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妄、想なんです 5

[1166]  にゃんこ〜mixiはじめちゃいますた(≧▽≦)気になる方、感想入れたいって思って下さる奇特な方は「ゆう♪★♪」で検索!メッセくれたら嬉しいです★  2010-10-05投稿

お久しぶりです。

このとこ少し、ブログさぼっていました。
というのも…。

まあ、話していきます。
僕はあれから、彼を見続けました。
相変わらず凄い人気で、相変わらず明るい…けれど、僅かな気がかり。

それは間違いなく「僕」

そして、とうとう、彼が僕のところに来ました。

僕がまだ提出していなかった課題を図書室でやっているところに。

僕のノートに影が落ち、振り向くとそこに彼がいました。

彼は…。


無表情でした。
欠片も笑顔はなく、蒼白でした。

「隣、いいかな」

小さな声だったのに、僕には耳に直接吹き込まれたかのような音量に感じました
僕の、隣に彼は腰掛けました。鮮やかな水色のパーカーを学ランの上に羽織っています。
首の両脇に垂れた白いイヤホンから僅かな雑音。
「あれ?切ったと思ったのになあ…えと、ありゃ、引っ掛けちゃった」

慌てた様子だから、見かねて鞄に引っ掛かっていたコードをそっとほどいてあげ…ようとして手を伸ばした時、彼は明らかに動揺して座っていた席から腰を浮かせかけた。

それから、意思の力を総動員したかのようにため息をはいてまた、体を沈めた。

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