バイトは種馬?3?
『ああ、松本さんの…まあ、どうぞ』
と男が言った。
『小倉さん、お飲み物は何にされます?』
と女が俺に聞きながらウエィターを呼んだ。
『コーヒーをブラックで』
と俺はこたえた。
『おタバコは?』
男の前の灰皿に吸い殻が山になっていた。
『いえ。仕事が仕事ですから…生まれるお子さんのために酒もタバコも飲みません。優秀なお子さん誕生が仕事ですから』
と言った。
『そうですか…経歴書によると、小倉さんは野球をされたんですな、高校まで。男前でもある…』
書類を見ながら男が言う
『いえ、男前は余分です。二年生の時に何とか甲子園には行ったんですが、そこで止めました』
『ほう!勿体ない!何でまた…』
『プロ野球より医者にでもなった方がライバルが少ないと思っただけで大意はありません。母親を見ないといけないものですから』
私はそこは言わなくてもいい本当のことを言った
『ほう。なかなか合理性のあるお考えを…』
と言う男の言葉を遮って
『あの、勝手を言いますが本題に入らせて頂いてよろしいでしょうか』
俺は言った。
辺りのテーブルに客は居なかった。
『おお、これは失礼。いや実は私、船を持って事業をしてるんですがね、この業界も…』
『あの、社長。こちらこそ大変失礼なんですが、松本事務局長からも厳しく言われておりますが、ご事情、会社状況をお聞きする前に、基本的な事を確認させて頂いてよろしいでしょうか』
俺は俺のペースにしなきゃならない。
夜の11時。出来れば今日中に話を終わりたい。
『おお、これはまた失礼しました。どうぞ、確認事項をおっしゃって下さって結構です』
『実はもう、話の方向は
決まった上でお会いしてますから、最初の確認ですが、社長の立ち会いのもとで奥様と私がセックスをしてご懐妊頂くのが私の仕事となります。そこはよろしいですね』
辺りに人は居ないと言っても、私はトーンを落として言った。
『ああ、そのつもりです…私どもの結論だが』
と男の方が答える。
『では、二つ目ですが、特に奥様、ご懐妊の前に先ずセックスをすることになります。形の上では抱き合うことになります。本当に私でよろしいかどうか、気に入って頂けるかどうかお聞かせ下さい。私の他にも人材は居ますから…私、トイレにでも行って5分後に戻りますお二人でご相談下さい』
俺はそのままトイレに立った。
と男が言った。
『小倉さん、お飲み物は何にされます?』
と女が俺に聞きながらウエィターを呼んだ。
『コーヒーをブラックで』
と俺はこたえた。
『おタバコは?』
男の前の灰皿に吸い殻が山になっていた。
『いえ。仕事が仕事ですから…生まれるお子さんのために酒もタバコも飲みません。優秀なお子さん誕生が仕事ですから』
と言った。
『そうですか…経歴書によると、小倉さんは野球をされたんですな、高校まで。男前でもある…』
書類を見ながら男が言う
『いえ、男前は余分です。二年生の時に何とか甲子園には行ったんですが、そこで止めました』
『ほう!勿体ない!何でまた…』
『プロ野球より医者にでもなった方がライバルが少ないと思っただけで大意はありません。母親を見ないといけないものですから』
私はそこは言わなくてもいい本当のことを言った
『ほう。なかなか合理性のあるお考えを…』
と言う男の言葉を遮って
『あの、勝手を言いますが本題に入らせて頂いてよろしいでしょうか』
俺は言った。
辺りのテーブルに客は居なかった。
『おお、これは失礼。いや実は私、船を持って事業をしてるんですがね、この業界も…』
『あの、社長。こちらこそ大変失礼なんですが、松本事務局長からも厳しく言われておりますが、ご事情、会社状況をお聞きする前に、基本的な事を確認させて頂いてよろしいでしょうか』
俺は俺のペースにしなきゃならない。
夜の11時。出来れば今日中に話を終わりたい。
『おお、これはまた失礼しました。どうぞ、確認事項をおっしゃって下さって結構です』
『実はもう、話の方向は
決まった上でお会いしてますから、最初の確認ですが、社長の立ち会いのもとで奥様と私がセックスをしてご懐妊頂くのが私の仕事となります。そこはよろしいですね』
辺りに人は居ないと言っても、私はトーンを落として言った。
『ああ、そのつもりです…私どもの結論だが』
と男の方が答える。
『では、二つ目ですが、特に奥様、ご懐妊の前に先ずセックスをすることになります。形の上では抱き合うことになります。本当に私でよろしいかどうか、気に入って頂けるかどうかお聞かせ下さい。私の他にも人材は居ますから…私、トイレにでも行って5分後に戻りますお二人でご相談下さい』
俺はそのままトイレに立った。
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