兄と妹6
「ん…」
気が付くと朝になっていた。
ベッドから起き上がり、部屋を出る。
あれは夢なんだと思っていた。
キスをされた事も、抱かれた事も。
「…おはよ、流歌」
そう流歌の目の前には、兄の劉がいた。
顔を見た瞬間、流歌は昨日の事を全て思い出した。
「…アンタが私を……殺してやるッ!」
「クク…相変わらず考えが甘い」
立ち向かうが、ねじ伏せられた。
「ぐっ…」
地面に伏せさせられていた。
「全力で抵抗しても良いんだぞ?まぁ、飼い犬が飼い主であるこの俺に逆らうなんて出来やしないがな」
「お前なんか…ッ!」
少しずつ力をだし、立ち上がっていく。
「…まだそんな力が」
「アンタに負けない…」
「そうか…じゃあ…久々に勝負するか」
杖を流歌に渡した。
気が付くと朝になっていた。
ベッドから起き上がり、部屋を出る。
あれは夢なんだと思っていた。
キスをされた事も、抱かれた事も。
「…おはよ、流歌」
そう流歌の目の前には、兄の劉がいた。
顔を見た瞬間、流歌は昨日の事を全て思い出した。
「…アンタが私を……殺してやるッ!」
「クク…相変わらず考えが甘い」
立ち向かうが、ねじ伏せられた。
「ぐっ…」
地面に伏せさせられていた。
「全力で抵抗しても良いんだぞ?まぁ、飼い犬が飼い主であるこの俺に逆らうなんて出来やしないがな」
「お前なんか…ッ!」
少しずつ力をだし、立ち上がっていく。
「…まだそんな力が」
「アンタに負けない…」
「そうか…じゃあ…久々に勝負するか」
杖を流歌に渡した。
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