官能小説!(PC版)

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ボーイズラブの官能小説に含まれる記事が1120件見つかりました。

 
  • 妄、想なんです 15

    沈めた指を曲げたり伸ばしたりしながら、じわじわと抜き差しさせると、理央の声が切なげな響きを帯びる 「は…あ…あああ」「こば…理央、したことあるんだろ?」理央はニヤリと笑った。 僕が指を増やすと、さらにのけぞって悲鳴をあげた。 「あ…あはあ…英士ぃ…いい…イイっ…」いやらしくくねらせた身体に指を這わせていく。 「理央、欲しい?」僕も限界だ。 入れたらすぐに果ててしまうかもしれない。 三本に増やした
    にゃんこ  [1,716]
  • 妄、想なんです 14

    小早川の、細い輪郭に指を這わせて、落ちてくる黒髪を耳にかけながら激しいキスを交わした。 探る舌…優雅さなんて欠片もない、獣同士の口づけ。 僕は小早川のはだけた胸元を慣れない手つきで愛撫した…のけぞる背中を指でなぞって、さらに引き寄せて白い肌を舌で味わう。 小早川は唇を唇から離して僕の上でベルトを緩め…落とした。熱に浮かされたような顔で「して」と誘う。 毒の粉を撒き散らす鮮やかな蝶のように誘う…。
    にゃんこ  [1,542]
  • 妄、想なんです 13

    こんなこと、本当に現実である筈がない。 頭のなかであれほど、無理矢理汚した小早川が…自ら僕に犯されたがる、なんて 僕の上に跨がって、爛々と輝く目で見下ろしている。 黒いブラウスのボタンを外していく…。 僕は魔法にかけられたように微塵も動けない。 小早川は微笑したまま、はだけた身体を淫らな動作で押し付けた。 「ね…俺をこんな風にした…?頭のなかで、した?英士…ねえ?」全身に鳥肌立つような淫靡な声で
    にゃんこ  [1,246]
  • 妄、想なんです 12

    「どういう意味?」絡み付かれた腕に力がこもる…小早川自身の何か…柔らかな香りに尋常じゃないくらい高鳴る鼓動。 「ここでのことは全て君の頭のなかで起こった妄想…俺は関与してないし…ってこと。わかるよね?君が何を言っても、世間は俺を指示するでしょ?」ああ。 要は「秘密」ってことか。 元々話す相手なんていやしない。 小早川は素早い動作で正面玄関を鍵を使って開けた。 僕が唖然としているうちにさっさと引き
    にゃんこ  [1,264]
  • 妄、想なんです 11

    「来たね」立ち入り禁止を示すロープの前に小早川…はいた。 僕はあれ以来「さん」づけで考えられない。 どう考えていいかわからないでいる。 キンモクセイの甘い香りが空気に溶け込んでいる。 夕闇を背にした青松館は寒々しく映り、僕は多少ぞっとした。 明らかに人気はなく…明らかにそれを意図して誘われたのだ。 いつもの可愛い小早川なんかじゃなく、黒猫が僕を見返している。 薄い茶の瞳が夕空のもとではまるで金色
    にゃんこ〜今回No.滅茶苦茶でごめんなさい〜!文章はダブってないです(涙)  [1,165]
  • 妄、想なんです 10

    僕は、ブログを見ていたパソコンの電源をおとした。 書いていると、身体中を青い火で焼かれているように感じられて。 そもそも小早川…は何を恐れていたんだろう? 僕はそのことを考えることがダメだと知っていた…けど、どうしても気になる。 もしかしたら知られても構わないと思って口走ったんじゃないか? なぜかはわからないけど、僕はそう思った。 小早川理央。名前を口にすることさえ、痛みを伴う。あの華奢な身体も
    にゃんこ  [1,324]
  • 閑話休題

    mixiへの反響が、嬉しいことにチラホラありました! 大、感謝です(・ω・) やはり感想がどうしても入れられないらしく…私の勘違いではなかったようで安心です。 生の皆さんの感想、いいも悪いも知りたくて…載せて良かった! マイミクになれた方もいて本当に嬉しい限りです。 今回の意外にも暗い話になってしまった妄、想…の続き、ちゃんと書きますww 個人的に好みなので (進み具合でわかっちゃうかな〜ww)
    にゃんこ  [1,452]
  • 妄、想なんです 9

    そういうわけで、ブログを更新する余裕がなかったんです。 だって僕の見ていた小早川理央という人は、いなかったんですから。 単に彼によって巧みに作られた人形だったんです。 壊れてしまった偶像を、僕は何故か惜しいとは思わなかった…むしろ、新しい小早川理央という人間に激しく惹かれてしまうんです。 いい加減にしろ、と言われても仕方ない。 激しい口づけ(というより凌辱?)のあと、彼は僕に言いました。 「今ま
    にゃんこ  [1,349]
  • 妄、想なんです 8

    いつもの無垢な「キラキラ」じゃない「ギラギラ」した目で、僕を射ぬく。 「榊…英士君、友達いなくてハズされてるわけでもなくて透明みたいな、つまんないクラスメートだって認識、改めなきゃなあ…」その声に含まれる毒は、ひとたらしであの世行きになるベラドンナエキスに匹敵すると思われる僕です。 「ね、本当はさ…」ぐいっと近くにくる。 僕はぎょっとして椅子を離そうとした時、彼の白い手が僕の密着していない方の手
    にゃんこ  [1,301]
  • 妄、想なんです 7

    「ずっと、ずっと怖かったんだ…なんだ…嫌いだから見てたんだ…な、なんだ…なあんだ、もっと早く…早く聞けば良かった…」彼は体を前に倒して、笑い転げていた。 僕は唖然としてこの、豹変した物体が本当に「小早川理央」なのか確信が持てずにいた。 鈴みたいな軽やかな声で、どこか邪悪に彼が笑う。 今度は僕が蒼白になる番だった。 彼は何なんだ? 泣き笑いみたいにして、起き上がった彼の眼はもう怯えてはいなかった。
    にゃんこ  [1,090]
 

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