官能小説!(PC版)

ぶぁか! 15

[2177]  にゃんこ  2010-09-16投稿
…それってつまり。

「してよ、悟」

…えと…え〜っと。

考えるより先に、唇におしあてられちゃったから、舌先で軽くペロッと先っぽを舐めてみた。

「んっ」

寿が、びくっと痙攣したみたいになる。
上目遣いで、伺うと…切ない表情の彼がいた。

やば…。
その顔、可愛いな。

もっと見たくてさらに深く寿のを唇の奥へ沈める…。
「ふ…あ…さ、とる…」

名前呼ばれて、ゾクゾクする。亀裂に舌を這わせて、反応を楽しんじゃう俺。
寿。
Sでどっか読めなくて、面白くて…。
いつも余裕だらけで、必死な寿って見たことない。
いま、以外。

「あ。あ…う…っ」

必死で声殺してる。
激しく上下させると、俺の肩に置かれた寿の両手が震えた。

「だ…アア…っ…は…」

いってもいーよ、と今度は俺が思う…と、コットンがいきなり腰を引いた。

「ばあか、一緒がいい」

うん、どうせならね。

もうだめ、俺ら。

滅茶はげしく抱き合って、噛みつくみたいなキスをした。
俺は狂ったみたいに絡まる舌に応えて、「すきぃ」って連発。
意味、わかんないけど。 だって

この瞬間は本当に

好きなんだもん。

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