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Ajuming‐Xの投稿された作品が32件見つかりました。
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勃起鼻、またの名をピノキオ 8
ピノキオはステンレス製の洗濯挟みを持って来る。その先にはロープがくくり付けられており、輪の部分を両端にあるベッドの脚へ掛けた。「嫌だ。なにするの」ミツコの視線が動く。「大丈夫、痛くないよ。敏感過ぎだと痛く感じるかもね…」そして鈍く光るそのハサミでミツコの乳首を挟んだ。「…っ!」「えっ、痛む?そんなに?」ピノキオが覗き込む。「イヤよ!あたし生理前だからおっぱい張っちゃってるの!イタイッ!もぎ取られそ
Ajuming‐X [933] -
勃起鼻、またの名をピノキオ 7
「んん…苦しい」タイトなスカートを脱がすと、ブラジャーとお揃いの小さなパンティーが顔を覗かせた。「ミツコちゃんの体が余りにもすべすべフワフワもっちりしていたから、つい、どんなに抱き締めてしまってもいいかと思って。苦しかったよね、ゴメン」ピノキオがその力をゆるめる。「あたしはマシュマロじゃないのよっ。…マシュマロだって加減過ぎれば弾力失って裂けちゃうんだからねっ!」「悪かった。さぁベッドへはいろっ!
Ajuming‐X [937] -
勃起鼻、またの名をピノキオ 6
鮮やかな水色をした総レース使いのブラジャー姿になったミツコだったが、何か様子がおかしい。胸の前で腕を組み、モジモジとしている。男は訊く。「どうしたの?フロント・ホックなら僕が外したいナァ、なんて」ミツコは意を決したように手際よくブラジャーを取った。ミツコの体に…―その女の体に、まあるく盛り上がった乳房が1、2、3、4つ…付いていた。「エヘヘ。…おっぱい4つは、嫌いですか…?」男は言葉を探した。それ
Ajuming‐X [819] -
勃起鼻、またの名をピノキオ 5
若い2人だ。激しく燃え盛る熱情をその2つの体で鎮火させる事の可能な行為…――セックスへ到るにさほど時間は必要なかった。ピノキオはミツコを自宅へ招く。それは紛れもなくミツコとセックスをするためである。部屋へ入るとミツコは視線だけを動かし、辺りを見渡した。7畳程のフローリングの小綺麗な部屋だった。清潔そうなシーツに枕カバー…シングルベッドが目に入る。――(ここで今夜、寝るんだわ)ミツコは何だか少しこそ
Ajuming‐X [886] -
勃起鼻、またの名をピノキオ 4
ミツコはピノキオの目をじっと見つめ、問う。「ところで、」「…ピノキオ君の彼女として知っておきたい事がある。排尿は、どうしてるの」「オシッコね。勿論ココから出てる。ジョボジョボと」「そう…ジョボジョボと」「うん。馬並のオシッコが」ミツコが言いづらそうに、言葉を選びながら問う。「その…アレの時はどうしてるの」「アレ?」「ん。男の子が興奮する…行為よ」「マスターベーションの事かな。ココをいじって、勿論コ
Ajuming‐X [813] -
勃起鼻、またの名をピノキオ 3
初めに告白をしたのはミツコのほうだった。「おなごめ君、ちょっといいかな」彼の職場である自然派居酒屋〈BONちゃん〉の厨房で日課の玄米研ぎをしていた男の背中へ、ミツコは近づいた。男の手が止まり、振り向く。3ヵ月前、ココヘ働きにやって来た女…たしかミツコと言ったっけ…。僕と同じ20代前半くらいか?カワイイ…娘だな。「何でしょうか?あ、あと今後は‘ピノキオ’って呼んで下さいね。皆、そう呼んでますんで」彼
Ajuming‐X [855] -
勃起鼻、またの名をピノキオ 2
彼はある意味で言えば、‘真っ正直なピノキオ’だった。街の女性たちは男を見て笑い、ある者は泣き出し、ある者は恐怖を隠しきれない様子で立ち去り、ある者は怒り、ある者は頬を赤らめうつむいた。彼だって‘人間の男’である。好きな女が出来れば男のソコは否応無く反応した。――それが、‘真っ正直なピノキオ’たる所以なのである。彼はけっして嘘はつけない。彼はけっしてソレを隠す事が出来ない。彼は、嘘つきではないピノキ
Ajuming‐X [978] -
勃起鼻、またの名をピノキオ 1
おなごめ・むさしと言うその男の名は、いかにも男性的な名ではあった。好きな女に対して愛が止まらない熱病があるのと同様、彼には特異体質的な持病があり、それは様々な物・事柄・シチュエーションにて、わずかでも官能的思考を認識するとそれを察知した彼の彼自身――ペニスがむくむくと勃起し、しかもそれは止むことがなく、しばらくの間そのむくむくが継続するという、奇病であった。その感受性は強く、勃起が止まらないのであ
Ajuming‐X [738] -
引き籠る陰茎 〜ねじれたロザリオ〜 後記
管理人さん、毎度お世話さまです。初の官能小説、処女作です。結構ノリノリで書けたかな。官能描写は少なかったですね。噴き出しつつ、股間をムズムズさせてもらえれば、嬉しいです。ここは18禁の場所ですから、エロ・グロのうち、「グロ」要素が入っていてもOKかな。もっと刺激的なものも書いてみたいです。では。
Ajuming‐X [624] -
引き籠る陰茎 〜ねじれたロザリオ〜 ラスト
ダリアは微笑み、言った。「アタシたちのこの行為は罪ではないの。みんな、やっているハズの事。ただ楽しいハズの事。それだけ。アタシ、楽しかった。嬉しかった。ありがとう」女は男の頬に触れ、食べるような口づけをした。目を開けるともうそこにダリアの姿はなかった。禁忌(Tabu)とは何なのだろう……男は遠くのほうでそんな思いがフッとよぎったが、それもすぐに通り過ぎた。ただ愛の意義だけが空回りしていた。
Ajuming‐X [616]