官能小説!(PC版)

トップページ >> ボーイズラブの一覧

ボーイズラブの官能小説に含まれる記事が1120件見つかりました。

 
  • トライアングル 24

    その日は朝から 風向きがおかしかった。 静留が俺を避けてる…ような気がする。 話しかけてもどこかぎこちなく、動きがギクシャクしている。 ずっと気になっていたから放課後、引き留めた。 「静留、なんかあった?」静留は明らかにビクッとして首を振った。 「う、ううん、何でも…ないよ、本当に」「具合、悪いんじゃねーの〜?」連理が静留の額に手を押し当てた瞬間、風を切る勢いで振り払われた。 呆然と立ち尽くす連理
    にゃんこ [1,070]
  • トライアングル 23

    このままじゃあマズイ。 キス攻撃を何とかかわして逃げ帰った日の深夜。夢で俺は静留とキスしていた。 夢のなかの静留はいつもより妖しげに、誘うように俺を見つめて「琉聖、したい…?」って囁いた。 俺はタガが外れて、静留を押し倒して唇を重ねた。 それが、まあリアルで。 今までのとは較べらんないわけ。 で夢中でキスしてたら 静留がふっと 「連理が見てる」って笑った。 俺は跳ね起きて、その瞬間にベッドから転が
    にゃんこ [991]
  • トライアングル 22

    「キスしたいって顔にかいてあるぜ、琉聖」「なんとでも」手慣れたキス。 凄い巧い…はず。 俺、経験ないから他と比較できないし。 「琉聖…先に進んでいいかなあ?」ドキドキ…する。 若干やけくそ。 「いやだね」「俺、お前ならネコでもいーよ〜?」「ネコ?」連理はいやらしい声でそっと耳打ちした。 「受けのこと♪」ば。「おーまえ〜どーゆー生活してんだよっww」「夢のある生活」「ばーか…っ、ん、ちょ、まてこら」
    にゃんこ [1,067]
  • トライアングル 21

    月曜日。 俺たち三人の間には、特に変わった空気はない…と思っていたんだが、実はそこはかとなく違う。 静留はたまに、じっと連理を窺う。 連理は俺に、しつこいくらいチョッカイを出す。 俺は静留に普通に接しようと意識する。 まさに、微妙ってやつだ。 それもこれも俺が原因だから申し訳ないね。 放課後、全く人のいない裏庭で、俺はため息をついていた。 タバコがあれば吸いたい気分…嫌いだけどさww 目を閉じて、
    にゃんこ [931]
  • トライアングル 20

    帰り道、ぼんやり歩きながら連理の言葉を考えていた 「まあ、深く考えんなよな〜俺は捌け口にされても全然いーんだぜ」捌け口。 俺の永遠に満たされない想いの捌け口に友達を利用する? それはあまりにも最低野郎じゃねえの、俺。 とか葛藤しつつ、頭を占めるのは今や静留のこと。完璧、最低なんだな。携帯開いて、静留からメールが来てるのに気づいて心臓が高鳴る。※琉聖、また泊まりにきてね俺の小説読ませられるの琉聖しか
    にゃんこ [957]
  • トライアングル 19

    …な、何気にちょっと尊敬しちゃったぜ! マジか、こいつww「あそ…なんなんだ、お前は!」「性欲豊富な高校二年生ですが、何か」「エロ!」「うっせ、ガキ」とかふざけてる割には、一瞬寂しげだったのは気のせいか…? 「学ランそそるよね」「…ばーか、ど変態」で、もっかいキスしちゃってる俺。 静留のことが好きだ。 その苦しみから逃れたい。誰かとこうしてると、少し楽だ。 舌が、甘い連理の髪の匂いが…ゾクッとする
    にゃんこ [900]
  • トライアングル 18

    なんとなく、妙だな。 俺は着替えすませた連理と部屋で二人きり。 別にドキドキとかそんなんないんだけど、連理が絡む絡むww でも不快じゃない。 テレビ見ながら菓子食ってる最中に、いきなりキスされた時も、もう別に気にならなかった。 「塩味ww」奴が笑って、唇舐められて俺は普通に「海苔塩」って返したり。 尋常じゃないよな、まるでじゃれあってる猫。 何だろうな、この揺る〜い感じ。「連理って男としたことあん
    にゃんこ [1,001]
  • トライアングル 17

    ばこっ!!! 間髪入れずに頭を叩いた。 「な、殴るぞお前〜!」「殴ってからゆーな、このやろ」連理がにゃははと猫みたいな顔して笑うから、俺も結局笑ってしまった。 辛い恋愛してる最中にこんなに笑えるとは。 …連理にバレて良かったんだな。 「なあ、俺、昨日静留が寝てる最中にキスしちゃったんだよね」連理はブッと吹いて 「やるな、お前!それ犯罪だぜ?」「まーなww」静留にとっては笑い事どころじゃないんだが、
    にゃんこ [1,044]
  • トライアングル 16

    連理が多少、イラついたように俺をみて、ため息をついた。 「傷つくなー、俺」「だからごめんって。でも静瑠、お前が冷たいとかそんな風には思ってないから安心しろよ」…あり? …な、なにコイツ。 唐突に、連理が俺を抱き締めた。 なに、え? 「…よしよし。じゃあ俺が本当に付き合ってやっから泣くな」「泣いてねえwwあほか」「…だってさ…お前、本当はすげえ辛い筈なのに笑ってっから。そういうとこ、前から尊敬してた
    にゃんこ [1,002]
  • トライアングル 14

    「で〜?」汚いベッドでゴロゴロしながら、話を振られたが、こんなふざけた頭してるやつに話せるか! 「マジな話をしにきたんだが」「モンハン攻略?…それとも…静瑠とやったの?」! い、いきなり斬り込みやがった。 せーの、で起き上がり、だらしないトレーナーとジャージのまま連理はベッドの上に胡座をかいた。 「だってあんだけ好きならヤッちゃったんじゃねーのか?」…完全に、疑いなく、俺の気持ちを察した発言だな。
    にゃんこ [1,106]
 

新着官能小説作品

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス