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予感 4

[9350]  輪廻  2010-09-21投稿
「もっとよく見えるように…たくしあげて…
そう、ああ…
ぐちょぐちょじゃないですか」


功一郎にそんな気は無いが、美紀には言葉責めに聴こえていた。


「は…入り…ます…か」

「どうでしょう………」

堅く熱い肉棒のその先端が、
美紀の脚の間に、
焦らす様に触れていた。

(どうしよう…入らないのかしら…)

美紀は四つん這いで挿入を待つ間も、
じっとりとした厭な汗をかいて、
相変わらず愛液を滴らせていた。

恥ずかしい格好だと、自分でもよく分かっていた。

「功一郎さん……入れて下さい」

「美紀さん、自分で広げてみて……そしたら入るかもしれませんよ?」

「そんな……」

美紀は自らの左手で、陰毛の茂みをゆっくり弄った。

「っう…ん……ン!……こう…ですか?」

彼女自身の指でぱっくり口を開け、
愛液が糸を引いている美紀の恥部は、
功一郎のそれを容易に招き入れることができる。が、

功一郎は敢えてそれをしなかった。

舐めたいか入れたいかと訊き、美紀は即座に挿入を求めた。
さらに彼女自身、どうやら欲求不満の身で長時間待っていたらしい。

功一郎はそんな彼女を限界まで焦らしてみようと思ったのだ。

「入る……かな」

「ぁあ……あ…ッあ…!!」

中程まで侵入した功一郎のそれは、
美紀の中に温かい感触と、快感を残し、
するりと抜かれた。

「!?…は…ぁ…ぁ…はぁ…」

哀願の眼差しでこちらを見返してくる美紀の表情に、功一郎は心の中で言い知れぬ快感を覚えた。
表情はまだわざと崩さず、平静を装った。

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