官能小説!(PC版)

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ナナ の投稿された作品が4件見つかりました。

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  • 緋色2

    始まりはいつも唐突だった。下に、つい4ヶ月前、結婚したばかりの両親がいても気にしない。時間も決まってない。どちらの部屋でヤるかも関係ない。いきなり掴みよせられたときはもう、強く顎を下から上げられ噛みつくキスが始まっていた。「………ッ!」息苦しさと苛立ちをいっしょくたにして、理央は、覆い被さる肩へ拳を打ち付ける。もちろん、鉄の固さが返るだけなのはとっくに学習ずみだが、ただの言いなりは腹の虫が治まら
    ナナ  [5,401]
  • 緋色

    自分の部屋のノブへ手をかけた途端、後ろから強く二の腕を掴まれて、気が付けば向かいにある弟のベッドへなげだされていた。「仁!いきなり何しやがる!!」「何するって、ナニするんじゃん」「いい加減にしろよ!昨日もシただろ!」「しーっ、オニイチャン。あんま大声だすと『おかーさん』に聞こえる」「………ッ」ベッドへ押さえつける力強さはびくともしない。端正なだけに、僅かな表情の変化で優等生にも悪魔にもなる笑み。
    ナナ  [7,044]
  • 死神憑きの少年#2

    それもそのはず。ただでさえ怪しげな、なんとも形容しがたい霊感商法に頼ってみれば、やってきたのはアイドルタレントでも通用しそうな、少年の域をでない子供ときた。清潔そうな、水分の多い瞳でにっこり笑って、少年は頭を下げた。細い腰に巻いたヒップバックにいくつもつけた何かのキャラクターらしきキーホルダーが、動作にあわせて乾いた音をたて、ますます不信感をあおる。そういう目で見られていることに慣れているのだろ
    ナナ  [2,810]
  • 死神憑きの少年#1

    「相馬凛(そうまりん)です。今日は宜しくお願いします」妙に行儀よくペコリと頭を下げた人物に対し、誰もが珍妙な顔をした。「君、いくつ?」「はい16です。あ、危ないので俺からは下がっててください」そこは中学校だった。いならぶ面子は勿論、教職員の面々、そして何故か警察、保護者。【神隠し】という言葉は昔からあって、それが時を経るごとに薄れ信憑性を失い、今となっては殆んど眉唾扱いされている。それがここ数日
    ナナ  [3,279]
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