官能小説!(PC版)

トップページ >> ボーイズラブ >> それぞれの明日 4

それぞれの明日 4

[1473]  にゃんこ  2010-07-28投稿
と、誠司とやらがふいに悠の手を取った。

男同士で手を繋ぐか?
普通しねーよな。

振りほどかないとこみると…

へえ〜、そうか!
そういうことかww!
だから誠司君は俺を睨んでるわけね?
で、悠はオロオロしてる、と…目覚めたばっかでヘビーな状況に置いてくれんじゃん、悠ww!

「あっそ。ま、お前がそういうなら普通にさせてもらうぜ?
そいつが余計なこと言ったくらいで元々どーにもなんねえけどな」

ニヤリと笑うと、誠司君は目を真ん丸にした。

「誠司、気にしないで。
学校のアキヒトとは違うって言っといた筈だよ」

「は、はあ…」

二人は椅子を俺の傍に置き座った。

「おかえり、アキヒト」

めちゃくちゃ嬉しそうな声で悠は微笑んだ。
隣でちょっと痛いって顔してる奴がいるww。
からかってみたくなる気持ちが沸き上がる。

「ん。悠の声だけ聞こえてたよ」

悠は顔をしかめた。
相変わらず鋭い。
嘘発見器だからなあ。
だが誠司君は違うみたいだぜ、悠。
明らかに動揺して制服握りしめてるじゃん。

すると悠はその手に手を重ねた。大丈夫だよ、って意味だろう。
隠しもしないんだねえ?

感想

感想はありません。

「 にゃんこ 」の官能小説

ボーイズラブの新着官能小説

新着官能小説作品

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス