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悪戯は偶然に…(7)

[5611]  専業主婦  2010-05-27投稿
「暁子!ピザ、冷えるよ…私もそうだったけど…暁子も夢中ね!…」
と芳子に言われるまで気がつかなかったのだ。
「ああ、ピザ?…配達気づかなかった…興奮するわ。初めてみるから…男性もすごい!私、今夜眠れそうもないわ。モヤモヤして…」
親友の芳子の前だからズケズケと言った。
「うふふふ、幹夫さんを襲うか…自分でやるしかないわね…」
と芳子が悪戯っぽく言う
「ダメよ、主人最近。私、イライラして。……自分でする年でもないし」
「ふぅ〜っ。暁子邸もか…例外じゃないのね。…でもね…イライラせずゆったりと構えないと。もうメールの返事来た頃よ…開いて見て!1時間は経ったでしょ…」
またブックマークをプッシュした
『お返事ありがとう。お二人にホ代別の”充”で練馬で、5時間。全て了解です。部長も写メ見て了承。本人の写メ、私に着信次第送ります。明後日のご都合如何でしょうか。吉報待ちします』
そんなに長い文章ではなかったが私が読んでも意味が判らない。
「芳子、返事来てるけど私、訳判んない!」
携帯を芳子に差し出した。メールを読み終えた芳子は一言…ぅわ〜お!…と小さく言った。
「判るじゃない暁子、さっきの私達の条件を彼等が了解したと言うことよ。充は 10万円。ホテル代の別に私達に払うって。練馬で明後日、会いたいが都合はどうかって」
芳子はサラサラと私に説明してくれたのだった。
「えっ、私達に 10万円くれるの? 28才よ私達。若くもないのに…お金持ちね彼等。冷やかしって心が痛むね。真剣に考えるなんて…彼等…」
私はテレビ画面をチラチラ見ながら芳子に言った
しばらく沈黙が流れて、画面に見入っている私に
「…テレビ、面白い?」
と、芳子が言った。
「!面白い、てか、芳子見て!この男の人の!本物よね?すごい!」
画面では女が太いペニスで激しく突かれていた。
「…暁子。……行って見ようか。……練馬。…」
芳子がポツリと呟いた。
「えっ!…練馬って?メールの?だって芳子、冷やかしって言ったじゃない!私、そんなことしたことないわ!」
「ん〜!でも…暁子、真剣に見てるから。ストレスあるんだなって思って」
「そ、そりゃさっき言ったようにストレスあるわよ。あなたと二人だけの部屋でこんなテープ見たら見入るわよ。でも、だからって!……怖い!そんなとこ。練馬なんて」
「そりゃ私だって同じよ!でも、暁子と一緒なら怖くないかなと思って」

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