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吉田理 の投稿された作品が38件見つかりました。
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Ready Go?!?
今ここで、腕をのばし星史朗の首に巻き付けて、女の子のように瞳をうるうる潤ませて…「星史朗ぉ…もう好きにしてぇん」なんて甘ったるい声でおねだりしたら、星史朗はどうなるのかな…?「キモイ?!」と言って僕を殴り倒すのかな…?それとも「ぶちゅ!!」とキスして僕を押し倒すのかな…???『パリの恋人』のパク・シニャンみたいに本当に素敵な笑顔で僕を見つめ続ける星史朗…。そんなに見つめられたら僕、今すぐマジで学
吉田理 [6,679] -
Ready Go?!?
星史朗は頬を大きく膨らませ、「シロは、すごく…嬉しそうに…シッポを振るのに…」と唇もとんがらせてそう言った。「だからぁ!僕はシロ(犬)ぢゃぁないってば?」僕は怒りながら頭の泡を流し落とした。「ふん」ぷいッとすると、星史朗はサッサと学ランに袖を通し始めた。「待てよ!入江が『一緒に帰ろう』って言ってただろ…!」僕も大急ぎで学ランを着た。髪の毛は、ポタポタ雫が滴ってる。「晶子…か…あいつ…ウザイ」と言
吉田理 [5,667] -
Ready Go?!?
更衣室に着くと、もう星史朗はシャワーを浴びた後だった。僕は、シャワーなんか悠長に浴びてたら星史朗に逃げられてしまう!と、おお慌てでロッカーの中から下着やらジャージやらを引っ張り出して早々と身につけるのだった。「…春彦…お前…シャワー浴びないのか…?」と、星史朗が言う。眼鏡の中の目がやはり僕を睨んでる…。「うん!星史朗に逃げられたら、僕は入江に殺されるからね」僕はそれでもめげずに鈍感力をフル回転さ
吉田理 [6,032] -
Ready Go?!?
「星ちゃん、待ってよ〜!一緒に帰ろよ!宗近なんかヨダレ垂らして、マヌケ面で星ちゃん、上がるの待ってたんだからねぇ〜!!」(……性格は悪すぎるぞ!入江晶子………???)「絶対に…嫌だ…!!」振り向きもせずにどんどん更衣室の方へ向かう星史朗。入江と星史朗はいわゆる、家がお隣同士の幼馴染みであった。「宗近〜ぁ!星ちゃん捕まえておいてぇ〜!!私も着替えて来るから!!!」「えっ…?!でもぉ〜?」(…僕、星
吉田理 [5,610] -
Ready Go?!?
鍛えあげられた星史朗の身体。あの大胸筋に顔を埋めてグリグリしまいたい…!あの上腕三頭筋で息も出来ないぐらい抱きしめられたい…!「…宗近…また…ヨダレ」小声で入江が僕に肘鉄を食らわせながら指摘する。「あぃ…っ?!」今度は左の口角から垂れてる…!慌てて僕はそれを拭った。星史朗は、切れ長の目で僕をキッと睨み、くるりっ、踵を返すと、すたすた更衣室へ向かってゆく。普段でも無口でどこか冷めているような、怒っ
吉田理 [5,741] -
Ready Go?!
プールから弾ける水しぶき僕は思わず見とれてしまった。まるでイルカのように泳ぐ佐藤星史朗。かっこよすぎる…!!!「っ………ぅ」僕の右の口角からヨダレが垂れた。「宗近…アンタ、ヨダレ…拭きなさいよ!!」マネージャーの入江晶子がバスタオルを僕の顔に投げつけた。「ぶっ!?何するんだよぉー星史朗が見えねーじゃんかよ!!!」「ふん、ほぉ〜もぉ〜!!キモイ!エロイ!トロイ!ノロマなカメ吉が口ごたえするなんて生
吉田理 [6,989] -
桜吹雪の下で〈終〉
また、桜の花びらが風に流され舞い踊る…最高のシチュエーション…和雪の両腕が日向の腰をより強く引き寄せる。2人はお互いの唇を深く深く求め合うのであった。さあ!和雪の妄想が現実に変わろうと…?!「ぎゃあ〜ぁ!股間密着しまくりのべろチュウしてるぅ〜!やっぱりデキテタのね!!いやらしい!!ひなた〜死ねぇ〜!!」伊野先輩…なぜ、アンタはそこにいる???「きやっほぉーぅ!キスしたわ、キス。ひなたからキスした
吉田理 [3,925] -
桜吹雪の下で?
「日向…愛してる」と、言ったきり動かない和雪。和雪に抱きしめられて、僕はだんだんうっとりしてきた。和雪に…キスされてもいいかも…と、上を見上げた。…がっちょーん!!泣いているではないか?!あの和雪がぁー!!ありえない!声もたてずにボロボロ涙を流して泣いているではないか?!?!怖すぎる…。あのタカビーでゴーマンで俺様な的、和雪が泣いている。僕は…困った。どうしょう…どうしょう。もし病気が再発したら
吉田理 [3,648] -
桜吹雪の下で?
俺は…。「日向…愛しているよ」と呟いたまま動けずにいた。妄想の中での俺は大暴走しまくりのバリバリ過激で、ガンガンいやらしく、日向を思う存分ぐちょぐちょに汚しているのに…!実際の俺は何も出来ない腰抜け男…でしかなかった。「据え膳食わぬは男の恥」の典型的パターンである。…林…日向…死ぬほど………腹が……立つ…!!!だけど…。抱きしめた腕の中、日向の身体の温もりや髪の毛からほんのり香る匂いに俺の心が幸
吉田理 [3,429] -
桜吹雪の下で?
もう一度…。日向の唇を吸う…。微かに震える日向の肩…。俺は、お構いなしに日向の蕾に手を差し出した。「?!」驚く日向…。俺は、人指し指を入れて蕾の中を掻きほぐした。「嫌だぁ!!離せぇ!!」と、日向は叫ぶ。俺は、まったく聞く耳持たずで、必死で抵抗する邪魔な日向の両手をネクタイできつく結んで拘束した。「やめろっ!和雪!!」声に出してまだ抵抗する日向。仕方がないから俺は、日向のYシャツでうるさい日向の口
吉田理 [3,585]