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ボーイズラブの官能小説に含まれる記事が1120件見つかりました。
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手錠?
互いの自身を、ズボン越しに擦り合わせる。「あっ…ん、れ…お…」 羽衣音を、机の上に押し倒す。 玲雄は、羽衣音のズボンと下着を脱がすと、足をM字に開いた。 玲雄を誘うように、ピンク色の羽衣音自身が、蜜を垂らしながら、孤立している。 玲雄は、堪らなくなって羽衣音自身に、舌を這わせた。「やっ…あぁ…」 羽衣音自身から溢れる蜜を指で掬うと、玲雄は、その指を蕾に挿入した。 クチュ…クチュ… 指を二本に増
うさこ [5,099] -
手錠?
放課後―。 いつものように、玲雄は羽衣音を生物室に呼び出した。「羽衣音、ごめん…」 玲雄は、羽衣音を抱き締めた。 いつものように、乱暴されると思っていた羽衣音は、玲雄の優しい抱擁に、一瞬戸惑った。「玲雄…?」「俺、知らなくて…羽衣音は、俺の事を思ってくれてたのに、酷い事しちゃって…。小峰先生に、聞いたよ…」「半分はそうだけど、半分は違う…」 物心ついた時、気付けば男しか愛せない体になっていた。
うさこ [5,276] -
手錠?
「睦又は今大事な時期だろう?進路を考える時期だ。羽衣音の体に溺れて、せっかく上がった成績を、下げてる場合じゃないだろ?羽衣音は、睦又が卒業するまでは、教師を貫くつもりだよ」 玲雄の目から、涙が溢れた。「俺は、馬鹿だなぁ…」 いつも、いつも、羽衣音は玲雄の事を考えてくれていたのに…。 羽衣音をいっぱい、いっぱい傷付けた…。「小峰先生、ありがとう…俺…羽衣音を信じるよ」「そういうことは、直接羽衣音に
うさこ [4,721] -
暁の空 3
もうそろそろ作業が終わるってときに、俺は勇気を振り絞って日野の名前を聞くことにした。「…ひ、日野。お前…名前なんていうの?」「名前?皐(さつき)。」「さつき…。(……可愛い)なんか女の人の名前みたいだな。」「よく言われるよ。松沢は?」「俺は、暁(あかつき)って書いて、暁(あきら)。」「…いいなぁ。かっこいい」「そ、そうかな……あれだよ!さつきも日野にあってて……良いよ!」「?…ありがとう。」そう
花ご [4,351] -
暁の空 2
ガラッ「失礼しまーす…」「おっ!来たな松沢!!こっちだ!!」…うわっ!俺この人苦手なんだよなぁー…。「この本をここに作者別に揃えて入れてくれ!…え〜と、日野!一緒に手伝ってやってくれ!!」そう言うと別の通路からトコトコと眼鏡をかけた奴が歩いてきた。「松沢を手伝ってやってくれ。」「分かりました。」…なん…か。イヤ。なんて言うか…。俺…ドキドキしてないか…?こぅ…可愛いって言うか、男なんだけど
花ご [4,522] -
暁の空
「おい!松沢!!!」ぁーあ…やっぱりかぁ…面倒くさ。「なんだ!その頭は!!春休み中に黒くしてこいって言っただろ!!」「…すいません。」なんだよ、染めてる奴なんか他にもいっぱいいるだろ「もういい。始業式が終わったら指導室に来い!」「はぁい…」ああ面倒くせーだいたい何処の世界にまともに直してくる奴がいんだよ…。そんなこんなで俺は教師の冷たい視線を浴びながら、始業式に出た。校長の話しは長くて眠たかった
花ご [4,600] -
少年群像
さっきまで喧しくゴムまりの様に跳ねていた心臓が一瞬柚木の声にビクリ、と震える。そして、ふらりと進み出た柚木の手が織部の腕に触れると今度は高熱を発しているような幻覚に襲われた。「俺だって噂のスプリンターの走り、見てみたいし…」すらりとした長身と柚木を力強く抱いた引き締まった筋肉。それだけでも彼の、織部の美しい走りを連想させるに充分すぎる要素だった。「柚木さん…」そこにはさっきまではかなげに佇んで
みつぐ [5,562] -
少年群像
「…―柚木さんは、どうして陸部に行かないんですか?」 …………。「トレーニング、まだしてるんですよね?」すると、柚木は軽く首を振って吐き捨てるように言い放った。「まさか…何で俺が…」「わかりますよ…。柚木さんの体、筋肉…。スポーツやめた人の体じゃないし…」熱い肌。その下に感じられた若い筋肉は無駄のない見事な張りを持ち、細身ながらよく鍛えられた、織部のそれに負けない程の輝くような少年の肉体であった
みつぐ [4,316] -
少年群像
柚木はそんな織部を相変わらず冷めた表情で見つめている。しかし、まだ体は回復していないのか、腰を庇うようにして校門の外壁に体を寄り掛からせていた。そんな些細な仕草さえ男を惑わす媚態に見えて、織部は慌てて頭を振るう。「すみません!俺、今日どうかしてて、自分でも何でこんな……酷い事したって思ってます。だから、せめて、家まで送らせてください!」「…」じわりと背中に汗が滲む。そんな織部の必死な様子を柚木は
みつぐ [4,345] -
少年群像
汗で汚れたジャージを入れたスポーツバックを肩に下げ、目の前の黒く延びた影を追う。疲れた足取りで部室に向かい、こちらに歩いてくる同じ陸部の仲間を追い抜き、たった今校門を曲がったその影に声をかけた。「柚木さん!」ピクリッ、と一瞬止まる。「…」向けられた視線にどきりとし、耳が熱くなる。「…あの、…体、大丈夫ですか?」「…」我ながら間の抜けた台詞だと思う。保健室を追い出され、授業中は勿論部活の間さえも
みつぐ [4,138]