ぶぁか! 12
「ん」
無理矢理うばわれた唇に、冷たい舌が強引に割り込もうとする。
そうはさせじと、俺が歯を食い縛ってるとコットンはニヤリとして俺の脇腹をくすぐった。
「ぶぁっ」
その拍子に僅かに開いた隙間を狙って、舌がすかさず滑り込んだ。
柔らかな舌に、パニックになる俺。
これ、現実?
真夏の悪夢??
相手はあのコットンだぜ?下ネタだって、連れションだってした仲なんだぜ?
舌かき回して、俺を押さえつけてるのは、「友達」なんだぜ?
親友だから、面倒ごと押し付けられても本当はそれほど不快じゃなかった。
むしろ、俺が委員に決まったとき、自分もと言って手を挙げたコットンに感謝さえした。
嬉しかった。
そんな友情が、こ、こんなんなって壊れたら。
怖いのに、突き飛ばせないむしろ、舌の感触に流されそうになる…。
初めてのキス、アノコとしたいなあ、とか漠然と思い描いてた大人のキス。
アノコとは違う、全然違うのに…やばいな、俺…。
「悟、すげえ…可愛い」
カアッと血が逆流した。 恥ずかしさで、顔を背けた
ちらりと目に入った、はだけた甚平に心臓がおかしいくらい跳ね上がった…。
無理矢理うばわれた唇に、冷たい舌が強引に割り込もうとする。
そうはさせじと、俺が歯を食い縛ってるとコットンはニヤリとして俺の脇腹をくすぐった。
「ぶぁっ」
その拍子に僅かに開いた隙間を狙って、舌がすかさず滑り込んだ。
柔らかな舌に、パニックになる俺。
これ、現実?
真夏の悪夢??
相手はあのコットンだぜ?下ネタだって、連れションだってした仲なんだぜ?
舌かき回して、俺を押さえつけてるのは、「友達」なんだぜ?
親友だから、面倒ごと押し付けられても本当はそれほど不快じゃなかった。
むしろ、俺が委員に決まったとき、自分もと言って手を挙げたコットンに感謝さえした。
嬉しかった。
そんな友情が、こ、こんなんなって壊れたら。
怖いのに、突き飛ばせないむしろ、舌の感触に流されそうになる…。
初めてのキス、アノコとしたいなあ、とか漠然と思い描いてた大人のキス。
アノコとは違う、全然違うのに…やばいな、俺…。
「悟、すげえ…可愛い」
カアッと血が逆流した。 恥ずかしさで、顔を背けた
ちらりと目に入った、はだけた甚平に心臓がおかしいくらい跳ね上がった…。
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