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管理人の投稿された作品が3447件見つかりました。
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まがりかど?
「けど、こういう小さい車を浅海ちゃんが運転してると、可愛いって感じだよね」私はぎょっとして小林を見た。明らかな口からでまかせ。吐いた瞬間から意味をもたない言葉。私はため息混じりに言う。「私、そういうの苦手なんですけど」自分で、男慣れしていないと暴露しているようなものだった。小林は面白そうに私の横顔をながめていた。
浅海 [3,267] -
まがりかど?
「まーね、普通の男は女から来られたらひくよね」「ですよね」「ん、でも一般論だよ〜?俺じゃないよ?」聞いてない。「俺」のことは。でも、わかっているのに聞いてしまう。「え、じゃあ「俺」はどうなんですか?」「俺?俺はねぇ、女の子から来てもらったら嬉しいけどね」私はため息をつく。「小林さん、本当に軽いですね」「ああそう?俺は仕事してない時はいつもこんな感じだから。浅海ちゃん、そこ左」本当にこの男は最低だ
浅海 [3,442] -
おともだち?
ルイは「今日は暑いね」と言いながら、エアコンの調節をはじめた。「ミチル、シャワー浴びない?」ルイはその場でもう、全裸になっている。美木が、私から体を離して、ルイにキスしに行った。乳房を揉みながら、長いディープキスを交わしている。中途半端にされた私の身体は、内側からうずき、気が変になりそうだった。仕方がないので、シャワールームへ逃げる。あとからルイが来ることを期待して。シャボンをつけて、洗い流そう
剣 [5,853] -
まがりかど?
いつもの私なら「あんまり焦ってないし」とか適当に流すのに、なんだか気弱になってしまっている。「…ん〜。今の彼とは結婚できるかどうか、わかんないですね」「どうして?」小林がくいついてくる。「だって、ちゃんと就職してないから」「んじゃあさ。既成事実つくっちゃえばいいんだよ。そしたら絶対ちゃんとするって」無神経なことを平気で言う。けれど、この男のそういう所は嫌いではなかった。「それもなんか嫌ですよ」左
浅海 [3,530] -
まがりかど?
「浅海ちゃん」助手席に乗せた男が、私の名前を呼ぶ。「はい。なんでしょう」私は真剣にハンドルを握りながら答えた。今日も休日出勤。13時間も働いてしまった。私は不機嫌だった。「結婚しないの?」「どうですかねぇ」私は飽きるほど問い掛けられたその台詞を、いつもと同じように返す。「けどさぁ。浅海ちゃんは彼氏と長いんでしょ?そろそろどうなの?」うるさいよ、と内心毒づく。この男…先輩の小林は31歳で、自分だっ
浅海 [4,532] -
おともだち?
勇気を出して美木の部屋の前まで来ていた。ドアホンを押そうか、迷っていると、後ろから声を掛けられた。美木が爽やかに微笑んでいた。「どうぞ」と、さりげなく部屋へ通される。「わたし…」何も言わなくていいとばかりに、美木はキスで私の口を封じた。唇を舐め回し、強引に舌を入れ、私のそれに絡めてくる。私の下着は早くも濡れていた。絨毯の上で横にされ、一枚づつ剥がされていく私。私の園は美木の舌でこじあけられ、今、
剣 [5,434] -
おともだち?
退屈な日々は終わり、私に新たな刺激が加わった。私は自分の部屋へ入ると、ルイと美木を思い描いて、自然とオナニーの世界へ入るのが日課となった。内側から鍵を掛け、私は全裸になり、ベッドに横たわる。自分の両手で乳房を愛撫し、乳首が硬く立ったところで、私の片方の手は、私の茂みへ流れる。指先で生温かく柔らかなその部分をリズミカルに捏ね繰り弄る。私の指がぬるぬるし出したところで、私はアソコへ静かに指を挿入する
剣 [5,641] -
メル友24
その日は会議と研修で、昼までで直帰の予定だった。市内からメールを入れてみた。『なんか見つかったか?』『まだ。なかなかないわ。仕事中でしょ?』『今日は研修で、昼まで。』『市内にいるの?』『そう。メル友に会えるかもって密かに期待してね』『主婦は忙しいのよ…と言っても私も買い物中(笑)。どこにいるの?』サキのいるショッピングセンターまで、電車で、ひと駅だ。『少しだけ…時間取れない?』『悩むなあ…このメ
ザクロ [4,737] -
メル友23
ユミは、サキのお持たせの菓子を盆に盛って、お茶の準備にキッチンへ。「あなた甘いもの食べる?」ユミに返事を返す前に、サキがうむを言わせず、一つ取って、オレの手の平に置いた。それから両手でオレの手をくるんだ。「はい、食べてね。」柔らかい…。ドキリとするオレの表情を見て、こっそり、「今日は妹だからね」ちょっと意地悪い笑顔…サキとユミは、また主婦の会話…オレはあまり好きではない甘いお菓子を、ぼそぼそと口
ザクロ [4,219] -
メル友22
次の朝、いつになく柔らかい表情のユミ…別に普段トゲトゲしてるわけではないが、ゆうべの夫婦の営みは、本当に久しぶりだった。どんな女もそういうかわいい一面がある。ゆうべのオレは、サキに刺激されてユミを抱いたわけではないので、余計な罪悪感もなく、旅行を続けることができた。その日から二日間、平穏に家族水入らずで過ごした。『旅行どうだった?ダウンしてない?』『いい休暇だったよ…お前の方は?』『ウチもいい一
ザクロ [4,338]