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ボーイズラブの官能小説に含まれる記事が1120件見つかりました。
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ライアー 2
「なんだよ、見んなよ」覚えたての「ギャクタイ」という言葉を嬉しげに語ったやつの声が震えた。 体格では圧倒的に勝るそいつにないオーラがアキヒトにはあった。 その揺れる思念は「殺意」だったと今の僕は確信しているんだけど。 アキヒトが、一歩、近づくと名前も忘れたそいつは後退り…驚くほど素早く教室を飛び出した。 残された僕は…。 この時初めて、アキヒトと対峙したんだ。 つり上がった目の奥底に怒りを滲ませ
にゃんこ [1,104] -
ライアー 1
僕の幼なじみ…三谷アキヒトは、録でもないやつだ。 出逢いは小学三年生。 どっかしら、いつも怪我してるやつだった。 左足に包帯、取れたら右腕に湿布、といったみたいに髪はその頃から金髪で、人形の髪みたいにパサパサしてて。 目は…そう、怖いくらい鋭い癖に空虚だった。 纏う空気が違いすぎて、友達もいなかった。 ガリガリなのに給食は何回もおかわりするし、3日くらい平気で同じ服をきてる 頭は悪くないのに、絶
にゃんこ [1,108] -
テイクイン3
「……あ?」「結べた!」ああ…、そうだなで、だからそれが何だという話なんだけど。「良かったな」「さくらんぼの枝を舌で結べたらキスが上手いって流行ったじゃんあれ」「あんなん迷信だろ」「てゆーか俺が気になんのは何でさくらんぼなのって事なんだけどね」また変な所ばかりに興味がいく男だコイツは全く。「単に短いからじゃね?枝が」「え?そんならひじきのが短いじゃん」「ブッ!!!」ひじきって!(笑)「おま…っそ
クォタ [3,095] -
テイクイン2
「てゆーか暑いなら早く教室行けよ」真夏に屋上で昼飯食う奴なんてあまりいない。俺はそれを狙って静かに食事を終わらせにきたハズだった。暑さにはそんな弱くないし……なのに何でか気付いたらあほ(カズミ)が付いてきてて、さらに暑苦しい言葉のせいでイライラまでも迫ってきていた。「うわ。リュージの弁当さくらんぼ入ってる!」「聞けよ」「ちょーだい!(バク)」「だから聞けっつってんだろぼけ!食うな!!!」コンビニ
クォタ [3,151] -
君の声がきこえる 15
離しがたくて、しばらく翼を抱っこしていた。 暑い…でも、やっちゃった…みたいな後悔はない。 ぼんやりして、寝転がる翼を綺麗にしてあげて、額にキスする。 間違いなく、俺は恋しちゃったんだ。 変な始まり、唐突な欲情…でも、恋は恋だ。 否定してみても始まんないしな。 良かったね〜 とゆー声が久しぶりに帰ってきた。 大きなお世話だよ、と思いつつニヤリとする。 と、翼が瞑ってた目をパチッとあけて 「うるさ
にゃんこ [2,274] -
テイクイン1
じめじめじめじめ。やっとの事で気の病む季節が過ぎ去ったのにカラカラカラカラ。初夏のうだる暑さにめまいを起こしそうになる。「ああつー・・・」「止めろよそれ…こっちまで気が散る」「だってヤバくないこの暑さ。俺暑いの苦手すごい嫌い、何もしてないのに汗とかほんとやだ。」人が我慢してる事を他人にあっさり言われると、不快になるのは俺だけだろうか。コイツは昔から見事に俺のカンシャクを揺さぶってくる。カズミは幼
クォタ [3,150] -
君の声がきこえる 14
「ン…ア、ア、ア、…変、嫌だよ…」顔歪めて、喘ぐ翼に激しく欲情する。 指は始めの抵抗を感じなくなり今はスムーズに行き来している。 「やあ…陸斗…」ゾクッとするくらい甘い声「翼、好きだよ」もう、常識とかいらない。声も関係ない。 指を抜いた。翼を仰向けにして、内股に俺のを挟んだ。 白い両足から俺のが顔を出したり引っ込んだりする。 その刺激で、翼もいっぱいいっぱい喘いでる。 手を伸ばして、翼のを煽って
にゃんこ [3,471] -
君の声がきこえる 13
「あ…頭…壊れちゃう…」俺にしがみついて、身体中で感じてる翼の唇を舐めながら足を開かせる。 その間に俺が滑り込んでいる図、というわけだ。 ♂♂でも入れたりできるのは知ってる。 でも、いきなりそんなこと出来ないだろ? 多分。 開かせた足の奥にある硬い蕾みたいなソコを軽く撫でてみる。 翼の反応は軽くビクッと震えたくらいだ。 淫らな液体を垂らし続ける翼のものを優しく上下しつつ、指を濡らしてゆっくり沈め
にゃんこ [3,044] -
君の声がきこえる 12
ソファーベッドの脇に投げやられた俺の学ランとシャツ…翼のジーンズ、部屋に響く二人分の吐息。 「アッ…ヤッ…んン…」首筋に舌を這わせながら、硬くなってる乳首を弄ぶ。仰け反る背中、白くて細い足…灰色のトランクスにもう片方の手を伸ばす。 男は感じると一目瞭然だから本当、解りやすいねえ… 布越しに触れ、感じてる事を確認する…俺と同じだな…。 「っっ…ふ…アッ…」ほんの少し揺らしただけで激しく乱れる翼。
にゃんこ [3,729] -
君の声がきこえる 11
軽くキスして、ぎゅうして…ほそっこい体を実感。 女の子とはまるで違う。ふわふわしてない。 でも気持ちはふわふわしっぱなしだ。 可愛い。 俺を焚き付けてた声が消えた。 とりあえず、見守る方針らしいww まあいいよ、見たけりゃみてな。 初めての女の子に接するみたいに(つか、バージンとはしたことねーけど)優しいキスを降らせる。「ん……」柔らかな吐息…気が狂いそうなくらい高まる。 はだけたままの白いブラ
にゃんこ [3,034]