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恋愛の官能小説に含まれる記事が3667件見つかりました。
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潤沢な愛‐10
夜通し降り続いた雨は、翌朝には路面に雨跡だけを残し止んでいた。かなり太陽が射し込んできていたため、少年は眩しさのため目を覚ますしかなかった。少女はまだ、少年の大きめの服をパジャマ代わりに眠っていた。ブランケットをかけ直してあげると、少女はどこか嬉しそうな顔をした気が、少年にはした。起こさぬようそっとベッドから起き上がり、ココアを淹れようと少年は台所に向かった。少女は物音で目を覚ました。酷く体が重
ピューマ [2,409] -
潤沢な愛‐9
少年のそれは少女の想像以上の太く、硬く、熱いものだった。身ごもっていることを忘れそうになるくらい、少女は喘ぎ乱れた。「はぁあん…!あっ!あん!!」「ほら!僕の何が入ってる?」「ぃ……あなたの、あなたの、ペニスがぁ!私の中に…!!!」少年は一気に勢いを増し、少女もそれに応じるように出来る限り少年の体にしがみついた。「イ、イクッ!!イク!あぁあ!!激しぃよぉ!!」「んぅ…!くっ、あ!ああ!!!」絶頂
ピューマ [3,304] -
Roman -物語- 1
海浦高校 2年C組 夜乃月 和也前日、この高校に転校してきたばかりである。友達も余り出来ず、話す相手が居なかった。たまに、窓側に行って外の景色を眺めたり、携帯を触ったりする日々が続いていた。転校してきて、早一週間程度経ち皆は、慌てて勉強を始めるが俺は机に伏せて目をつぶっていた。段々と意識が遠くなり、いつの間にか寝てしまった。その時、声が聞こえた。『夜乃月君、夜乃月君…』「ん―…?」『もぅ、夕方だ
刹那 [1,957] -
Roman 1
海浦高校 第1学年 古谷 真華前日、この高校に転校してきたばかりだ。余り、友達も出来ていない…。いつも通り窓側に居ると「おーい」後ろに振り向くと、一人の男子が話しかけて来たのだ。名前は、 神原 和也 同じクラスで良く話しかけてくる変わり者だ。『何?』「いや、暇だったから」何で、アタシ何かに話しかけて来るんだろうか。『そなの?』「あのさ、友達居ないんなら、俺がなってやろうか?いつも、お前一人だしさ
輪廻 [2,271] -
潤沢な愛‐8
少女は胸が高鳴るのを抑えられなかった。ベルトをゆっくりと外し、ジーパンを降ろすと、少年のそれは少女の想像とは違った。「入れて良い?」「ゆ、ゆっくりね……ゆっくり…うん」しかし、少年の先端が自分の膣の僅かな部分に触れた際、少女はあられもない声を上げた。「ぃ……ひぁ!!」「!ご、ごめん」「ぁ、ご、ごめんなさい!続けて良いよ」熱くなった少年と少女が、互いに混ざり合うのに時間は必要無かった。「ああ…これ
ピューマ [3,018] -
潤沢な愛‐7
少女はしばらく、乱れた呼吸を整えることに専念した。少年はゆっくりと少女の大きな瞳の視界に入ってきた。「大丈夫?」「…はぁ…はぁ…はぁ…うん。すっごく、良かった」少女の言葉に照れたのか、少年は俯いて、まだ鼓動が早い少女の胸にキスした。「あなたって、解らないな。もしかしてすごくシャイ?」「どうだろう」長い少年の指が、少女の腿から股下を這って行く。少女はじっと指の行方を感じ取っていた。「…………」「!
ピューマ [3,142] -
潤沢な愛‐6
「だめ、ゆっくりね…」少年は先ず、舌で濡らし始めた。「……、濡れてるね」少年を初めて見た時のように、少女は顔を赤らめた。「ん…」少年の舌が少し触れた。「…!」少女は声をあげまいと自分を律した。「……!…!ーーーッ!」どんどん溢れていくのが自分でも分かり、少女はどうしようもなくなった。舌が出し入れされる度、少年の瞳がこちらを捉えているのを確認し、少女は苦悶の表情を浮かべた。「ーーーィっ……イ、イき
ピューマ [3,753] -
潤沢な愛‐5
「あなたってそうやって女の人を口説くの?」「口説かないよ、すぐに告白してフラれる」少女は涙を拭って、笑った。「少なくとも、私は口説き落とされたけど」少年は笑った。少女は濡れた衣服を着たままだった。「ベッド…ごめんなさい。濡れてしまって…」二人はもつれながら、ベッドに横たわった。「僕の方こそ。勝手に着替えさせるのは失礼だと思って」少年の指が濡れた少女の髪を撫でた。少女は緊張して目を背けた。「やっぱ
ピューマ [3,446] -
潤沢な愛‐4
外の雨は勢いを取り戻していた。少女は自分のこれからよりも少年と過ごせる今に浸っていたかった。少女は独り言のようにつぶやいた。「ずっとこうしてたい」少年も応えて、つぶやいた。「そうだね」ギターを丁寧にしまうと、少年は温かいココアを淹れてくれた。「苦いのは嫌いなんだ。君は?」「私も」二人は不思議な感覚に陥った。まるで今までこうしていたように、お互いの名前も年齢も、何もかもを聞かないまま打ち解けた。「
ピューマ [3,223] -
潤沢な愛‐3
少年は驚いたが、少女の無邪気な泣き顔に優しく微笑んだ。「苦しくない?」少女は、ごめんなさい、ごめんなさいと謝るだけだった。少女は上半身だけ起こし、少年を自分が横たわるベッドに座らせた。「お腹に、赤ちゃんがいるの」少年は瞳を揺らさず見つめ返してきた。「大好きな人の赤ちゃんなの」「大事にしなくちゃじゃないか」少女は俯いた。「昨日、赤ちゃんがいるって、分かったの」「うん」「でも、でも私の大好きな人はこ
ピューマ [3,128]