官能小説!(PC版)

トップページ >> 恋愛の一覧

恋愛の官能小説に含まれる記事が3667件見つかりました。

 
  • アルビレオ81

     彼女の一直線な視線と言葉を受けて、何とかそう返す青年だったが正直、色々と戸惑う事もあった、彼がそれまで聞いていた話では、例えばトイレやお風呂に入る時は気を使い、“そういうこと”を直接相手に見せたり、連想させることを言ったりするのはNGだとか、あんまりベタベタすると嫌われる、と言う事であったから“気を付けなくちゃいけないな”等と思っていたのだ、ところが。 ふたを開けてみると全く正反対であり、むしろ
    エレクチオン [672]
  • アルビレオ80

     それを聞いたナナミは二人に“帰ってよろしい”と言い、続けて“今後は留火と一緒に暮らしなさい”と告げたのだ。「部屋は女子寮にある、貴方の部屋を使いなさいね、あそこは結界も張ってあるし、側には他のレガリアス達もいる、何かあっても安心だから」 で、冒頭の一幕に戻るわけなのだが正直、留火は嬉しい反面、真白からのモーションにドキドキしてしまう事があった、特に自分の思いを正直にぶつけてくるようになった彼女は
    エレクチオン [572]
  • アルビレオ79

     それを受けて留火から発せられた言葉にナナミは愕然となり、反対に真白はキョトンとした顔をするが正直、ナナミが本気を出していなかったとは考えにくかった、あの追い詰められた必死さが演技だとはとても思えなかったからだ。「ナナミ・・・」「・・・合格ね」 ナナミは今度こそ本当に参った、と言った顔でそう告げるが、自分が足を悪くしていることは現役のレガリアス、即ち真白達にさえ秘密にしていた事だったのに、それをこ
    エレクチオン [534]
  • アルビレオ78

    「もういいでしょ、ナナミ!?」 そこへ黙って見ていられなくなった真白が堪らず割って入るが彼女としてみればこれ以上、事を荒立てたくはなかったし、それにもし、ナナミがまだ手を出すようならば、彼氏の代わりに今度は自分が受けて立とうと思っていたのである。「・・・心配しなくていいわ、ビアンカ」「・・・・・」 もう決着は着いたもの、とどこか納得したような表情で告げてナナミは、そのまま視線を留火へと向ける。「大
    エレクチオン [487]
  • アルビレオ77

     まるでセックスの後のような事を呟くもののこの時、ナナミは別にふざけている訳でも何でもなかった、ただただ今しがた、自らが味わった攻撃の峻烈さを、素直に口に出したのだが何しろ、彼に刺突を浴びせようと切っ先を向けるとその次の瞬間にはもう、上や横からバチーンッと言う衝撃が走って体勢が崩される。 それだけではない、彼の剣撃は、その一発一発がとにかく重くて硬いのだ、刃を合わせる度に体中の骨がギリギリと軋む程
    エレクチオン [501]
  • アルビレオ76

     それは今までに彼女たちが戦ってきたどんな難敵よりも力強くて凄まじく、外野から見ているだけでもナナミの苦境が伝わってくるものの、事実、このわずか三分にも満たない戦闘でナナミは著しく疲弊していた、レガリアスに入団して以降、彼女のあんなにも苦しそうな表情は見たことがない。「ま、待って。待って!!」 程無く彼女の口からは“降参”の言葉が発せられるがその全身からはすでに闘気は消え失せ、立っているのがやっと
    エレクチオン [361]
  • アルビレオ75

     それこそが大津国流の格子であったが不運にもナナミは、その継承者と一戦交えてしまったのであり、その凄まじさを嫌と言うほど味わう事となった。 それこそが大津国流の格子であったが不運にもナナミは、その継承者と一戦交えてしまったのであり、その凄まじさを嫌と言うほど味わう事となった。「はあ、はあ、はあ、はあ・・・っ!!」「・・・・・っ!!」(す、すごい・・・っ!!) 二人の戦いを見ていた真白は驚愕の余りに
    エレクチオン [467]
  • アルビレオ74

     その内の二人がここにいた、即ちナナミと真白であるがこれに対して留火が用いていたのは大津国流の中でも最も源流に近いとされる“香取流剣術”、それの亜流である。 言うまでもなく香取流は古流中の古流であり、古くは塚原卜伝なども習得していたとされる剣法であったがただし、大津国ではこれを取り入れた際、自分たちに合うように密かに改造して組み直した、“相手に一切、何もさせずに一瞬で屠る”と言う、徹底した破壊と攻
    エレクチオン [382]
  • アルビレオ73

     そのままその首元に、自身の“ソード”であるレイピア“チェチェリアーノ”を突き付けるがその瞬間、彼の姿は消えていた、ナナミの後ろに回り込み、護身用にと持ち込んでいた木刀を構えたのだ。「・・・・・」「テヤアァァァァッ!!」 その流れる様な体捌きと素早さに、予想以上の手練れであると、ナナミは瞬時に理解するもののしかし、流石はレガリアスの一人である、すぐさま体勢を立て直すと同時に次の攻撃への動作に入るが
    エレクチオン [391]
  • アルビレオ72

    「あなたは私たちの同志、ビアンカに手を出した。それは許されるべきことではないわ」 でもね、と彼女は話を続けた、貴方たちが真剣に愛し合っていたことは知っている、それを責めるほど野暮ではないと。「それにね。開祖ウルスラより一千年、今までにも何度かこういうことはあったわ。そしてその度に私たちはその恋人となった男たちを呼び出して腕試しをしていたのよ?一つは恋人となったレガリアスを守れるかどうかを見極めるた
    エレクチオン [386]
 

新着官能小説作品

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス