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輪廻 の投稿された作品が97件見つかりました。
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予感 完
「ああっ……。はぁ…はぁ…はぁ…」成美は自分の中に浸透していく感触に、満足していた。「美紀とは……帰ったら話をつけるよ」「はい……」「不思議だ……なんで始めからこうしなかったんだろう……」「でも最後には……こうすることが決まっていたんですね……」「美紀…………愛してる…けど、一週間て約束だろ?」「嘘………………」美紀の胸に何かが置かれた感覚だった。次第に感覚として伝わり、それは美紀の全てを停止せ
輪廻 [6,719] -
予感 35
「……あ…………あ………ぁ……」美紀の体は全く動かなくなっていた。膣からは白濁した液体がごぽごぽと泡立っていた。髪は乱れ、ガラス細工のような大きな瞳、整った鼻筋、ふっくらした頬、唇には精液が塗りたくられたようにかけられていた。「功…………一郎…………………ど…こ?」6日目の朝。「功一郎……私と結婚して…」「え?」「あなたの全部が欲しいの…主人となら別れるから」その後、答えを濁しながらも功一郎は美
輪廻 [6,482] -
予感 34
「成美…」「今の主人と、その家庭は築けそうにありません」「!?」成美は景色から目を離さずに言った。「守さん、奥さんとの時で避妊は慣れているというような事を仰ってましたよね」「はい」「主人もです。私はいつでも仕事は辞めれます。辞める覚悟はあります。でも、子供は要らないって」成美は珈琲を啜って、雲行きの怪しくなってきた外を見つめた。そして守の方を向いた。守も成美の瞳を見つめた。「私、あなたと家庭を築
輪廻 [5,924] -
予感 33
「ええ、これで全行程完了です。…ええ…じゃあ現地解散で…はい、お疲れ様です」守はため息をつき、携帯電話の電源を切った。あれから6日後、結局全日程を費やした守と成美は、予定通り飛行機で帰る事にしていた。出発前夜の今日まで、2人は距離を置いたままだった。「成美さん、寝台にしませんか」ホテルで荷物をまとめていた2人は決めかねていた。「そんな。これから飛行機のチケットをとらないと…もう間に合わな…?!」
輪廻 [5,442] -
予感 32
美紀はまだ少しぼうっとしていた意識が、すぐにはっきりしていくのを感じた。功一郎の肉根をゆっくり受け入れていくのと同時だった。「動いて…ゆっくり……んん」功一郎のそれは着実に根元まで入りきり、美紀はそれを悦に入った表情で迎えた。「はぁっ…!そう、ゆっくり…ぃ」ゆっくりした速度を保ったまま、功一郎は美紀の乳首を指で弄った。「んっ!…あぁ…!ああ…」功一郎の挿入がだんだんと速まっていく中、美紀は喘ぎ、
輪廻 [5,919] -
予感 21
「なかなかいけるルームサービスでしたね」美紀は裸体をシーツでくるんで食事をしていた。髪は乱れ、さながら起き抜けといった感じだった。「私、シャワー浴びようかな」「そうですか、残念。乱れているままの美紀も好きなんですが…」「ふふ、功一郎…きて」美紀は功一郎を抱き寄せ、早速勃起し始めた彼の肉根を握って、しごいた。「シャワーの前に一回してあげる」「あっ…!美紀…激し…」「我慢、我慢」美紀はほぼ限界まで功
輪廻 [6,334] -
予感 11
「じゃあ、ゆっくり動きます…。美紀はもう少し力を抜いて…」「そんなこと……言われても…っ」美紀は身体を落ち着かせようと意識する度に、功一郎の熱いモノにより一層敏感に反応していた。(想像と全然違う……。身体の…全部が…気持ち良いって言っているみたい)功一郎に脚を開かされ、さらに根元まで挿入された。「熱くてドクドクしてる……イキそう?」「そんな風に言われるとなおさら…」美紀は微笑んで、功一郎にさらな
輪廻 [6,684] -
snow love 76(完)
律子は嬉しかった。今まで辛くて苦しい出来事ばかりだったし、これからもそういう目に遭うかもしれない。だけれど、倉真と美月がいるならば。「私…精一杯、二人のために頑張ります」律子の応えに二人は笑顔を返した。一カ月後…。澄越三春と君人の名が刻んである墓石の前に、三人は立っていた。「必ず、犯人を捜しだすからね。あの男を…」「澄越…見ててくれ」「澄越さん…」律子はあの日を思い出すと、今でも震えが止まらなく
輪廻 [4,859] -
snow love 75
「澄越を不倫相手に選んでいたのもあの律子の義父。うまく彼女たちを丸め込めば、学校内に氷牟田と澄越たちという二つのパイプができる」「そ、そんな、そうだとして…。そうだとしたら、氷牟田くんと新島さんのお義父さんは知り合いで、新島さんは最初からこうなるように仕組まれていたの?」「律子があまりに無関係過ぎるんだ。いくらなんでも自分の義理の娘まで巻き込む必要は無かった…。」「そして澄越さんたちすら利用して
輪廻 [3,647] -
snow love 74
「澄越は全部知っていたんだ。でも、あまりに理不尽な弟の死を受け入れられずに…それで…」美月は声を上げて泣いた。それは自分の生徒が死んでしまったという悲しみだけではなく、何か計り知れない大きな悲しみが原因でもあった。「…問題は氷牟田なんだ」「………?」「氷牟田亮司、という男は…存在しない」「?どういう…」「名前も住所も架空だ…どうしてこんなやつがうちの学校にいたのか…」「…協力者、そうだ!彼には協
輪廻 [3,756]