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小椋都 の投稿された作品が29件見つかりました。
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Kind of love NO.3
『散歩道〜三上愛理奈の場合〜』?「彼と初めてHしたのはけっこう最近なんです。色々あったんで。」「色々ってケンカとか?」「ケンカっていうか、ちょっと気まずくなっちゃったことがあったんです。」真紀は頷きながらペンを走らせた。「私は、今の彼氏が初めてじゃなかったんです。中学の時に好奇心で先輩としちゃって。それを彼が知ってしまったんです。」「なるほど。彼は愛理奈ちゃんが初めて?」「はい。だから私も初めて
小椋都 [4,326] -
Kind of love NO.2
『散歩道〜三上愛理奈の場合〜』?「じゃあ…今彼との出会いから聞かせてもらおうかな?」真紀はレコーダーをテーブルに置き、応募書類と書き込みができるようにペンとノートを出した。「はい。彼は同級生で隣のクラスなんです。」愛理奈は頬をピンク色にしながら話した。「愛理奈ちゃんは2年生だよね。1年の時に同じクラスだったとか?」「いえ。初めて会ったのは中3の時なんです。」「中学も一緒だったの?」「中学は別で、
小椋都 [6,231] -
Kind of love NO.1
『散歩道〜三上愛理奈の場合〜』?宮坂真紀は急いでタクシーを拾って隣街のカフェへ向かっている。今日は女子高生と待ち合わせなのだ。彼女は雑誌編集者。女子高生から主婦に至るまで、人気を誇る女性誌『Call』の担当だ。26歳、独身。彼氏ナシ。そんな彼女は今回、特別企画の読者体験コーナーを任された。しかもテーマは『恋愛とセックス』しばらくどちらもしていない真紀にとっては酷な仕事なのだが、上司の命令は絶対で
小椋都 [7,326] -
星に願いを NO.26(完)
あれから8年経って、私は小さな恋愛を2回。大きな恋愛を1回した。大きな恋愛の相手は私の旦那様になって、私は妻とママになった。大嫌いだった母はすっかり孫バカになってしまって、息子を甘やかす。困ったものだ。時々、「あんたが小さい時もこうした。」と口を出す。尻軽だと思っていた母。本当は寂しかったのかもしれない。今はそう思う。5日前、差出人のわからない封筒が届いた。ニューヨークからだった。開けてみると、
小椋都 [8,611] -
星に願いを NO.25
それから毎日、私と秀太郎は抱き合った。どちらかが誘うってわけでもなく、お互いが目を合わせれば唇が重なり合って、裸になって。「あ…。ここにもあった。」「そんなとこに…?」「うん。けっこう大きい。」秀太郎は最中に私のホクロを見つけては舌で愛撫した。私は妙にそれをいやらしく感じてしまい、ソコを濡らす。秀太郎の前で私は女だった。コトを終えると秀太郎の腕の中で、たわいもない話をした。今日何があったかとか、
小椋都 [8,893] -
星に願いを NO.24
じんわりとソコに圧迫と痛みが走った。「はぁ…っ…いた…っ」「ごめ…止まれないんだ…」秀太郎の顔が歪んでいた。一度も見たことなかった秀太郎の色気を私は見逃さなかった。秀太郎が感じてくれている。そう思うと痛みなど平気だと思った。ジュク…ッ…ジュチュ…私のソコと彼のモノが重なり合っている喜びで、私の目から涙が溢れた。秀太郎は私の涙を拭うと深いキスをした。人の肌の温かさ、唇の柔らかさ、優しく力強い腕を感
小椋都 [9,655] -
星に願いを NO.23
初めて見る男性のモノ。秀太郎と優しく爽やかなイメージとは違う、別の生き物のように感じた。「怖い…?」秀太郎は私に覆い被さり、優しく髪を撫でながら言った。「緊張してるだけ。」私は小さく答えた。秀太郎は私のひたい、まぶた、頬に唇を落とすとスッと私から離れてガサガサと引き出しから小さな箱を取り出した。私はそれが何かすぐにわかった。「ふぅ。緊張するな。」秀太郎は照れくさそうに笑った。私はその顔を見て安心
小椋都 [9,534] -
星に願いを NO.22
秀太郎の愛撫は本当に優しかった。よく、初体験は怖かったとか聞くけれど、私は全く怖れてはいなかった。むしろ、秀太郎が与えてくれる快感をより一層得ようとしていた。秀太郎は胸への愛撫を止め、私のジーンズを脱がした。下着がグショグショでぴったりと私に貼りついている。「あぁっ…あぁ…っ」秀太郎は下着の上から私が最も感じる突起をぐりぐりと擦った。ますます蜜が溢れだし、秀太郎の指を濡らして行く。私は秀太郎から
小椋都 [10,284] -
星に願いを NO.21
私はキスをするのは初めてだった。こんなに唇が柔らかい何て知らなかった。そして、自分の舌が感じる事も知らなかった。秀太郎は私の舌を舐め回し、私は秀太郎のタバコの味を確かめていた。秀太郎の腕が私の背中や腰にまわり、あちこちにぶつかりながら、私たちはベッドへ向かっていた。途中で私のTシャツを脱がし、自分も上半身を裸にして秀太郎は優しく私をベッドに倒した。そのまま何度もキスをすると、ゆっくりと彼の掌が恐
小椋都 [8,983] -
星に願いを NO.20
私たちはそのまま外を見つめていた。部屋の明かりは着けず、手にはビールの缶を持ったままだった。どれくらいの時間が経っただろうか。秀太郎がタバコに火をつけた。私はそれを見ていた。秀太郎は私の視線に気づくと、そのまま反らさずにずっと見つめていた。真っ黒な瞳。私は恥ずかしくなって目を反らした。そんな私の腕を秀太郎が掴んだ。大きな掌を私の二の腕はしっかり感じている。「何…?」私はうつ向いたまま、ポツンと話
小椋都 [7,871]