テイク 12 ハラハラデート編
「いーから、好きなの頼めよ。俺はバジルのにしよ」
な、なんか…いいけど、双葉役作りうまくない?
半端ねえし。
ちょっとキュンってなりそうになっちゃったりなんかして。
スープスパをオーダーした俺は、一口啜ってその熱さにむせてしまった。
「なあにしてんだよ」
「しゃあないだろ、熱すぎんだもん」
ふいに双葉の手が伸びて、俺の顎をクッと掴んだ。
「火傷は…してないな」
…げ。
はずい…信じらんないくらいはずい…。
「大丈夫だっつの!」
ぱっと手を払うと、ヤツが不敵に笑う。
「なにお前、照れた?」
「ばか!ベタベタ触んな!」
ニヤニヤしてる双葉を無理に無視して食べる。
味なんかわかんねえ!
周りの視線お構いなしか?演技も度を越えてるだろ!
「お前スゲー女子にモテるじゃん」
何だよ、急に。
「だからなに」
カチャッとフォーク置いて俺をまじまじ見ている視線を感じる。
「なんつうか…もっと慣れてるかと思ってた。
案外、うぶだな」
…!!!!
な、なんか…いいけど、双葉役作りうまくない?
半端ねえし。
ちょっとキュンってなりそうになっちゃったりなんかして。
スープスパをオーダーした俺は、一口啜ってその熱さにむせてしまった。
「なあにしてんだよ」
「しゃあないだろ、熱すぎんだもん」
ふいに双葉の手が伸びて、俺の顎をクッと掴んだ。
「火傷は…してないな」
…げ。
はずい…信じらんないくらいはずい…。
「大丈夫だっつの!」
ぱっと手を払うと、ヤツが不敵に笑う。
「なにお前、照れた?」
「ばか!ベタベタ触んな!」
ニヤニヤしてる双葉を無理に無視して食べる。
味なんかわかんねえ!
周りの視線お構いなしか?演技も度を越えてるだろ!
「お前スゲー女子にモテるじゃん」
何だよ、急に。
「だからなに」
カチャッとフォーク置いて俺をまじまじ見ている視線を感じる。
「なんつうか…もっと慣れてるかと思ってた。
案外、うぶだな」
…!!!!
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