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ボーイズラブの官能小説に含まれる記事が1120件見つかりました。
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王様と白猫 2
…コンコン!「王が来られました。」僕はこの時に部屋に入ってきた人が王様だと、すぐに信じられなかった。王様というのだから、ずいぶん年のいって髭のはえて、服装も派手でいかにもな想像をしていたがしかし実際は違い、20代半ばぐらいの白いシャツを着た、整った顔つきの人だった。「これが、城の前で倒れてた…ていう奴か。」「はい、ここからの処分は王にお任せいたします。」どうなるんだろう、そんな事を考えてたまさか
遥 [6,066] -
王様と白猫
ある日、目が覚めたら小綺麗なベッドにいた。それは自分のベッドとはまったく違っていて室内もいつも見ていた風景とは大きく異なり、そこはまるで一国の主が住んでいるかのような、高級感溢れる部屋だった。「おはようございます。やっとお気づきになられましたね。」そう優しく声をかけてくれたのは、今の時代では考えられないような…本当に城とか王宮とかで仕えてそうな服装の人だった。「…あの、ここは…?」「ここは城の中
遥 [7,272] -
恋するアナウンサー〈番外編〉
「最近、変態ジジィのセクハラはなくなったのか?」俺の髪を撫でながら頬杖ついて宏樹は聞く。「…ええ、直樹君が、直江代議士連れてきましたからね…それからは落ち着きました」「はあ〜?せっこーぉ叔父貴?連れて行ったのかよ?…まったく…てめーの上司の一人や二人…てめーの力でなんとかしろよってヤツ?だろに…超ダッサー!!!」「直江さん連れてこられた日にゃ…うちのような地銀なんて…?」「愛情表現歪みまくりって
吉田理 [4,338] -
恋するアナウンサー〈番外編〉
「あぁ…直樹ィ…!いい…そこ…いい!」「…冬馬ぁ…違う…直樹じゃない宏樹だ」「いやぁ…直樹ィ!」わざと…だ。「まったく…冬馬は…悪いヤツ…だ」インサートが浅くなる。「はぁっ?!嫌ぁ…!抜いたら…嫌ぁだ…もっとおぉ…」「…うん?聞こえ…ない…もっと…何?」右の乳頭を生噛みされる。「うっ…いぢわるぅ」「意地悪なのは…冬馬…お前…だろ?」ニヤリ、頬笑むとそこをべろり舐める宏樹。「はぁーーーーん」宏樹に
吉田理 [4,095] -
恋するアナウンサー〈番外編〉
「鼻水出てるぜ…副支店長さんよ、ほれ!!」綺麗にアイロンのかかったハンカチを渡される。…が俺はそれを丁重にお断りして、自分のハンカチを取り出し、鼻を押さえた。「ふん?ちゃんと洗ってあるぞ?失礼なヤツ?」「ちっ!違いますよ…汚しちゃ悪いと思って…?!」不意打ちに貧るようなキスをされる。「…」「…宏樹…さん」「…冬馬?」「目が…赤い…ですよ…」「冬馬…これからお前の家行ってもいいか?」真澄さんの事、
吉田理 [4,312] -
恋するアナウンサー〈番外編〉
「冬馬…会いたい」伊野宏樹からの?だ。伊野直樹の兄。俺の大お得意様。とりあえずTV局のアナウンサー。性格…最低最悪。伊野五兄弟の中で年の近い二人は、姿形はよく似ている。性格は…180度違いすぎる…けど?長男一樹、お医者さん。次男宏樹、とりあえずアナウンサー。三男直樹、俺の直属の部下になる。四男真樹、外資系金融業のリーマン。ちょっと年が離れて五男知樹…高校生。…こないだ沖田君と神戸に取材に行くって
吉田理 [5,130] -
ピッチャー・イン・ナイター
「ナオ・・・よく言った。それこそ、本当のお前だ。・・・こんな、誠実なやつに・・・俺は・・・・・・畜生・・・」「・・・どういうこと、ですか?」「俺はずっと、自分がナオの先輩で、軽く友達って感じでいたつもりだったんだ。・・・でも・・・」「時々、お前の笑顔を見るたびに・・・お前の・・・ナオのこと、もっと知りたい、って・・・思う、ように・・・なったんだ・・・」「兄貴、それじゃあ・・・」「ナオ、俺・・・本
♪ドン☆マイ♪ [6,260] -
ピッチャー・イン・ナイター
「兄貴、本当にすみませんでした。みんなに迷惑かけて・・・明日から、また頑張ります。みんな僕らに、期待してくれてるわけですから」雄次郎は、複雑な顔をしていた。「・・・?あの、兄貴・・・?」「いいか、ナオ。確かに、みんなの期待に応えるのは大事だ。・・・けど、今日みたいに、その途中で自分に何かあったら、結果は同じだぜ」「兄貴・・・」「自分の限界を知ることが、今は一番大事だ。そうじゃなきゃ、次の試合すら
♪ドン☆マイ♪ [3,989] -
ピッチャー・イン・ナイター
ある日の朝、雄次郎が、直哉と別の場所で、投球練習をしていた時だった。「おーい!金剛!すぐ来てくれ!!」コーチの紅坂剛朗(ベニザカ・タケロウ)が、雄次郎を呼んだ。「コーチ、どうしたんすかー?」「蒼風が・・・蒼風が、倒れたんだ!!」雄次郎はグローブを投げ捨て、担架のほうへ走っていった。紅坂は、病院のロビーで、ぽつりぽつりと話し始めた。「蒼風は、必死だった。みんなの期待に、絶対に答えたかったんだろ
♪ドン☆マイ♪ [4,726] -
ピッチャー・イン・ナイター
雄次郎は、離れたテーブルから、直哉をしばらく見ていた。近くで、2年生の女生徒達が、ヒソヒソ声で話している。「やっぱ直哉、かっこいいよねェー?シュッとしてるとことかさぁ」「ってーか、笑い顔がめっちゃ可愛いよね!カッコカワイイって感じぃ?」直哉は、後輩からも年下に見られるほどの童顔で、全校の女子が彼を狙っている、と噂されたほどだ。そして、直哉は、場の空気を和ませる存在だった。彼が来るまでにイザコサ
♪ドン☆マイ♪ [4,019]