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ボーイズラブの官能小説に含まれる記事が1120件見つかりました。
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春休み4
そんなこんなで、先輩とペットショップに寄ってからマンションに向かった。「(かわいらしく微笑みながら猫を抱いてるなるは、悩殺モノの可愛さだ。)−この部屋。」「お邪魔します。」先輩の部屋は玄関からして広かった。もしかして金持ちなのか?「とりあえず、風呂だな…そこにあるから、湯でもかけてやるか」「へぇ、風呂も広くて綺麗ですね。」俺は猫をシャワーで洗って、タオルで拭いてやった。「この毛布なら猫にやるよ」
治 [4,760] -
春休み3
その日の放課後には天気予報が当たって雨が降っていた。下足から出て傘をさそうとした時誰かが肩を叩いた「なる(鳴彦の略)、一緒に帰ろうぜ。」「冬樹先輩!…あぁ、はい…じゃあ。」−「あのさぁ…なるって、好きな人とか、居たりするの…?」「あ!猫が」「(聞いてねー)あ、ぁぁ本当だ。」「濡れてる…お前野良猫か?」[にゃー]「おい、そんな猫抱き上げたらお前まで濡れるぞ。」「それはいいんですが、風邪を引いてしま
治 [4,559] -
春休み2
「俺もそこ行っていい?」「どうぞ。」「いっつも早いよなぁ。今日こそは勝手やろうと思ってたのにさぁ。」「今日も俺の勝ちですね。」「ちくしょー!明日は絶対勝つ!!!」「明日休みです。」「そうか…じゃあ月曜だ!」「…(朝から元気だなぁ)」「そんな顔しながら弾いてると誰かに襲われるぞ。」そんな顔ってどんな顔?「誰かって誰ですか?」「俺とか(笑)」…駄目だこの人「…?」「そこ、呆れるな!だいたい男の癖にそ
治 [5,426] -
春休み
はい。こんにちは吉田 鳴彦です。軽音楽部所属自分で言うのもなんですが、人と喋る事を苦手とし、ギターと猫をこよなく愛する変わった高校二年生です。朝誰もいない部室で日当たりのいい場所を探し練習していた時の事。−「オーッス……て寒っ!お前よくこんなんで弾いてるなぁ…てあったかそうだし。」「おはようございます。」朝から独り言の多いのは三年の永田 冬樹先輩。何かとモテるベース担当の部長。
治 [6,594] -
恋するアナウンサー?
「マジで寝てんのかよぉ…?俺様の助手席に乗った女子は、みんな『ぎゃーぁ?ぎゃーぁ?』発情した猫みたいにハシャギまくりなのに…?まったく…本当につまんねぇ〜ヤツ?」ブツブツ独語を始める変態伊野宏樹。「…」(千人切りって、やっぱり本当だったのかぁ?最低ぇー!女の敵ィ〜?)キィー車が止まった。(ひぇ〜変態、マジでラブホに入ったのか???)違った…小さい島の小さい海岸だった。伊野は、車と僕を置き去りにし
吉田理 [2,862] -
恋するアナウンサー?
「…恥ずかしくないんですか?」「別に…。この『お口』で稼いでマスから心にもないおべんちゃらもデマかせも平気でいへま〜ふ?」「…サラダ油たぁ〜っぷり飲んでいつまでもペラペラさえずる『お口』でいて下さいね?」「ありがとうさん(^з^)-☆」と言いながらウインクまでする伊野。(…死んでしまえ…)と心の中で強く願う僕。「今『死ね』って思ったろ秋人?冬のボーナスの査定マイナス20ポイント」(ひっ??また、
吉田理 [2,375] -
恋するアナウンサー?
地方のTV局なので取材やレポートも僕らがすることもある…。「…どうして、神戸なのにわざわざ『しまなみ』を通るんですか?淡路の方からも行けるのに…???」「(..)?こっちだと秋人と長くデートできるから?」「変態!!!」あの日…伊野の様子がおかしかったから忘れていたけど…?今頃になって身の危険?を感じまくってきた。「それに…何で局の車じゃないんですか?」体を車窓に寄せながら伊野に聞く。「(^-^)
吉田理 [3,156] -
赤い彗星17
「今度の大会、出るの辞めてね。そうしないと、この写真ばらまくね」 写真を撮っている部員がシャッターを押しながら、笑う。 俺が出ないと、確実にG中に負ける。 自意識過剰でもなんでもなく、それは真実だ。 去年までうちの中学の野球部は、弱小チームだったのだ。 それを、強豪G中学からライバル視されるまで強くしたのは、俺と葵の力だと思っている。「嫌だ…ばらまかれるの…嫌…」「じゃあ、辞退してね」 G中のキ
うさこ [4,236] -
snow drop -7-
「分かった様な言い方すんな!お前がアイツの何を知ってるっつーんだよ!!」まるで庇う様な言い方庇ってるのは自分自身のクセに。「何が忠犬だよっ…アイツを犬猫と一緒にすんじゃねぇ!」必死、必死で。これじゃ何かを隠して焦って言い訳してるガキと一緒だ言葉を出す事に自分が惨めになっていく「…じゃあ何なの?」…は?「相原にとって天宮って何」そこで初めて黒城と目が合った─深海の様な蒼い瞳まるで吸い込まれそうなそ
よざくら [3,482] -
恋するアナウンサー?
「おぉ!二人ここに居たのか…まったく…探したぞ」部長の武知が屋上まで上がってきた。「部長…?」「お前ら、二人で神戸に取材に行って来てくれ…震災の日に向けてうちも『ぐっと☆イブニング』で特集組むらしいから」「はい…」僕は、その『ぐっと☆イブニング』で読むニュースの原稿で前を隠しながら返事をした。(サイテー?)それから、伊野を見上げると彼は硬直していた。「???」「おっと、伊野はいいや…沖田!お前…
吉田理 [4,181]