妄、想なんです 1
完璧な人間っていると思います?
例えば自分のこと、完璧って思えたりします?
そうゆー人間は、きっと僕のことなんて道端の石ころと同じくらいの価値しか見いだせない筈。
僕にとって、僕という存在は完璧、という定義からかけはなれた…いわば何万光年も離れた存在なんで。
いわゆる普通の人種とされる方々でさえ、僕は透明人間だったりするわけで。
完璧だったりなんかするともうその方の発するオーラで僕は焼け死ぬんじゃないかと思われます。
で。
実際、僕のクラスには
完璧な方がいるんです。
小早川 理央
男なのに「りお」
でも違和感0な時点で凄い
風に靡くちょっと長めの黒髪、かわいらしい大きな瞳に形の良い唇。
女の子からは「可愛い」と言われない日はないその容姿。
たくさんの友達、問題ない学力…。
日々笑いの絶えないその口元から飛び出す元気な声。
小早川君、なんて恐れ多い…僕にとって彼は正に光り輝く太陽なんです。
同じクラスになってからというもの、僕は彼をどうしても観察してしまうんです
…完璧なんてないんだよ、と思いたいから。
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