃないかって位思い切り洗い流したせいで身体のあちこちがほんのりと赤く腫れてしまった完全に酒が抜けた後あの行為を思い出す度に何度も吐いた。『好き』だと?笑わせんなあんなのは欲望を満たすためだけのただの強姦だ。「くそ…っいてぇ…」腰がダルい…ふとした時にあの違和感が蘇ってまた嘔吐しそうになる…でも、決めたんだ。なかった事にする。全てなかった事にして俺は奴に無関心を決
    イサヤ [1,240]
  • セタンスクレ14

    俺は社長から一部始終を聞いた挨拶周りに行くと知った時多少情報が漏れるだろうとは思ってたから大体は予想がついてたでも中にはでっち上げ話も沢山あって社長は信じてなかったなんて言ったがまさに嘘の話『お前の為にって俺も焦ってたし』そういうこと、か「『アイツは必ず伸びる、クビにするなら俺を切れ』って黒川に言われてさ彼に辞められちゃこっちもたまんないから課題をつける事にしたんだ」ガラにもなく必死になっちゃって
    イサヤ [1,220]
  • セタンスクレ13

    「見直したよ佐木君」言いながら社長は楽しそうにコーヒーをすする。もう俺には関係無いと思うけどなぁ「いえ、全て黒川所長の御指導のもとなので、僕は何もしておりません」では、と去ろうとした「確かに。黒川が引き止めてくれたおかげで俺は勿体無い事せずに済んだよ。1ヶ月の件なんて1日で逆転したなぁ」はははと笑う社長今何を言った?「…失礼ですが…何の話ですか?」「ん?ああ、いいんだよ。もう君のクビ、繋げる事にす
    イサヤ [1,360]
  • セタンスクレ12

    2連休が過ぎた。どうせクビだし欠勤しようかと思ったがとりあえず行く事にした会社へ着いた瞬間すぐに社長に呼ばれもう話が回ってんのかと思ったが室内を覗くと所長はまだ来てないようで少し疑問に思う。(はぁ…この無駄に厚い壁のせいかやっぱちょっとは緊張するなぁ)なんて思いながら俺は社長室のドアをノックした。「社長、失礼します」どうぞと聞こえ中に入ると俺のどの想像とも異なった満面の笑みをした社長がいた「まぁ掛
    イサヤ [1,173]
  • セタンスクレ11

    冬の朝はまだ薄暗い。ごそごそいう音にふと目が覚めたぼんやりした視界にフラフラとグラつきながら立ち去って行く影が映る。…多分酒のせいでは無い俺が酷くしたから腰とケツにきたんだろう。別に話してたわけでも無いのにドアからガチャリという閉鎖音が聴こえた瞬間途端に虚しくなった。(行ってしまった)黒川さんもう目も合わせてくれないだろうなてゆうかもう会社もクビか…明日が休みで良かったとか次の職場探さないととか黒
    イサヤ [1,322]
 

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