君の声がきこえる 10
「答えないってことはさあ…多分、したことあるってことだろww」
「関係…ない…から!」
うーん、意外と強気だ。 そこが流石に女子と違うとこか?
なんか中腰でするのに疲れたから立ち上がる。
パッと離れた気配に、翼の不安気な目が揺れた。
怒ったの?みたいな悲しげな目に見える。
うわあ…天然だなあ…。
にっこりして、両手広げてみる。
(´・ω・`)?
みたいな顔してるから
「おいで」
って言う。
翼はまたキョドってるww重ねて、今度は強く言う。
「翼、おいで」
まるで誰かに引っ張られたように立ち上がり、俺の顔を見つめる。
「なんでこんなことになるの」
翼のちょっとむくれたような言い方に、バカみたいにキュンとなる俺。
おいおい、俺、そっち系だったのか?
…それとも単に翼にやられたんかな。
とにかく何がなんでも、抱っこしたかった。
広げた両手を「ほら」みたいに揺らす。
…翼は表現し難い顔をして…ようやく、俺の腕のなかに来た。
恐る恐る腕を俺の腰に回して
「俺も…変なの」
と囁いた。
キュン死しそうだ。
翼とそんなに背丈が変わらないから間近に唇がある。
「関係…ない…から!」
うーん、意外と強気だ。 そこが流石に女子と違うとこか?
なんか中腰でするのに疲れたから立ち上がる。
パッと離れた気配に、翼の不安気な目が揺れた。
怒ったの?みたいな悲しげな目に見える。
うわあ…天然だなあ…。
にっこりして、両手広げてみる。
(´・ω・`)?
みたいな顔してるから
「おいで」
って言う。
翼はまたキョドってるww重ねて、今度は強く言う。
「翼、おいで」
まるで誰かに引っ張られたように立ち上がり、俺の顔を見つめる。
「なんでこんなことになるの」
翼のちょっとむくれたような言い方に、バカみたいにキュンとなる俺。
おいおい、俺、そっち系だったのか?
…それとも単に翼にやられたんかな。
とにかく何がなんでも、抱っこしたかった。
広げた両手を「ほら」みたいに揺らす。
…翼は表現し難い顔をして…ようやく、俺の腕のなかに来た。
恐る恐る腕を俺の腰に回して
「俺も…変なの」
と囁いた。
キュン死しそうだ。
翼とそんなに背丈が変わらないから間近に唇がある。
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