官能小説!(PC版)

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ボーイズラブの官能小説に含まれる記事が1120件見つかりました。

 
  • 入り口 3

    俺の上に跨がり、そのまま両手を片手で床に抑えつけられる。シュッと、樫本は自分の首からネクタイを外し、それを俺の両手首に巻きつけた。「何する気だ…!外せ!!」嫌でも湧き上がる恐怖心を抑えて樫本を睨みつけて叫ぶ。「たまんない、その目。」カチャカチャとベルトを外される音が耳に届く。「…っやめろ…!なんで…こんな事…!」「三木に興味が湧いたから。」そう言ってニヤリと口を歪ませた樫本と目が合ったと思うと次の
    まろ [1,775]
  • さよならは五分前 最終回

    頬に流れる雨と涙。 俺は何を失ったんだっけ? 手に持った傘。 まるで何かの存在に後押しされたように急に買ったこの傘。 いまは必要ないどころか、忌まわしいものにさえ見える…だが、なぜ? 目を閉じると、強い光を持った誰かの目。 どうしてそんなふうに俺を見つめるんだ? 頭が割れそうに痛い。 海斗は両腕で頭を抱えた。吐きそうだ。 フラッシュする、ないはずの思い出。 柔らかな頬にかかる髪…涙のあと…喪失のあ
    にゃんこ 〜予想だにしない長さ…反省ですww読んで下さった皆様、ありがとうございました! [1,069]
  • セタンスクレ13

    「見直したよ佐木君」言いながら社長は楽しそうにコーヒーをすする。もう俺には関係無いと思うけどなぁ「いえ、全て黒川所長の御指導のもとなので、僕は何もしておりません」では、と去ろうとした「確かに。黒川が引き止めてくれたおかげで俺は勿体無い事せずに済んだよ。1ヶ月の件なんて1日で逆転したなぁ」はははと笑う社長今何を言った?「…失礼ですが…何の話ですか?」「ん?ああ、いいんだよ。もう君のクビ、繋げる事にす
    イサヤ [1,362]
  • セタンスクレ12

    2連休が過ぎた。どうせクビだし欠勤しようかと思ったがとりあえず行く事にした会社へ着いた瞬間すぐに社長に呼ばれもう話が回ってんのかと思ったが室内を覗くと所長はまだ来てないようで少し疑問に思う。(はぁ…この無駄に厚い壁のせいかやっぱちょっとは緊張するなぁ)なんて思いながら俺は社長室のドアをノックした。「社長、失礼します」どうぞと聞こえ中に入ると俺のどの想像とも異なった満面の笑みをした社長がいた「まぁ掛
    イサヤ [1,175]
  • セタンスクレ11

    冬の朝はまだ薄暗い。ごそごそいう音にふと目が覚めたぼんやりした視界にフラフラとグラつきながら立ち去って行く影が映る。…多分酒のせいでは無い俺が酷くしたから腰とケツにきたんだろう。別に話してたわけでも無いのにドアからガチャリという閉鎖音が聴こえた瞬間途端に虚しくなった。(行ってしまった)黒川さんもう目も合わせてくれないだろうなてゆうかもう会社もクビか…明日が休みで良かったとか次の職場探さないととか黒
    イサヤ [1,324]
  • セタンスクレ10

    ―『アンタ、気付いてたクセに。』知るわけないだろ寸前になるまで分からなかったっつの。今だって信じられねぇし信じたくもねぇコイツはただクソな性癖の為にわざと俺を怒らす事ばかりしてたんだ例えどんだけ仕事が出来るったってあほみてーにくだらない事情に俺は踊らされてた買い被り過ぎたこいつはただのド変態。俺が馬鹿だったんだ。―「…っさ…き…」「黒川さん…痛いですか?」「…っ…たりまえだ…っろ…っ…イッ―」「う
    イサヤ [1,410]
  • 入り口 2

    「親友だよ。お前には関係ないだろ。」何でこんな奴の相手をしなければならないんだ。早くここから立ち去ろうと、座っていた机から下りてドアに向かって歩く。「邪魔。」ドアを開けたままの位置で、その場所に居た樫本に向かって告げた。すると、一瞬細い目を少し大きく開いて、でもすぐに楽しそうに細めながら俺の両肩に両手をポンっと置いた。「お前、面白いな。」そしてそのままグッと力強く後ろに押されて、意識してなかった俺
    まろ [1,560]
  • 入り口

    「三木、面白そうなもの見てるな。」静かに開いた教室のドア。夕方の5時、人通りの少ない場所にある空き教室に俺は一人でいた。「別に、面白いものじゃねーよ。」サッと手に持っていた物を隠す。「同じクラスのクラスメイト…しかも男の写メを眺めてにやけてるなんて、俺には十分に面白いがな。」見られた。だけど、だから何だ。「だったらどうだって言うんだよ。好きなんだからしょうがないだろ。」「そうだな。だけど荒川はお前
    まろ [1,622]
  • さよならは五分前 33

    雨だ…。雨が…降ってる。矢倉海斗はコンビニの椅子に座り、そこから外を伺っていた。そうだ。 迷っていたんだ、傘を買うか買うまいか。 家は近いんだ、我慢してもいい。 時計を見ると10時5分。 なんだろう。なぜ俺は、こんなに。気持ちが落ち着かない、まるで何かを置いたままわすれているみたいだ。気分を落ち着かせる為に、やはり傘を買うことにしたたかが五百円じゃないか、契約も決めてきたんだ、ケチケチすんな。傘を
    にゃんこ [837]
  • さよならは五分前 32

    堕ちる。 ずっと墜ちている。 ふと見上げると、大きな光の亀裂が入っていた。 バラバラと世界の破片が身体の横を通りすぎる。 「簓、これ…夢かな」ゆったりと胸元に頭を押し付けていた簓はニッコリした。 「そうかもね」暖かい身体、心を満たす彼への想い。 ゆめ? 那由多の暗闇のなかで見ている不条理な夢? もしそうなら、なんとかけがえのない夢だろう。 「優しい目だね、海斗…なに考えてるの?」愛してるって感じて
    にゃんこ [983]
 

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