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ボーイズラブの官能小説に含まれる記事が1120件見つかりました。
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セタンスクレ3
俺が力任せに引っ張ると黒川さんはバランスを崩して俺にもたれかかって来た。とたん独特のアルコールの匂いが鼻をつく。「うわ、酒臭っ。」「はぁ?お前に言われたくねぇ」「え、俺呑んでませんけど…」「嘘吐け。いただろ原島と」いや、いたけど俺今日ジュースしか呑んでないし…て…「…何で知ってるんですか?」「俺もいたからな。カウンターに」……………「え?…誰と」「独り。だからよく聴こえてたぜお前の話は」…やべぇ
イサヤ [1,690] -
晴れの日の一日,11
それから2日後の朝、いつものように夏輝さんにあいさつする。「おはよう、夏輝さん!」「あぁ、おはよう…。」俺がニコニコとあいさつをすると、いつもは微笑みながらあいさつを返してくれる。でも今日はいつもより元気が無い。顔は笑ってるけど、無理して笑ってるみたいな。夏輝さんに元気が無いのは俺のせい。夏輝さんは昨日きっとあの女といた。"別れたよ付き合ってくれる?"夏輝さんが帰ってくる少し前に届いたメール。家
夏 [1,063] -
さよならの五分前 1
気がつくと雨が降っていた秋も深まって、ゾクッとするくらい冷たい風がうなじを通り抜ける。 営業の仕事帰り、三本もの保険をまとめて上機嫌だったのに降りしきる雨が全部を帳消しにした。 矢倉海斗は忌々しげにため息をつく。仕事というくくりから抜けた今、俺の顔は明らかに仏頂面だろう。 構うもんか、ここにはクライアントも上司もいないんだからな。 最寄りのミニストップで暖かいコーヒーを飲みながら、さて傘を買った
にゃんこ [1,762] -
晴れの日の一日,10
「ねぇ、これから暇?俺らすごい暇だから一緒に遊んでくれる子探してるんだけど…遊んでくれない?」俺ができる最大の優しい微笑みで話しかけると、顔を赤くして頷いた。彼女とその友達と、俺とクラスの奴4人。適当に遊んでたら、いい時間になってきたから解散になって、お持ち帰り。夏輝さんと付き合ってるにも関わらず簡単についてくる。マジでうざい。けど夏輝さんと別れさせる為だと思い仕方なく抱いた。こんな女なんかより
夏 [1,157] -
晴れの日の一日,9
俺は今、夏輝さんの彼女と2人でホテルにいた。放課後になってクラスの奴と夏輝さんの彼女が高校からでてくるのを待ち伏せ。もちろんクラスの奴は、俺の事情なんか知らない。「克己でも女と遊びたくなるんだ、珍しいね。」「まぁ、たまにはね。」そんな事を話してると、彼女がでてきた。彼女はなかなか可愛い顔をしてたから、声をかけるのも怪しまないですむ。むしろクラスの奴が先に反応してくれた。「あ、あの子カワイー。」「
夏 [1,067] -
テイク〜カット! オマケ…響先輩編?
今頃あいつら、不純同性交友しとんだろーか? 眼鏡拭いたりなんかして、妄想する僕。 しかし…まさかこんなことになるとはねえww 映研から生まれた純愛…許されざる愛…。 …なんか、浮かんできましたよ、構想が! つうか、あんな風に演技が真になるのならば、可愛い〜女の子と僕で撮ればいーんじゃないか? …ふww わかりやすいか。 部長たる僕でも痛いな。 「アッ…ソンナとこ、ソンナ風にしちゃ嫌、双葉ぁ」とか
ニャンコ〜意外と長くてスイマセンでした(>_<)個人的には書いてて楽しかったです〜!mixiでの広がり嬉しい限りです、気になる方は是非遊びにきて下さいね☆ ではでは…☆☆ [1,988] -
テイク24 ふわふわ編
終わった…。 ようやく、全てが撮り終わった。 あれほど俺たちをテンパらせたキスは角度でそれらしく見せただけ。 ベッドシーンに至っては単に押し倒して抱き締めてキスに見せかけてフェードアウト。 「馬鹿かおまえらは!高校でリアルに撮ったら大問題になるだろが!!恐ろしいほどゴミの脳ミソだな」…('∇`)…ゴミ…ww なんとでも言って。 俺は双葉がいりゃいいの。 「…でも…五万出すから僕の前でこないだの
にゃんこ [1,867] -
テイク23 涙の告白編
「わ、笑うな!!」双葉が、ぐいって覗きこんで…そのままキスされて。「風介、俺を好き?」こ、こんだけ泣いてんのにわかんねーの? キスする前に聞けよ!「…ん」「ん、じゃわかんねえ」…(`Д´)モー!!! 「…好き」…あー、はずい! 「俺のが好き」…(`・ω・)ナニソレ! 負けないよ、って言おうとしてまたキスされて。 今度は長い長いキス。 気持ち良くなって、涙も乾いて溶けそうになって、もっともっとって
にゃんこ [1,734] -
セタンスクレ2
『お前はもっと周りをよく見ろ』原島にそう言われた。どういう意味か聞くとそのまんまの意味、と言われた。意味わからん。周りを見て。で?ってゆう話。最終電車ギリギリで焦ってダッシュして転んだ原島と別れ俺は自宅へ向かおうと歩き出した。(電車通勤って惨めだな)なんて原島を憐れみながら。明日は楽しい休日なのに心無しか憂鬱。なんて勿体ない。今まで散々怒られてきても反省してこなかった自分を見放されてから後ろめた
イサヤ [1,985] -
テイク22 涙の告白編
「こっ…の、ばか野郎!」ギクッとして、座り込んでたベンチから顔上げた。 目の前に、吐きそうなくらい疲れて、ヨロヨロしてる双葉がいた…。 どけって仕草で、俺がベンチ少し空けるとドサッて腰をおろし空気を必死に取り込んでる。 「ば…か、もう…!と、特待生の…お前に、俺が…追い付ける…わけ…ねーだろ…」…あ。 忘れてた。 自分の脚が早いこと。 「双葉…」「ったく…手間のかかる…おい、こら!」デカい手が、
にゃんこ [1,731]