官能小説!(PC版)

トップページ >> よざくら の一覧

よざくら の投稿された作品が10件見つかりました。

  • 1
 
  • snow drop -7-

    「分かった様な言い方すんな!お前がアイツの何を知ってるっつーんだよ!!」まるで庇う様な言い方庇ってるのは自分自身のクセに。「何が忠犬だよっ…アイツを犬猫と一緒にすんじゃねぇ!」必死、必死で。これじゃ何かを隠して焦って言い訳してるガキと一緒だ言葉を出す事に自分が惨めになっていく「…じゃあ何なの?」…は?「相原にとって天宮って何」そこで初めて黒城と目が合った─深海の様な蒼い瞳まるで吸い込まれそうなそ
    よざくら  [3,482]
  • snow drop -6-

    「…な、んだよ…」何だか黒城がいつもと違ったから戸惑ってしまった「ずっと気になってたんだけど天宮って何で相原の事ハスって呼んでんの?」は?英時?何で今英時が出てくんだ?「…んなん知るかよ。ガキん頃からそうだったし…」んな事考えた事もない。別に気にする程の事でもなかったし…あれ?そういやアイツ中2くらいまでは俺の事名字で呼んでたっけ?…でもだから何だと言うんだ「…ふぅん。天宮って滅多に人の事名前で
    よざくら  [3,189]
  • snow drop -5-

    ─その時、俺にはその言葉の意味がよく分からなかった「何だソレ」と問いてみても黒城はただ笑っただけだった─「メール?」教室に向かう途中携帯が鳴った「…ん、英時から。バイトだから先帰るってつかまだいたのかよ…」だから待たなくていいって言ったのに「…へぇ。」「?何だよそのへぇって。」「…ま、遅刻指導も結構肉体労働だよねぇ。あ。もう5時だ」教室に入ると俺の問いには答えず窓を拭きながら黒城がそう言った「お
    よざくら  [3,835]
  • snow drop -4-

    あ。あん時と一緒だ。─「あ。相原」ゴミ置き場付近に座り込んでいた男は俺を見るなりそう言った「"あ"じゃねーよ馬鹿。お前ゴミ捨てに行くのに何時間かかってんの?」「ごめんごめん。おっきい荷物持って結構疲れちゃってさ」「おっきいってな…たかがゴミ一袋じゃん。しかもほとんど紙とかペットボトルだしよ」「うん。気持ち的にね?」何だそりゃ。「前から思ってたけど黒城って変な奴だよな」半場呆れがちに言い放ってやる
    よざくら  [2,691]
  • snow drop -3-

    式をサボっていた俺たち二人が入学早々職員室で渇をくらったのは、言うまでもない。─「お、ハス〜遅刻じゃん」そう言って笑いかけてきたのはガキの頃からの付き合いの英時だった「…小中高と…何でお前とはこう、縁がきれねぇんだよ。」冒頭にため息を漏らしながら言ってやった「そりゃアレだ。区域一緒だし、俺ら頭のレベルも互角だから?」「あぁ―っそ!」「それはともかく、今日アイツ来てんだぜ!」「アイツ…?」「窓際の
     [3,698]
  • snow drop -2-

    初めて見たとき、綺麗だなと思った。周りにあるものは綺麗と言うには難しい場所だったんだけれど。校舎の外れにあるゴミ置き場だったし。でも遠目なのに何て言うか…存在が綺麗だった。―\r「何か用?」わ…っ!じっとゴミ山を見つめ続けてたその綺麗な男が気配に気付いたのかくるりとコチラに振り返って笑った「や…別に、…何してんのそんなトコで。」「そんなトコ…?」まるでこっちが不審に思われる様な言い方をしやがるか
    よざくら  [4,568]
  • snow drop -1-

    雪がチラつく別に真冬でもないのに真っ白になるまで、あとすこし…―\r違う。違う違う。これはそうゆうんじゃない。絶対違う。単なる気の迷いとかそっち系で………いや…てか、そうでないと困る!目の前にいる男が一言口元を妖しく歪めて俺に言った「ねぇ、遊ぼうよ」やけに静かな口調のクセに酷く熱っぽい感覚に引きずり込まれるそんな声だけ俺の頭に無心響いた何がどうしてこうなったのか…
    よざくら  [6,860]
  • ブラインド-1ー

    まただ…目が覚めた。こんな真夜中ちょうど3時。締め切っているカーテンからは何の光もささない。私は、ここ最近夢を見る。同じ…夢…?あれは夢というのか…?それとも誰かが話ているだけ…?「…う…怖…」我ながら怖い考え。ここはマンションの12階。下にいる人の話声なんてよほど大きくなければ聞こえないのに…。あれは大声でもない。どちらかというと囁いている声だ。背景などは全くない。ただ真っ暗な闇だけが広がって
     [6,866]
  • ブラインド

    愛情は暖かく時に激しく時に甘くそして激しい狂気に変わる恐れず突き進むか尻尾をまいて逃げるかそれはあなたの自由です僕はあなたの選択のみ正しいと思い、お従い申し上げます。さぁ、僕の創造主。なんなりと…指図して下さいませすべては神の御心のままに…
     [9,203]
  • 黒豹

    「本当に綺麗ですね。あなたは」変態…【黒豹】「おかえりなさい。」学校から帰ってきた僕の顔をマジマジ見るなりトイレから出てきた様子の彼はそう言う。「?…どちら様ですか?」何だコイツ…少し長いボサボサ髪にかなりラフな服…。何か…いかにも苦学生って感じだ。眼鏡がそれを引き立たせてる。「久しぶりですね。」「…」知らないんだけど…。丁度、リビングから母親が顔を出す。「あ、ハルキ帰ってきたの?」「あ、うん…
    ブラック  [4,224]
  • 1
 

新着官能小説作品

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス