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女子生徒の官能小説に含まれる記事が1504件見つかりました。
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メテオリック・ボーイ 3
髪の毛から雨の滴が落ちるのも気にせず、わたしは沈黙を守っていた。男子生徒とわたしは、似ているのではない。ほとんど『同じ』だった。姿形がではなくて、恐らくこの学校に於ける境遇が…。きっと、苛立つわたしに気を遣って、なにも訊かないでいてくれているのだろう。タオルを頭に被ったまま、うなだれている。「………訊かないんだ?わたしがあんなところに倒れていた理由」男子生徒は驚いたようにこちらを向いた。「あっ…。
輪廻 [3,208] -
メテオリック・ボーイ 2
「はぁ!はぁ!はぁ!」「はぁ、はぁ……」男子生徒の言った¨部室¨とやらは、わたしの倒れていたグラウンドの用具室の、ほぼ対角線上に位置していた。「こんな……ヘンな場所に……部室って……あなた…何部なの…?」「ああ…はぁ……。俺。俺は、コンピューター部の部員。これ、タオル使えよ」わたしには理解出来なかった。まず、知っている限りコンピューター部の部室がグラウンドの隅っこにあるわけがないし、そもそもこの部
輪廻 [4,376] -
メテオリック・ボーイ 1
今日このまま、誰にも見つからなかったら、死のう。本気で、ほんとに、本気で、わたしは、思っていたのに…………。「うわっ、マジっ。ちょっ、ちょっと、ちょっと…!!」雨で冷えきった体を揺さぶられる。うっすら残る意識のなか、酷く重たく感じられるわたしの手足は、文字通り鉛のように、重く、とても邪魔に思えて……。「ねぇ、だいじょぶ?おーい」……。とても邪魔に思えて…。きっと、この声の主がいくら力持ちだろうと、
輪廻 [3,857] -
ラック・ガール 完
(………あなたの事ばっかり、見ていたよ……。……私は、あなたに気づかされた…本当は…私……)それから一年後の卒業式。帰り道は、いつものようにのんびりした空模様だった。桜が絵に描いたように咲き誇っている。「私、寂しかっただけなのかな」「……なんだよ急に」「マスターに会えたらね、言いたいことがあるの」「ありがとうは、あの時言ったよな?」「うん。でも、ただのありがとうじゃないんだ。私は、誰よりも幸せで、
輪廻 [3,486] -
ラック・ガール #52
リルナは蹴人がまだ満足仕切っていないことが、見て分かってしまった。「……まだ、足りないみたい…」「…これ以上は。マスターに悪い……。リルナ……だめだ…………」蹴人に這い寄って、ゆっくり彼の体を押し倒してやると、主導権はリルナに移った。「ね………。私に出来ることなら…全部、させて…」「リルナ…っあ……」まだ硬いままの蹴人の熱い肉根を、リルナはゆっくり跨いでから、愛液で濡れきった割れ目にそっと結合させ
輪廻 [3,840] -
ラック・ガール #51
「………おっきぃ…」「お、お世辞はいい……」リルナはくすっと笑い、舌先で亀頭をチロチロと舐めた。「ぅあ…っ…!おまえ…!ばか……!」「……どくんどくんて…蹴人の真っ赤だよ……」リルナは喉奥までくわえた後、ゆっくり味わって引き抜いてから、またくわえた。「……はぁ…ぁあ……リルナ…ぁ…」「んぷ………じゅぽ……じゅぽ…………ぱはぁ……んぐ…っ……ずちゅ…」「……ば…か…激しく……したら…!」「んん…!!
輪廻 [4,515] -
ラック・ガール #50
蹴人はリルナを押し倒し、切ない瞳で彼女を見下ろした。「……!!なら、もう逃げるなよ!リルナの……お前の本当の気持ちを聞かせてくれっ!!」リルナは無意識に両手で蹴人の顔を、包んでいた。「……好き…。ずっと……ずっとずっと…あなたの事が好きでした……!蹴人……大好きだよ」二人は激しく口づけを交わし、体を絡ませた。「……私に出来ること…っはぁ……”これ”かな…ぁ…」「……リルナ…」今までのどの客とも違う
輪廻 [3,281] -
ラック・ガール #49
リルナの瞳から零れた涙が、二人の唇に染み込んだ。「………………」「……リルナ……。お前がどんな人間だろうと、俺には関係無いからさ。だから、お前。もう、意地張るなよ。マスターへの恩返しは、お前が普通の女として生きることなんじゃないか?」「………そんなの…。私にはできっこない……。証拠はなくなっても、沢山のお客さんが私を覚えてる…。そんな私と一緒にいたら…きっと……。嫌な思いするから…」蹴人はリルナの
輪廻 [2,460] -
ラック・ガール #48
「マスターは、あなたが久波くんの家に行くと決めた日から、あなたに関する全ての記録や生活用品なんかを捨てて、カモフラージュしたわ……。一点の抜け目もない…」マキが温かいココアを二人に淹れてくれたおかげで、二人はなんとか落ち着きを取り戻した。「……だから、金輪際…面会とか、マスターには一切接触は出来ないってことは、分かるわね?」「…はいっ!!」「リルナ…」リルナの表情は落ち込んではいなかったが、涙が止
輪廻 [2,221] -
ラック・ガール #47
「………誰もいないのか……はぁ、はぁ、はぁ」明らかに人気の無い店内は、リルナの慣れ親しんだ光景からは隔絶したものだった。―――いつもならマスターがこのカウンターで…。いつもならあの舞台の上で…。マスター、マスター………――――「リルナちゃん……!」声の主は店の奥から出てきたマキだった。「あなたが久波くんね………。なかなか可愛いイケメンくんね」リルナは『マスターは!?』と口を動かしたが、マキは首を振
輪廻 [2,427]