トップページ >> 恋愛の一覧
恋愛の官能小説に含まれる記事が3667件見つかりました。
-
ハツカレ?
クチュ…チュ…「んっ…………はぅっ……むぅ……あぁん…」舌を絡ませると、遠慮がちに俺の動きに応えようとする。開いた口から、溜め息のような、吐息混じりの甘美な声が紡ぎ出される。ディープキスでかなり感じているらしく、自分の太股を俺の太股に擦りつける。…なんやヤらしくて…大胆で…エロ過ぎ。レイにこんな一面があるなんて、想像もしてなかった俺は内心苦笑する。そういう俺も、もう、はちきれんばかりに立ち上がっ
ヨウスケ [4,619] -
ハツカレ?
「…怖ないん?俺のこと…」「怖くないよ。真幸は真幸じゃん」「…何するか、わかれへんのやで?」「…うん。真幸にされるなら、…大丈夫。大事に想われてること、分かったから」そう言って笑うと、今度は真幸が泣きそうな顔で抱き締めてくる。…ちょっと苦しい…。「レイ…」「…ん゛ん?」「…キス…していい?…どうなるか…わかれへんけど…したいねん…」躊躇いがちにそう聞いてくる真幸がかわいい。いいよ、という返事の代
ヨウスケ [4,316] -
ハツカレ?
「…気持ち、よかったよ…?」真幸の耳元で素直にそう囁く。どんな表情かは、うつむいていて読みとれない。「…」「…」お互いしばらく無言で、そのまま抱きついていると、沈黙が耐えられないかのように真幸がかすれた声を出した。「…………ハジメテやねん」???疑問符がたくさん頭の上に浮かんだ。「初めてって?」「………付き合うのも……セックス…も…」……………。うまく考えがまとまらない。「え、それはつまり…?」
ヨウスケ [4,378] -
ハツカレ?
「あったかくて気持ちいい…」ぽつりとつぶやくと、真幸の手がぴたりと止まった。代わりに一気に脱力したように左耳元に顔を近づけて、こう言った。「…もぅ…耐えられへんで。何するか…わからへん」声のトーンといい、セクシーさといい、…聞き慣れているのに、聞いたことのない男の人の声。そのまま耳たぶを甘噛みされ、…突然のことで思わず「あっ…」と声が出てしまった。噛まれた瞬間、耳たぶに全ての神経があるみたいに全
ヨウスケ [4,579] -
ハツカレ?
反省したようにうつむき加減の怜香は、なんとなく愛しく見えた。「…ごめんなさい。…着替えようとして全部脱いで…真幸のこと全然気が付かなかったの」しゅん…といつもの元気がないレイは、いつもよりソソられて…ってあかん!!俺の意志は鉄壁や!!たまに脆いけどな!!またも理性と本能の戦いが始まりそうだったので俺は「ええよ。俺こそノックもせんで、ごめんな」と言って、レイの肩に手をポンと置いた。その感触に妙な違
ヨウスケ [4,390] -
ハツカレ?
服を整え、がちゃっと開けたドアの向こうには、何故か一糸纏わぬ姿の怜香がいた。あまりに衝動的光景に、間抜けにもマンガみたいにタオル落としてしまったやんか。その音に気づいたのか振り返った怜香。その表情は驚愕とも恐怖ともとれる。その口が悲鳴の形になるかならないうちに、俺は「ごめんっ!!」と言ってドアを閉めた。薄暗く、外の街灯に照らされた怜香の体は…綺麗だと思った。一瞬なのに、目に焼き付いて離れない。ド
ヨウスケ [4,724] -
ハツカレ?
案の定あまり聞こえなかったらしい。…あーもーえーわ。何かがぷっつり切れてしまった俺は、マンションに着くなりレイを下ろして、…気が付くと俺の部屋の扉を開けて「どうぞ」とレイにすすめていた。…どうしよう…私は目の前のテーブルに出された紅茶と「体拭いて」と言われて置かれたタオルとを見比べていた。ドキドキ、というよりは訳が分からない。混乱した頭で、真幸が消えていったシャワー室に視線を向けるのであった。そ
ヨウスケ [4,274] -
ハツカレ?
…ちょぉ…ねーさん、胸あたってんねんけど…俺は二ケツをレイに薦めてかなり後悔した。何を思ったかしっかり背中に抱きつかれ、おまけに胸の柔らかい感触が、俺に理性を今スグ捨てろと訴えてくるのだ。俺の理性を試してんのか…!?…いや、レイのことやからなんとなく抱きついてみただけやろ。しっかし…生き地獄やんか。人の気ィも知らんで…。ちょっといじけてると雨がポツポツと、にわかにザーザー…っと激しく降ってきた。
ヨウスケ [4,263] -
ハツカレ?
「……………な?」不意に、真幸が何かを言った気がした。「え?何?聞こえないよ」滝のような激しい雨のせいで、よく聞き取れない。「俺……え…………やから…く?」え、マジ聞こえないんですけど。何か聞かれてる…のよね?私が返事に困っていると、急にブレーを勢い良く真幸の背中にぶつけた。「…っ!!」声にならないほど痛い。私をチャリからおろした真幸はそのままどこかに消えていく。え、…と、置き去り?しばらくぽか
ヨウスケ [4,172] -
ハツカレ?
「チャリで来たら10分もかからんで。なんやその、ぽか〜んとした顔は」真幸は苦笑すると少し眉間にシワが寄って…かわいいと思う。…はっ。いやいやそうじゃないって。「じゃ、じゃあ行こうか?ご飯食べた?」と聞くと、まだだと言うので近くのマクドナルドに寄ることに。「せやからマックちゃうって。マクド」「ほっぺたケチャップついてるよ〜」「今日レギュラー練キツかったわぁ…」などと、楽しい会話を(真幸曰く)マクド
ヨウスケ [4,152]