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ボーイズラブの官能小説に含まれる記事が1120件見つかりました。
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扉の向こう側?
まったく…。身支度を整えてレジの金を確認する。確認するまでもないが。今日は平日だから小銭も札もこんなもんか。開店まで30分。乱れてもいない商品を並べ直す。こんな毎日。なんの刺激もない。アイツがここに異動してくるまでは。
日和 [2,845] -
メガネとバイク?
「いっ…!!」俺の体が、痛みで縮こまる。先輩の指が、長い人差し指が、俺の体内に埋め込まれてる…。日頃、排泄しかしないソコに、先輩の指が…!!恥ずかしさと、痛さで、俺の頬を涙が伝う。「痛いけど、すぐによくなるから…少しだけ、ガマンして?」先輩の指が、出し入れを始めた。「やっ…せんぱっ…動かさないで…つうっ…」先輩の腕を掴む。でも、先輩は動きをやめてくれなかった。先輩が、指を動かしながら、俺のを口に
うさこ [2,473] -
扉の向こう側
『来る1月7日 午前8時に迎えにいく。風邪を引かない支度をして待て。』・・・・新年早々バイト先のロッカーを開けたら張り紙。この見馴れた筆跡。決して上手くはないが、ハネとかトメとか几帳面なアイツらしい。だが。なんなんだ?!この『果たし状』は!来る、なんて 今時 時代劇でもおめにかけないのでは。確認したくても、当の本人は今日は休みで。…絶対人の反応を想像して笑ってるに決まってる!
日和 [3,571] -
優しく愛して?
僕の初めての恋は、…兄ちゃんの友達僕、川藤夏樹中学1年生の13歳背は余り高くなく165センチ頭は中の下、目だけはクリクリして女顔をしてる。よく、「夏樹はそこらの女子より、可愛い」と言われるが、嬉しくない!優斗さんに言われるのは、嬉しいけどね。僕の憧れ。6歳離れた、高校3年生の桐谷優斗(きりやまさと)さんは、優しくて、格好良くて頭だっていい、(よく勉強を教えてくれた)スポーツも万能で、陸上の県大会
水無瀬玲奈 [3,146] -
月夜の晩に 4
「…ア…」器用に外されていくボタン…手慣れてる。 急ぐでも、ゆっくりでもなく、ひとつ…またひとつ。 俺から出てるなんて思えない吐息や、声が部室に響いて…鈍い頭の奥で舌を捩じ込まれながら目を閉じた。「眼鏡外してやろうか?」唐突に聞かれて、 「いい…」と答えた。 「風見、風見…俺のこと…好き?」先輩が耳元で囁く。熱い。濡れた舌が首筋を這う。 「ふ…つう…」先輩が笑う。 いつもの笑みじゃなくて熱に浮か
にゃんこ [2,977] -
月夜の晩に 3
あれは一月前のこと。 俺は高校生アートコンクールに出品する作品にかなり追われていた。 部室に残って一人黙々と描いていた。 気づけば、六時を回り…俺は伸びをした…と、その手が何かに触れてギョッとして振り替えると…。 葉瑠先輩がいた。 薄暗い部室で、明るい月に照らされていた。 その目がいつもと違うから…俺は慌てて立ち上がろうとした。 が。 先輩は俺の両肩を押さえつけて立たせてくれない。 後ろから、そ
にゃんこ [3,062] -
月夜の晩に 2
そもそも、葉瑠先輩は相当悪い奴だと俺は思う。 美術部で大人しく絵なんか描いてる人じゃない(笑) でも俺が一年の時は少し軽い感じで、いつも周りに女子がいる人ってだけのイメージしかなかった。 女好きっぽいし、実際好きだろうと思う。 俺はその頃も女の子に興味がなくて…とゆーより、人間に興味がなくて、絵だけ描いてりゃ満足だった。 油絵は嫌い。 アクリルガッシュがいい、油絵は…めんどい。となんかの拍子に先
にゃんこ [2,542] -
月夜の晩に 1
「なあ」イッコうえの吉岡葉瑠(ハル)先輩が、俺の頭を撫でながら聞いてくる。 所有物に対するその態度に馴れたのはいつだっけ? 「なんすか」気だるい。俺寝そうだな…。 「なんでお前ってヤッてるとき眼鏡外さないの」…。 ん? 確かに何でかな(笑) 「さあ…先輩が外せっていわないからじゃないすか」葉瑠先輩は笑って俺の額にキスした。「お前のそうゆーとこ、俺好きなんだよな」嘘つき。 俺はニヤッと笑って、目を
にゃんこ [2,828] -
遠い日の唄 終
クレセント・ムーンを聞くことはなくなった。 辛すぎるから、とかじゃなく…いや、やはりそうかもしれないけど…。 俺は、あれは恋だと思ってる。 どれだけ短くても、俺たちは確かに恋に落ちたし、それを否定したりはしない。 彼女、ユウの姉とは未だに話したりしている。 惹かれているのかもしれないし、ユウを重ねているのかもしれない。 まだ、わからない。 なんだったのかな…と、空を見上げる日々。 ただね、一つ言
にゃんこ 読んでくれた人感謝です。エロ要素なくてすみません(>_<) [1,400] -
遠い日の唄 18
「ユウに言われた通りに来るには…勇気がいったんです。うわごとだと思っていたんです…でも貴方は居たんですねユウは…見つけたんですね…ちゃん、ちゃんと、居場所…見つけて…」少女は泣いて、泣いて、泣いていた。 俺も泣いていた。 ユウ。 お前…もう…。 居ないんだな…。 何となくわかってたんだ それでも…。 信じたくなかった。 少女は真っ赤な目を俺に向けて微笑んだ。 「ありがとう…本当にありがとう…ユウ
にゃんこ [1,685]