官能小説!(PC版)

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恋愛の官能小説に含まれる記事が3667件見つかりました。

 
  • 恋愛モラトリアム 第六話 5

     そしてその気持ちはセフィアリアにも痛いほど良く解るモノだったがしかし、同時にここを乗り越えられなければこの先、とてもの事ロイヤルオーダーとして生きて行く事が出来ない事もまた、彼女は良く良く思い知っておりそれ故にメリアリアがどう言った決断を下すのか気掛かりだった。(私では、この子の不安を払拭してあげられない・・・) 流石はNO,1オーダーだけあってセフィアリアは正確に、この幼い愛弟子の心情を見通し
    アメージング・ソルジャー [291]
  • 恋愛モラトリアム 第六話 4

    「それでもやらなくてはならないんだよ」「はい・・・」 リブとなって早二年、一年半前に犯罪組織の壊滅任務でデビューし、以後はセフィアリアと共同ではあったけれども着実に成果を挙げていたメリアリアの表情はしかし、どうにも浮かないものだったが、彼女とてこの役目の重大さが解っていない訳では無く、むしろ国民達の平穏を影日向に守り抜いてきた先達に畏敬の念すら覚えた、だが。 それでも怖い、正直言って怖いのだが当た
    アメージング・ソルジャー [332]
  • 恋愛モラトリアム 第六話 3

     この内モンスターとはかつて人間であった者が堕落したり、または人々の邪念が凝り固まって生み出された文字通り人外の化け物であったがこいつらは倒されるとそのエネルギーが結晶化して宝石となったり、あるいは珍しい鉱物と化す事があってそれらを専門に拾い集めて金に換えるのが“冒険者”と呼ばれる存在であった、通常彼らは皆“ギルド”と呼ばれる国の商会連合に入会して登録を済ませ、それから活動することが決まりとなって
    アメージング・ソルジャー [300]
  • 恋愛モラトリアム 第六話 2

     またそれと前後して“ねえソウタ”と言い掛けてしかし、“なんでもない”と止めてしまうという行動も度々、見られるようになっていったがそもそも彼女は思わせぶりな態度をとるような女性では決してないし、また大切なことは例えそれが言いにくい事であってもキチンと言うタイプの人間である。 ただ一方で、人様に迷惑を掛けまいとして気丈に振舞い、一人で抱え込んでしまうところもあったから、きっと何か物凄い悩みを抱えてい
    アメージング・ソルジャー [263]
  • 恋愛モラトリアム 第六話 1

     あまり大っぴらにしてはいなかったものの、蒼太には腕の良い鍼灸師として以外にも回復魔法のエキスパートとしての一面もあったがそれに加えてずば抜けた観察能力をも有していた、幼い頃から両親を始めとする大人達の厳しい視線に晒されると同時に毎日を過酷な自然環境の中で過ごして来た彼はだから常に周囲に気を張って生きて来たのであり、そしてそれ故に身に付いた特殊技能であったのだがこれは施術の際、非常に役立つこととな
    アメージング・ソルジャー [262]
  • 恋愛モラトリアム 第五話 8

     正々堂々と静謐を好む彼女は戦いにおいても人質を取ったり策謀を巡らせることを良しとせず、常に真正面から向かって行ってそれで勝ってしまう人だったのである。 それはプライベートでも徹底しており生活と貯蓄に回す以外の給与は全額寄付、残った僅かなお金で唯一の趣味であるお酒を嗜む以外はただひたすらに厳しい修練に明け暮れた、最後の最後でモノを言うのが結局はそういった真面目な力や一途な思いであることを知っていた
    アメージング・ソルジャー [272]
  • 恋愛モラトリアム 第五話 7

     実際にはそれらに加えて一般の学生ならば王立科学アカデミー直轄の“高等技術研鑽会”への出席許可証の授与、そしてオーダー候補生ならば現役に対するリブ、即ち“補佐役”となり一番、自分の性格や思考に合っている現役の工作員やナイトについて実地に訓練を受けたり、より専門的な知識を学ぶ事となるのである。 因みにメリアリアが付いたのは当時、シルキード・ナイツのみならずシャドウスキル、はたまたその競争相手であるM
    アメージング・ソルジャー [226]
  • 恋愛モラトリアム 第五話 6

     そこで急遽、代役として白羽の矢がたったのがメリアリアである、彼女は上に姉が一人、下に妹が一人の妹がいる、よするに三人姉妹の次女であったがその中でも最もバランスがとれていて実力も高く、精神も強かった為に一族の長老達やエルフォードから抜擢されてここ、エーテル学園に送り込まれたのである。 彼女はよくその期待に応えた、何しろ小生課二学生にして最高の栄誉である“選抜特待生”へと抜擢されたのだから。 これは
    アメージング・ソルジャー [303]
  • 恋愛モラトリアム 第五話 5

     そんな彼等の起源は更に古くて元々、古代ギリシアの神官の出であった祖先がその神通力と魔術の腕前を買われ、当時親交のあった帝政ロマーリオの元老院議員“ミラノ大公アルキメデク”のたっての願いで専用の呪い師として仕えるために、一族総出でエトルリア(古代イタリア)の地へと移住し、そのままナポリやトスカーナ等各地へと根を降ろしていったのが始まりであった。 それから更に時代が下って今からおよそ五百年ほど前、今
    アメージング・ソルジャー [695]
  • 恋愛モラトリアム 第五話 4

    「家のお父さん、病気でね。“自分ではお前を鍛えられないからここで勉強してきなさい”って言われたの・・・」「そうなんだ、ってかさ。メリアリアのカッシーニ家ってアルベルトのカッシーニ家?」「家を知っているの?」「うん。だって僕の家、アルベルトの街のすぐ側だもん!!」「うそ・・・!?」 その言葉に、流石のメリアリアも驚いてしまうが彼女の実家、カッシーニ家は蒼太の家から程近いアルベルトの街の名士であり、古
    アメージング・ソルジャー [614]
 

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