官能小説!(PC版)

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輪廻の投稿された作品が144件見つかりました。

 
  • ラック・ガール #21

    「マスター!私やっぱり今日お仕事させて………下さい……」リルナが店に帰ると、マスターがカウンターに立ち、席には落ち着いた雰囲気の、長い黒髪の女性が座っていた。今でこそドレス姿だが、着物が似合いそうな和風美人だった。顔立ちはすらっとしていた。首に年季の入った、少し大きなネックレスをしているためか、細く華奢で、リルナはどこか儚げな印象を受けた。「こ、こんにちは…」「お帰りリルナちゃん」「え?」きょとん
    輪廻 [1,849]
  • ラック・ガール #20

    空がオレンジに染まり始める頃、リルナは帰り支度を始めていた。「藍原、いいか?」隣のクラスの男子生徒だった。「なに?」リルナはあまり話したことがないが、感じの良い男子だと思った。噂では確かサッカー部のレギュラーで、同部の女子マネージャーと交際していたとかいなかったとか。「あっ藍原、俺と付き合ってくれ!」「え!?」リルナはまさかの申し出に目を丸くしていた。容姿のせいでいじめはされたが、告白されたことな
    輪廻 [3,314]
  • ラック・ガール #19

    「えっ…」「自分だけどっか遠くにいるみたいな…その眼だよ」「そんなこと…」――見透かされている―蹴人にはいつか全て、ばれてしまう。ふとリルナにそんな思いが過ぎった。「じゃあ、もうしないもん」「そうしてくれ」「え?」「…………寂しいんだよ、その眼」「…?」「お前、案外みんなから心配されてること、自覚しろよ」「久波くん」言い残して彼は去っていった。蹴人の顔が真っ赤なのを見てしまったが、リルナは彼の言葉
    輪廻 [2,657]
  • ラック・ガール #18

    「久波くん、どうしたの?」「こっちのセリフだよ。藍原のそんなツラ、初めて見たからさ」クラスの誰も、友人ですら気付かなかったことに、彼は気付いていた。それだけでリルナは泣きそうになった。「…なんか、あったのか?」全て話したかったが、バイト先の話としては上手い例えが出てこなかったし、なぐさめてもらってはただ甘えているだけになる。「なんにもないよ。久波くん、ヘンなの」「そ、そうか?」自分のカンが外れて恥
    輪廻 [2,720]
  • ラック・ガール #17

    「…ら、藍原!」「はいっ!!喜んで!」教室中がその素っ頓狂な返事に笑った。「藍原、ヘンな店じゃないんだからな…まったく。この問題、分かるか?」「えっ……………2ルート、5ですか?」「おお、正解」教室中から小さく驚きの歓声が聞こえた。隣に座る久波蹴人は、黙って彼女を見つめていた。昼休みに彼から屋上に呼び出されたと、友人のアミとミナに話すと、告白だと茶化された。「いよいよじゃん!リル、頑張って」「違う
    輪廻 [2,610]
  • ラック・ガール #16

    「ちゃ………………リルナちゃん……!!」耳鳴りの向こうで、微かにマスターの声がして、リルナはぴくっと指を動かした。「…………!……」「喋らなくて良いから!すぐにシャワー浴びましょう!」抱き上げられたリルナは、そのまま眠りに落ちそうになった。小便をかけられ、残りはあと十数人というところまでは覚えているのだが、とリルナは思い返していた。不意に温かいシャワーのお湯が、体を包んだ。マスターが丁寧にリルナの
    輪廻 [2,786]
  • ラック・ガール #15

    (負けない……ッ!!!マスターが助けてくれるって、信じて……!!え……!!?)「んん!!?んッーーー!!」「尻のナカに射(だ)しちまった!へへ、でも尻ならいいよな!?」「オラ、次だ!!」「早くしろ!」「そん次は俺だ!!」(マスター………!!助けて……!)一時間ほどしても、一向に男たちの数は減っているようには感じられなかった。相変わらずマスターの声は聞こえない。「はぁ…!!はぁ…!!あっ…!!やぁ…
    輪廻 [2,816]
  • ラック・ガール #14

    絶えず男根はリルナの口にくわえられ、明らかに一人で五回ほど、リルナに小便をかけ、納まらない勃起を彼女に始末させる輩がいた。「ぷぱぁあ!!らめッ…!!三回までッんぐぅ!!!くふ…!!んぐぅぅ!!」「嬢ちゃん!!お尻ちょうだいよお尻!」「早く入れさせてくれ〜!!!」(どうしよう…!!!ルール通りの数じゃなきゃ、とてもこなしきれない!)リルナは、マスターの制止が通じるまで男たちを満足させ続けるしかなかっ
    輪廻 [2,969]
  • ラック・ガール #13

    リルナは「私ならできる」とぶつぶつ呟き、どんどん恐怖で緊張していく体を騙した。「さ、出番ヨ……」「は、はい……」ステージに上ると、見たこともない数の裸の男たちが、リルナが立つ舞台を取り囲んでいた。「こ…こんばんは!!」怒号の様な歓声が場内に鳴り響いた。「すごい…お客さんの数!!それに…き、今日はリルに、お…おしっこ一回多くかけていってね!みんなのが飲みたいな!」「うぉぉおお!!」「早くヤらせてくれ
    輪廻 [2,624]
  • ラック・ガール #12

    マスターが過去の記憶から意識を戻すと、リルナは既に舞台にはいなかった。「いやぁ今日も最高だったぜマスター!!」「明日も来ますよ!!」「ええ、毎度どうも!」リルナは既にシャワー室に向かったようだった。彼女は眉を吊り上げ、むくれていた。「マスターったら途中から全然見てないんだもん!!ひどいよ!」「ごめんごめん!でもたった二日で凄いお客さんの数ネ…」「うん。ちょっと疲れちゃったかな……。じゃあ、先に寝る
    輪廻 [2,752]
 

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