官能小説!(PC版)

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恋愛の官能小説に含まれる記事が3667件見つかりました。

 
  • 恋愛モラトリアム 第八話 5

    (面白い、いつぞやの恨み晴らしてやる。だが先ずはアブダエルとの約束を果たす方が先決だな・・・)「状況を見て引き揚げさせろ。いま必要なのは戦う事ではない、情報を得ることだ」「は・・・っ!!」 確かに無憂派の暗躍のお陰で規模は随分と縮小されたし、行動もかなり制限されているものの、それでも任務を果たすのに充分な兵力と人材とは確保してある、慌てる事は無い。(ローマイヤーか、美しい街だったが・・・。もうそろ
    アメージング・ソルジャー [285]
  • 恋愛モラトリアム 第八話 4

     それ以来、復讐と返り咲きの時を虎視眈々と狙っていたシュバルツに昨年、ついにその機会が訪れるがヨーロッパ地方での諜報活動における協力者を探し求めていた、“ユゴヤの民”と呼ばれる流浪の民が中東に打ち立てた国“イスラエラ”から取引を持ち掛けられたのである、曰く“自分達の情報収集に協力して欲しい、その代わり経済的な援助はするから”、と そしてあろうことか彼はその誘いに乗ってしまった、かの国の誇る、中東最
    アメージング・ソルジャー [359]
  • 恋愛モラトリアム 第八話 3

     “夢見の法”で先を見た事もあり、ルーカスは無憂派の人々を説得し、完全では無いにしても彼を始めとする過激派の台頭を封じ込み続けた、そうすることが自国のみならず、他の周辺諸国にまで恩恵をもたらすことになると見抜いていたからだ。 やがてそれが間違いでは無かった事が明るみに出る時がやって来るがアディアット、ファンダール両家を始めとする幾つもの個人、市民団体の要望を受けて国が調査を開始したところ、それまで
    アメージング・ソルジャー [369]
  • 恋愛モラトリアム 第八話 2

     そしてそれを担当していたのが傍らに控える初老の紳士、ガイヤール・デュポンであったが主要銀行の頭取をも務めた事のある彼は金の感情にも長けておりかつ謀略面でもそれなりに頼りになる男だったからシュバルツには重宝されていた。 そんなシュバルツ自身は元々特権階級の生まれであり、尚且つヒエラルキーで強者の側に立っていた事もあって、“力がある者は何をしても良い”と本心から思っており、現に金と権力とに物を言わせ
    アメージング・ソルジャー [384]
  • 恋愛モラトリアム 第八話 1

    「セフィアリアに嗅ぎ付かれたか、厄介なものだな」「恐れながら。流石は策士エルフォード卿、そして大魔術師ルーカス様ですな、そう簡単には騙せませぬか」 王都ダグラスの南側に広がるソルベネ地区ローマイヤー。 なだらかな丘陵地帯が続くこの地にシルフィードが世界に誇る18富豪の一つ、ガントネージュ家の別荘があるが、その三階の中央部分、一際派手な装飾が施されている“当主の間”の高級ソファーに深々と腰掛けて、デ
    アメージング・ソルジャー [299]
  • 恋愛モラトリアム 第七話 9

     それに加えて相手の戦力など全体像がまだ不明な上に犯人の目星すら付いていないのである、解決には相当な労力を要するだろう。「調査は必ず二人で行う事。・・・良いね?」「はい、セフィアリアさん」「・・・・・」(顔に、生気が蘇っている・・・っ!!) 一方で今後についての指示を出しつつも内心、セフィアリアは愛弟子の変化に気付いて、驚愕するが、心力が枯渇していた半年前とはまるで別人である、一体何が起こったのか
    アメージング・ソルジャー [319]
  • 恋愛モラトリアム 第七話 8

     ある土曜日の放課後、蒼太と口付けを交わした場所から少し下った処にある休憩所のベンチに腰掛けながら、セフィアリアが愛弟子であるメリアリアに状況を話して聞かせるものの、その表情はいつになく険しく、緊張感に満ちていた。「正直、今回は可及的に速やかに任務を遂行しなくてはならない、と言うのは奴らの背後にイスラエラの諜報機関“モバサ”が見え隠れしているんだ、もしかしたなら極秘裏に手を結んだのか、もしくは煽ら
    アメージング・ソルジャー [324]
  • 恋愛モラトリアム 第七話 7

    (無関係の一般人に犠牲が出るようなことになってはまずい)(報復処置として、各国に潜伏している同志たちに危害が及ばなければよいが) この二つが無憂派最大の懸念であり、それだけは何としても阻止すべく、エルフォード達は必死になって日夜、仇明派の行動に目を光らせていたのだ、ところが。 ここに来て、仇明派に新たな動きが出始めるが無憂派の拠点の一つである“エーテル学園”に同志を送り込み、内情を探ろうとしている
    アメージング・ソルジャー [289]
  • 恋愛モラトリアム 第七話 6

     思想は違えども元は仲間であるし、また秘密組織内部での同士討ちは余りにもまず過ぎたために、無憂派の人々は何度か仇明派の面々に対して説得を試みた、しかし。「府抜けどもが」「黙っていろ!!」 彼らからもたらされる答えは毎度のごとくそれであり到底、まともな話し合いなど望むべくもなかったのである、しかし。「いかんよ、このままでは」「万が一、諸外国に付け込まれるようなことにでもなれば・・・」 それを危惧した
    アメージング・ソルジャー [269]
  • 恋愛モラトリアム 第七話 5

     ところがここに来てからというもの、彼らが制圧したのとは明らかに違う、他国の諜報員同士で戦った形跡が徐々に散見されるようになっており、中には死体が発見されるケースすらあったのだが問題なのはその数だ、以前からも極稀にそう言った事があるにはあったが特にこの一、二年の間、事件の件数が急激に増大の一途を辿りつつあった。(このままではシルフィードが各国諜報員達の戦いの場と化してしまうのではないか)そんな現状
    アメージング・ソルジャー [281]
 

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