君の声がきこえる 15
離しがたくて、しばらく翼を抱っこしていた。
暑い…でも、やっちゃった…みたいな後悔はない。
ぼんやりして、寝転がる翼を綺麗にしてあげて、額にキスする。
間違いなく、俺は恋しちゃったんだ。
変な始まり、唐突な欲情…でも、恋は恋だ。
否定してみても始まんないしな。
良かったね〜
とゆー声が久しぶりに帰ってきた。
大きなお世話だよ、と思いつつニヤリとする。
と、翼が瞑ってた目をパチッとあけて
「うるさいな」
と小さく呟いた。
…俺なんにも言ってないのに…
…まさか…
「…翼…お前…」
お前にも声が聞こえてるのか?と聞こうとして…
やめた。
どっちでもいーや!
翼が俺を見上げて、気弱な笑みを浮かべ
「困っちゃうよね…こんなことになって…陸斗、困るよね?」
その口調には「俺なんかとこうなって」という切ないような自己否定が感じられた。
「困らない」
きっぱりと言ってやる。 翼は、しばらく俺の顔をみて…「アリガト」と恥ずかしそうに呟いて、にっこりした。
…あー…か、可愛い…
変な声から始まった変な恋だが、いまは
ちょっとだけ
感謝かな…ww
なんてね!
暑い…でも、やっちゃった…みたいな後悔はない。
ぼんやりして、寝転がる翼を綺麗にしてあげて、額にキスする。
間違いなく、俺は恋しちゃったんだ。
変な始まり、唐突な欲情…でも、恋は恋だ。
否定してみても始まんないしな。
良かったね〜
とゆー声が久しぶりに帰ってきた。
大きなお世話だよ、と思いつつニヤリとする。
と、翼が瞑ってた目をパチッとあけて
「うるさいな」
と小さく呟いた。
…俺なんにも言ってないのに…
…まさか…
「…翼…お前…」
お前にも声が聞こえてるのか?と聞こうとして…
やめた。
どっちでもいーや!
翼が俺を見上げて、気弱な笑みを浮かべ
「困っちゃうよね…こんなことになって…陸斗、困るよね?」
その口調には「俺なんかとこうなって」という切ないような自己否定が感じられた。
「困らない」
きっぱりと言ってやる。 翼は、しばらく俺の顔をみて…「アリガト」と恥ずかしそうに呟いて、にっこりした。
…あー…か、可愛い…
変な声から始まった変な恋だが、いまは
ちょっとだけ
感謝かな…ww
なんてね!
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