官能小説!(PC版)

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エレクチオンの投稿された作品が90件見つかりました。

 
  • アルビレオ39

    その上、元々が照れ屋で恥ずかしがり屋だった彼女はだから、留火への思い共々そういう性格もまた一層強化されてしまったのであり、余計に自分で自分をがんじがらめにしてしまうようになっていたのだ。 そしてそんな時に、留火がひょっこりと現れたのだがその出現は、少なからず彼女に喜びと共に動揺をもたらした、本当は嬉しくて嬉しくて仕方がないのに以前のように彼に素直に甘える事が出来なくなってしまっていたのである。 確
    エレクチオン [404]
  • アルビレオ38

     この地に転校してきてからと言うもの持ち前の明るさと負けん気、そして根性でたちまちの内に人望を博し、尚且つ総合成績も全校で常にTOP10以内と言う心身ともにずば抜けた能力、高潔さを保っていた彼女を女王達は放ってはおかなかった、今から六年ほど前に学院の地下一キロの地点に存在していた“秘密の礼拝堂”において事情を説明され、且つ本物の“グラン・ルグラン”に触れた彼女はだから、“一緒に戦って欲しい”、と言
    エレクチオン [447]
  • アルビレオ37

     ローズマリーは祈りの象徴、茨の剣は純潔の証。そしてその力は胸に秘めた思いが強ければ強いほど、相手に一途であればあるほど発揮される。 ここメリアヴェッラにはある一つの伝説があった、それは今から一千年以上前にまでさかのぼるが当時、人々の信望を集めたウルスラと言う女性騎士がいたのだ。天から祝福を与えられた彼女は同時に、“世界を一瞬で創造することも破壊することもできる”と言われる太古の秘宝“グラン・ルグ
    エレクチオン [377]
  • アルビレオ36

    「それではごきげんよう。行きましょ、エヴァリナ」「ええっ?あ、はいビアンカお姉さま・・・」 変わってしまった彼女の態度に戸惑いを覚えて立ち尽くす留火のすぐ横を、颯爽と挨拶しつつも真白が通り過ぎて行くが、するとそれを見たエヴァリナと呼ばれた少女もまた、彼にペコリと会釈をすると慌てて彼女の後を追う。「・・・・・」(いったい、どうなってるんだ・・・?) その姿を見送りながら留火の頭の中はフル回転していた
    エレクチオン [378]
  • アルビレオ35

    「どうしたの?何の騒ぎ・・・!!」「・・・・・っっ!!?」「あ・・・っっ!!!」 やや困惑しつつもそれでも少女が言葉を続けようとしていた、その時だ。 騒ぎを聞きつけて校舎から一人の乙女が顔を出すが彼女を見た瞬間、留火の表情が今度こそ固まってしまった、腰の辺りにまで伸びたストレートロングの見事な金髪に青空を凝縮したような透き通った碧眼の瞳、可愛く整った顔立ちに乳白色の艶やかな肌。 間違いない、真白だ
    エレクチオン [411]
  • アルビレオ34

    「え、あの。大丈夫なのですか!?」「ちょっと待ってて!!」 思わず駆け寄ろうとする少女をそう言って制すると、留火はそのままランボルギーニへと駆け寄って、運転席のドアを引きちぎる。 中から運転手を引きずり出して抱き抱えると跳躍し、一瞬で少女のそばまで戻ってきた。「そ、その方は・・・?」「・・・解んないけど。でもずっと前から意識はなかったと思うよ、僕が車を止める前から運転席でグッタリしていたもの、ハン
    エレクチオン [439]
  • アルビレオ33

     驚いて固まってしまう少女をしり目に、留火は平然としていたが見たところまだ買ってから一年も経っていないであろうその車は時速100キロ近くのスピードで正門へと向けて突進してきた、このままでは開きっぱなしのゲートを潜り抜けて校舎かどこかに激突し、下手をすれば大惨事になる可能性がある、放ってはおけない。「少し離れてて」 驚き戸惑う少女にそう告げると留火は暴走車へと向き直り、足を踏ん張らせて腰を深く落とす
    エレクチオン [586]
  • アルビレオ32

    「異国の方?何かお困りでしたら・・・」「助かります」 きっといいとこのお嬢様なのであろう彼女は物腰も柔らかく、言葉遣いも丁寧だったが何よりも留火が助かったと思ったのは、この目の前の少女がこのメリアヴェッラの制服を着用していたためである、つまりはここの生徒であることを表していたわけなのだが今は留火は、そんな少女の好意に最大限に甘えることにした、自分がここに来たわけや約束の時間が一時間以上過ぎても何の
    エレクチオン [383]
  • アルビレオ31

     しかしここではその限りではなかった、十一時半に、と言ったら大体その前後、三十分から一時間は待たされるのが普通であり、それ以外にもカルチャーショックは山ほどあったのだ。 再びロマリオを例にとると通常、アルコールを摂取した後の〆には(何故か)甘いものを食べるのが習わしであり、そのお隣のシャルルと言う国ではまだ仕事があるにも関わらずにお昼からワインを嗜んじゃうという、我々日本人から見ればもはややりたい
    エレクチオン [398]
  • アルビレオ30

     その力やコミュニケーション能力を利用して現地の人たちと交流を持つうちに、その地域の様々な問題を解決に導いてきた彼の名前は徐々に人々の口に上るようになって来た、本人は“止めてくれ”と言ったがその願いとは裏腹に、密かな人気者となっていたのだ、そして。 そんな彼に目を付けたいくつかの学校の使節が接触を図ってきたのである、“うちで勉強しなおさないか?”と。 その内の一つがメリアヴェッラだったのであり当然
    エレクチオン [433]
 

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