two YOU 13
「どうした?」
真希は蓮一にさり気なく寄り添い、
呟いた。
「これから出かけない?」
「?!」
食器を洗いながら、真希は続けた。
「二人だけで」
「真菜をおいてくのか」
「うん」
「そんなこと」
「できない…?」
その時真菜も食べ終えた。
「ごちそうさまーっ!」
さすがの真菜も、二人の怪しげな雰囲気に気がついていた。
「私も片づけようっと」
「珍しい。面倒くさがりな真菜が自分から」
「ふ……二人とも、片づけは俺が…」
その時、真希が蓮一の皿も手にとった。
「いいからいいから、蓮兄は休んでて」
「あっ、あたしが蓮兄の皿洗うよ!」
「ちょっ、真菜…あ!」
「きゃっ!」
パリンと、軽い音がして蓮一の皿は割れた。
「か…片づけは、俺がやるから……」
「ごめん…なさい…」
「ごめん…」
ばつの悪そうな顔も、二人はそっくりだった。
真希は蓮一にさり気なく寄り添い、
呟いた。
「これから出かけない?」
「?!」
食器を洗いながら、真希は続けた。
「二人だけで」
「真菜をおいてくのか」
「うん」
「そんなこと」
「できない…?」
その時真菜も食べ終えた。
「ごちそうさまーっ!」
さすがの真菜も、二人の怪しげな雰囲気に気がついていた。
「私も片づけようっと」
「珍しい。面倒くさがりな真菜が自分から」
「ふ……二人とも、片づけは俺が…」
その時、真希が蓮一の皿も手にとった。
「いいからいいから、蓮兄は休んでて」
「あっ、あたしが蓮兄の皿洗うよ!」
「ちょっ、真菜…あ!」
「きゃっ!」
パリンと、軽い音がして蓮一の皿は割れた。
「か…片づけは、俺がやるから……」
「ごめん…なさい…」
「ごめん…」
ばつの悪そうな顔も、二人はそっくりだった。
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