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テイク17 ラブラブデート編

[1415]  にゃんこ  2010-11-10投稿
…ほっぺたがジンジンする。
痛いだけだけど!

そのあとは、街をぶらぶらしたりゲーセン行ったり…適当に遊んだ。

双葉はUFOキャッチャーで靴下にゃんこを取って、 「そっくりww」って言いながら渡してきた。

「似てねえっっ」

「いやー、似てるって」

とか言いながら2人で笑ったり突っ込んだり。
時々、長い指が俺の髪をいじったりするのにイチイチ気づく自分が嫌だ(>_<)

通りすぎる女の子たちが、ヒソヒソいったり、なかには「どこの大学の人ですかあ?」とか話かけてきたりした。
…いや、大学生じゃあないんだけどねww

そんな時は、双葉が満面の笑顔で「いま、取り込み中。またね」ってかわす。

「別に…もういいよ、双葉…女の子と遊ぼうか?」

「え?…いや、俺、本当にどーでもいいんだけど?」
…そ、そう?

なら…いいんだけど。

女の子たちが、双葉や俺に関わろうとするたび、本当に双葉の目に「うざ」って色が見えて戸惑う。
だって…ね、演技なのにさ…。

「…なんだよ、お前が遊びたいならいいよ?行けよ、風介」

「違うって!俺はこのままのが…」

ハッとして言葉のみこむ。
え、俺、おかしくないか?

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