トップページ >> 女子生徒の一覧
女子生徒の官能小説に含まれる記事が1504件見つかりました。
-
メテオリック・ボーイ 13
また夕暮れの街を眺めながら、初めてこの部屋に来た時とはまるで違う気分で、わたしは御ノ瀬くんと向き合っていた。「以上が結果だよ。わたしが望んだ通りになった…!」御ノ瀬くんは、静かに頷いた。「サヤ、まだキミの抱えてる問題があるんじゃない?」「……お義父さんのこと?」また彼は静かに頷いた。「キミの抱えてる問題が、今この学校周辺の中で優先度が一番高いんだ」言葉を咀嚼し、意味を理解し、ククッと、わたしは笑っ
輪廻 [2,802] -
メテオリック・ボーイ 12
男子たちは全員満足そうな顔で、華宮さんたちを打ち捨てた。わたしは急いで体育用具室から離れて、身を隠した。「何回イッてもねだってくんだもんな〜!」「それもあの華宮が!」「この学校にこれ以上のオンナはいねェよなぁ」男子たちの去った用具室には、泣きながら衣服を集める華宮さんたちの姿があった。「……はぁ…はぁ…!ぁあ…!!なんで…!こんなっ……!!」「ゆかり……。私たち…どうして…」「あの人……ゆかりの中
輪廻 [2,930] -
メテオリック・ボーイ 11
それからは、あの男子たちからの呼び出しは無くなった。何が彼らに起きたのか、それを知りたくなったわたしは、御ノ瀬くんに訊いた。「…実は、俺も内容を知らされてなくて。結果が出たらすぐにサヤに報せるからさ」しかし、わたしは悶々としていた。いったい何が彼らをそこまで変えたのか。あの体育用具室に、わたしは無意識に足を向けていた。「………はぁ……ぁあ…!!」「……んン…!!っひぁ…!」「ヒっ……!!……ぅン…
輪廻 [3,092] -
メテオリック・ボーイ 10
夕暮れの街を眺めながら、わたしは御ノ瀬くんの奏でる心地好いリズムのタイピング音に眠気を誘われていた。ほとんど毎日、男子か義父の相手をさせられていた。精神は勿論、肉体的にも限界だった。ふと、御ノ瀬くんにも警戒心を抱いてしまったわたしは、自分を恥じた。(襲うつもりなら、とっくに襲われてるよね……)「サヤ、教えて欲しいことがある」「なに?」「キミに"いたずら"をしてくる男子たちの名前だ」「!?」御ノ瀬く
輪廻 [2,633] -
メテオリック・ボーイ 9
「中央学園……都市…専属、デ…バッガー?御ノ瀬(オノセ)湧一(ユウイチ)」「うん」「よく分からないけど…ここ、学園都市じゃ…」「ここのことじゃないんだ。いずれどこかの小さな学校同士を、一つに出来たらって…まだ想像のはなしだよ。小さな学校をいくつも集めたら、そこにはきっと街ができる!っていう、想像のね」「デバッガーって…?」「その街に何か困ったことがあれば、解決する役かな」「あなた…頼まれてるって…
輪廻 [2,576] -
メテオリック・ボーイ 8
普通の玄関を上がって、「着いたよ」と案内された最初の部屋には、大きなガラス窓があり、夕暮れのわたしの街が一望できた。「すごい。綺麗…」「初めて見た?自分が住んでる街」ガラス窓から目を離さずに、わたしは頷いた。「………こんなに素敵な部屋に、一人?」「うん、生憎とね。あることを頼まれてるから、それが片付く間だけ。でも、結構気に入ってる」「あること…」彼は部屋にひっそり置いてある、パソコン用机の引き出し
輪廻 [2,550] -
メテオリック・ボーイ 7
結局、説明を拒んで、わたしは嫌々ながら連れて来られた。不思議と悪い気はしなかったし、そこが、オートロック、自動ドアの高級マンションでなければ我に返ることもなかったと思った。「うそ…。ねぇ、本当にダメだよ…。わたしなんか入れない…」「だいじょぶ。家に入るのに条件なんかあるわけないだろ?さぁ」こんなところに一人暮らししているのだろうか。「701号室。さ、入って」住人だけがロックを解除できる玄関ドアを抜
輪廻 [2,595] -
メテオリック・ボーイ 6
「…なんで毎日こんなんなるまで男子たちに付き合うんだよ?」またニセもののコンピューター部部室に、わたしは避難させられていた。「……家に帰ればお義父さんしかいない。お義父さんも…わたしを………そういう対象にする時があるの…。お酒の量が酷い時だけだけど。だから、本当は安心して帰るとこも無い…。でも、自分で…自分で死ぬ勇気も…」「ならさ!!」わたしの言葉をきちんと聞いていたのか分からないけれど、またして
輪廻 [3,119] -
メテオリック・ボーイ 5
「………んぐッ……じゅプ……ぷふ…ぱはぁ…!はぁ…!」「ホラ、ナマは許してやるからさ。いつも通りに頼むぜ?」わたしの体は、こんな屈辱に、興奮していた。そんな自分が、赦せなかった。死に物狂いで抵抗したかった。ただ、興奮しているこの間だけ…。わたしは、生きていることを実感できた。情けない。本当に情けない。忌むべき、これは『自傷行為』に他ならない。なのに、やめられない。「ケホッ……。…ゲホ、ああ…!はぁ
輪廻 [4,313] -
メテオリック・ボーイ 4
その日はどうやって彼と別れたかは、覚えていない。きっと、疲れて幻でも見てしまったのだと、ぼんやり思っていたからだ。名前も聞かないままだった。何もかも、また、いつも通りだった。「さぁて、今日はナニして遊ぼっか?」体育用具室は、わたしの処刑場だった。中学時代から身体の発育だけが異常に進んでいたわたしは、春前に注文した制服や体操着がきつくなるほどその発育は衰えるどころか、益々、活発になっていた。無論、目
輪廻 [3,401]