官能小説!(PC版)

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恋愛の官能小説に含まれる記事が3667件見つかりました。

 
  •  勃起鼻、またの名をピノキオ 2

    彼はある意味で言えば、‘真っ正直なピノキオ’だった。街の女性たちは男を見て笑い、ある者は泣き出し、ある者は恐怖を隠しきれない様子で立ち去り、ある者は怒り、ある者は頬を赤らめうつむいた。彼だって‘人間の男’である。好きな女が出来れば男のソコは否応無く反応した。――それが、‘真っ正直なピノキオ’たる所以なのである。彼はけっして嘘はつけない。彼はけっしてソレを隠す事が出来ない。彼は、嘘つきではないピノキ
    Ajuming‐X [976]
  •  勃起鼻、またの名をピノキオ 1

    おなごめ・むさしと言うその男の名は、いかにも男性的な名ではあった。好きな女に対して愛が止まらない熱病があるのと同様、彼には特異体質的な持病があり、それは様々な物・事柄・シチュエーションにて、わずかでも官能的思考を認識するとそれを察知した彼の彼自身――ペニスがむくむくと勃起し、しかもそれは止むことがなく、しばらくの間そのむくむくが継続するという、奇病であった。その感受性は強く、勃起が止まらないのであ
    Ajuming‐X [736]
  •  引き籠る陰茎 〜ねじれたロザリオ〜 後記

    管理人さん、毎度お世話さまです。初の官能小説、処女作です。結構ノリノリで書けたかな。官能描写は少なかったですね。噴き出しつつ、股間をムズムズさせてもらえれば、嬉しいです。ここは18禁の場所ですから、エロ・グロのうち、「グロ」要素が入っていてもOKかな。もっと刺激的なものも書いてみたいです。では。
    Ajuming‐X [622]
  •  引き籠る陰茎 〜ねじれたロザリオ〜 ラスト

    ダリアは微笑み、言った。「アタシたちのこの行為は罪ではないの。みんな、やっているハズの事。ただ楽しいハズの事。それだけ。アタシ、楽しかった。嬉しかった。ありがとう」女は男の頬に触れ、食べるような口づけをした。目を開けるともうそこにダリアの姿はなかった。禁忌(Tabu)とは何なのだろう……男は遠くのほうでそんな思いがフッとよぎったが、それもすぐに通り過ぎた。ただ愛の意義だけが空回りしていた。    
    Ajuming‐X [614]
  •  引き籠る陰茎 〜ねじれたロザリオ〜 22

    男はむせび泣く。「僕はねダリア、聞こえるかい?僕は‘顔で笑って心で泣いて’って言葉をあきれるほど言い聞かせられて育った、羊の群れから初めから離されていた、ただの羊だったんだ。だから僕はまるで何か神聖なるものに導かれるかのごとく、ひたすら草花や木を植えていった。乾いた喉を潤すかのようにね。ねぇ、知ってるだろ?――僕は友人を作ってはならないって事。でももう、それも破られた。キミがそれを、破ってくれた。
    Ajuming‐X [560]
  •  引き籠る陰茎 〜ねじれたロザリオ〜 21

    「行くな、行かないでくれ!消えないでく……れ!」ダリアが男の頭を撫でる。「消える?アタシはどこにも行かないし、アタシはどこへも消えないわ。ただ、あの庭に植えられている‘ダリア’のその世界へ戻るだけ。アタシの、世界へ、戻るだけ。あとは何も変わらないのよ、安心して。そう、何も変わらないの……」「ここに居たらいいじゃないか!ずっとここに!キミの好きなチョコレートだって僕ひとりでは到底食べきれないほどある
    Ajuming‐X [581]
  •  引き籠る陰茎 〜ねじれたロザリオ〜 20

    ダリアが叫ぶ。「アナタがアナタ自身で決して見ることの出来ない神を創造し、そこには存在(いな)い神を信じ、崇め、救いを求めすがりついて、神という名の岩壁を作り、水と空気と土と大地にいだかれたフリをして、そうして守られている仕草をして自ら守りに籠ったまま出て来ない、そんな、そんな愚かな行為で、今、見える、そこに存在(あ)る‘この世界’を楽しもうとはしないアナタこそが、世界一弱虫の神サマなの――…!!」
    Ajuming‐X [667]
  •  引き籠る陰茎 〜ねじれたロザリオ〜 19

    「いいわよ……いつだって、来て……」ダリアがみずから脚を開く。男はその白いふくらはぎを二度三度と撫で、抱え上げる。見える闇のはずのそこは仄かに紅く、男は一息に挿入する。生温かい場所へ、己のモノを閉じ込める。扉は開かれたと同時に、しめられたのである。男は腰を上下に動かす。「……ンンッ、んはぁ」女は吐息を洩らす。ダリアの乳房が男の動きに合わせプルンップルンッと揺れる。「あああ……ハァッ……」ダリアのP
    Ajuming‐X [613]
  •  引き籠る陰茎 〜ねじれたロザリオ〜 18

    男はもう一方の手で、ダリアの乳房を揉みしだく。その白い肌が紅く染まる。「んハァ、イアアア……」ダリアはいまにも泣き出しそうな表情で身をよじらせ、赤子のような声で喘いだ。それは悲鳴にも近いものだった。男の指にねっとりと締め付ける紅い闇。グチュッ、グチュッ、と淫猥な音が響く。「ン、ハァッ!アアアッ」男は瞬間、指の動きを止める。頬を紅潮させたダリアが囁くように訊ねる。「……どうしたの……?」「い、いや。
    Ajuming‐X [625]
  •  引き籠る陰茎 〜ねじれたロザリオ〜 17

    仔猫を抱くように男のソレをそっと握ると、ダリアはそのまま静かに口へ含んだ。温かな舌の感触と、ペタリと張り付く熱を帯びた粘膜の伝わる吸引力に、男は気が遠くなりそうな感覚をおぼえた。 ……ジュル……ジュルッ ……ジュルッ……ンンンダリアの唾が滴り落ち、喉元をつたい、乳房の谷間へ消えていく。男はそれを眺めていた。そしてこんなにも一生懸命に慈愛を向ける女に対して、初めて「愛しい」という感情が芽生えた事に気
    Ajuming‐X [562]
 

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