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ボーイズラブの官能小説に含まれる記事が1120件見つかりました。
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少年群像
「不相応な物に手を出すと、また後で後悔する事になるぞ。」「…」何処でせっかちな蝉が鳴いている。頭の奥の一点が氷の様に冷たかった。「…、さて」短い溜息をついた後、「俺はもう行くがお前はもう少し休んでから帰れ。鍵は…必要ないな。ったくどうすんだよコレ、」何故か鍵が壊れたドアの前で愚痴を言っている。「…優しいんですね」「愛してるからな」お前の体を、と悪戯っぽく付け加えていうとそのまま橋田はスタスタと出
みつぐ [4,244] -
少年群像
「危ないな…、思わず抱いてしまうとこだった…」「…どうして?」急に絡まっていた舌と指を離され、不思議そうに見つめ返す。「これ以上無理させて欠席されちゃ困るしな。」「昨日はしたくせに…」拗ねたように言い返す柚木に苦笑し、半分困ったような顔で橋田が応える。「お前に誘われて逆らえるはずないだろ?これでも我慢してんだよ。」そういうと、ポンッと柚木の肩を軽く叩いてベッドから離れる。「そういえば…アイツ…、
みつぐ [4,043] -
少年群像
……うっすらと白い景色が視界に入ってくる。頭はまだ芯がぼんやりとしてはっきりしない。…―ここは…?「起きたか。」少しハスキーで落ち着いた大人の男の声。「………先生…。」少し離れた壁際の机から立ち上がり橋田が近寄って来る。柚木が目覚めた時には陽は傾き、既に放課後になっていった。気怠い上体を起こそうとする柚木の胸元をスッ…と手が掠める。「ふぅん…」「!」口元を歪ませてニヒルな笑みを浮かべる。「それは
みつぐ [4,069] -
少年群像
自分はどうかしている…今日初めて会った年上の、しかも男に惹かれてる頭よりも先に身体が動き、理性よりも本能が反応してしまう。柚木の事を忘れられず再び部室を訪れ、死んだかの様にぐったりと動かない柚木を見つけた時、織部は今朝初めて彼に会ったという事も忘れ、傍に駆け寄らずにはいられなかった。そして未だ整理のつかない柚木への感情を引きずったまま、体はどうしようもなく彼を求め、遂には貪るように彼を犯してしま
みつぐ [4,018] -
少年群像
心地よい風に乗って窓の外から予鈴が聞こえてくる。同時に教室のドアが開く音や生徒の声で辺りが賑やかになる。抜けるような青空にそこだけ切り取ったかのような真っ白な雲が目に痛い程鮮明だ。今日はトラックをどれくらい走れるだろうか…?初夏を思わせる爽やかな風が織部の座る窓辺にも届き、それだけで肩や足、体が疼いてしまう。…―あの後、自分の腕の中でぐったりと意識を失ってしまった柚木を抱き抱え、織部は慌てて保健
みつぐ [4,639] -
少年群像
遂に俺の淫らな動きに性欲をむき出しにした織部が激しく俺を犯し始める。ぐちゅっ!ジュブジュブっ!…グチッ、ッちゃっちゃぷちゅぅ…「ッひぃーぁ、あぁあっ?!あんっ!いぃーあッイッ、ィイーよッ!」「せ、先輩ぃ、ハッ!ぁっ!」後ろに前に揺さ振られながら激しく全身を内側から縦に突き上げられる。「アぁっ!ぃッん、もっとっ!!あっ…!ハァ?!奥ぅ…っ!こ、擦ってぇ!あっヒィ!?」熱い柔かなものがねっとりと
みつぐ [4,857] -
少年群像
寧ろ彼を前にすると柚木は自分の中の汚れた部分をありありと感じさせられた。(でも、辛くない…)そう、知らぬ間に浄化されていくような…不思議だった。妙に落ち着いて安らぐ。(こいつに惹かれたのはこのせい…?)この不思議な感覚に惹かれたのかも知れない。自分の中の小さな発見に織部を見つめながら暫くぼんやり動かないでいた柚木を、織部は少し心配そうに覗いている。「…ゆ、ぎさん?」「なんでもない」怒った?柚木の
みつぐ [4,064] -
少年群像
「…」火が燈ったように熱っぽい彼の視線にまた下半身が疼く。口元も誘うように濡れて、俺の首筋に熱く荒い息がかかる。「…先輩、綺麗だ…」突然の告白に目を見開く。(…なにいって…)言葉の意図を計りかねている俺を残し、織部は俺の片足を膝裏からすくうようにして開かせる。自然と俺の体で床についているのは片足の爪先だけで、後は背中の壁に寄り掛かるように体重を支えるのみとなる。余りに不安定な姿勢に思わず織部の首
みつぐ [4,030] -
少年群像
織部も感じているのかさらに中で熱く大きくなり、動きも徐々に早くなる。グチャ、ッズチャ…ッチャ、ッチャ、ジュプ、ッぷちゅくちゅぅ、「っは、ふぁああ、ッあん!アヒッ、ァア!!」織部は力強く俺の腰を掴んだまま、更に奥へと打ち付けてくる。「ッハァ!…ぁ はひッ!」「こっち…むいて」ぐるっと腰を回され、繋がったまま器用に向きを変えらる。「っんふ…」硬く反り返った織部の巨根で敏感になった内壁を擦られ、腰
みつぐ [4,679] -
少年群像
「あっひ、ヒぃん、ぁ…アア」引っきりなしに溢れる喘ぎ声が更に織部の手の動きを煽る。「…柚木さん」「ぁ…」焦点が定まらない目と意識で彼を捕らえようと首を動かす。「…入れたい。」ハァ…、ッはァ…そう告げると彼は自分の前を寛がせ、大きく天を向いたそれを俺の目の前に曝す。ぁ…ゴクン、と喉がなる。早く挿れてほしい…、そして俺の中で疼いて仕方ないこの熱を全部奪い取ってほしい…。お互いに待ち焦がれた瞬間なの
みつぐ [4,554]