官能小説!(PC版)

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ボーイズラブの官能小説に含まれる記事が1120件見つかりました。

 
  • セタンスクレ29

    ―ザアアァア。目の前の鉄で出来た扉の横には『佐木』と書かれたプレートがあった。(ここを訪れる事なんて一生無いと思ってたのに…)一度も押さずに暫くインターホンに伸ばしっぱなしだった手を引っ込めて携帯を開いた。「…」機械的なリズムが流れるこの音はこんなにも酷くもどかしいものだっただろうか。"-プルル,プルルルル"『…只今、電話に出ることが出来ません。ご用件の方は発信音の後に―』ピー…「……………出
    イサヤ [1,124]
  • セタンスクレ28

    「犬みたいに所長に対してシッポ振りまくってたあいつが、それも急に何でなのか…って」「…そんなの…俺が聞きた…」「ま。…ねぇ所長、それはあなたがよく知ってるんじゃないですか?」「…え?」「俺はあなたじゃないんで、分からないですけど」言いながら俺はわざと意味ありげに笑った「俺じゃない…?俺…?」ああ、じれったいな「ええ。あなたの気持ちなんて、分からないです」沈黙所長は黙りこくって…「…っ!」あらら。真
    イサヤ [1,146]
  • セタンスクレ27

    「俺、怖くなりましたよ。ガキながらに…自分の守り方を分かってたあいつが」…何だよ、それ。「狂気を愛情だと思い込む事で自分を守ってたそれがいつしか当たり前になってたんでしょうね」「だから、所長の事もわざと怒らしてたんだって、分かってしまったんですよ、俺。仕事だって…本当は出来るんでしょ?」…そうだよあいつは…本当…は「……馬鹿じゃねぇか…アイツ」「…そうですね」「…ガキじゃあるまいし……」俺は頭を痛
    イサヤ [1,171]
  • セタンスクレ26

    暫く沈黙した後、意を決したかのように原島は深く息を吐いた「所長、佐木の裸…見たことあります?」「げは…っ!」あまりに唐突の質問に俺は煙草の煙にむせながら首を思い切り横にふった。「なん…っ」慌てる俺を余所に原島は至って真面目な顔をしている「ないですか?…腕とかは?」腕…?  何だ…?「…ねぇよ」第一気にしたことがなかった。あの時も俺は後ろからがんがん突かれてたし余裕無かったしそれに…佐木は脱いでなか
    イサヤ [1,481]
  • ラヴァーズ 12

    「ふ、じ…わら…さんっ…壊れちゃ…」執拗に蕾のなかで指を踊らせて、声が一際高くなる部分を攻め立てた。 「あ、は…う…っ」俺も限界越えてるんだけど…ずっとこのままでいたいから…もうすこし…。 堪えきれない快楽をぶつけるため、泉堂はシーツに噛みついていた。 だめだ、入れたい… 「泉堂さん、入れるよ?…入れて欲しい?」「は…い」濡れている膨らんだ先っぽを、いたぶるように押しつぶす。 「あう…っ」「泉堂さ
    にゃーす [3,291]
  • 必要悪 4

    「凄い…濡れてるよ、燐」無表情で氷みたいな奴の癖に、ヤッてるときは子供みたいになるそれも計算なんだろうけど感じやすい体も、変わってない… 「ぬるぬる」「言うな、ばか」尖らせた唇で、濡れてる亀裂をチュッと吸いあげると、燐の細い腰がビクッと麻痺した。 「あ…それ、きもちぃ…」「じゃあ、たくさんしてやるよ」唇で包んで、そのなかで舌を蠢かせる。 膝に両手を置いて、麻痺して跳ねるのを抑え込む。 「ア、アア、
    ポッキー [2,628]
  • 必要悪 3

    「うわ〜、やっぱ木戸って綺麗ずき…つか、置かない主義だよね」一人暮らしのアパートに、燐はずかずかと入って行った。 言われた通り、?LDKの部屋に物は殆どなく、必要最低限に留めている。 「これじゃあ、女の子にもてないよ?」からかうように笑う燐。 「必要ないよ、俺には」燐のつけてる、甘いような…なにかの花の匂い?が部屋をそっと包む。 燐は黒のパーカーを脱ぐと乱雑に放った。 「翔真、なんて名前、あんまな
    ポッキー [2,006]
  • 必要悪 2

    医学の力で変えた顔を、燐は不思議そうに撫でた。 「木戸なの?」俺はゾクゾクする背筋を伸ばし息を整えた。 「そうだよ」燐は歯を剥き出しにして笑った。 昔のまま、悪魔みたいに。 「なんで気づかなかったんだろう」無理もない、いくら名前は同じでも顔には面影はないし…俺は目立たないように最大限気を使っていたんだ そうして、燐を監察していた…今も変わらないか、確認していた。 そして、結果、燐は何一つ変わっ
    ポッキー [1,862]
  • 必要悪 1

    「…ははっ、お前…正気なわけ?僕を好きだって…?」藤咲燐はにっこり笑った。長い足を邪魔臭そうに組んで、まっすぐな黒髪に指を通した。 「遠藤…翔真さん、だっけ…?」俺の名前を味わうようにゆっくり吐き出して、笑顔はなおも張り付いたまま。「なるほどね、明日で予備校も終わりだからダメ元ってわけ?」声がでない、俺は…。彼は面白そうに体を起こして目の前に立った。 そっと顔を近づけてくる。少しだけ爪先をあげて、
    ポッキー [2,378]
  • セタンスクレ25

    次会ったらいつもどおりにしようってそう思ってた。 ソレハ、   ダレノタメ ?「佐木が所長の事好きなのは知ってますよ」さすがにヤられたとまでは言えなかったが佐木に告白されたと言ったら原島は引く事も驚く事も無くまるで当たり前のようにそう言った。「…は?」「て言っても…そういう意味でって確信したのは最近ですけどね」いやいやいや。どこで。何で。そうなる?「何でだよ…俺はいつもあいつにキレてたし、あいつ
    イサヤ [1,623]
 

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