テイク20 ライバル登場?編
次の日、誰もいない教室で撮影することになった。
映研のメンバーが響先輩以外にいない。
「沢山人がいると自然に出来ないだろ」
ふうん…。
「響先輩はいいの?」
双葉が笑う。
「うん、あの人は…いい」
…その言い方なんか…ムカつくんだけど。
つうか、昨日のキスについて何もリアクションないわけですか、双葉さんよ。
「お二人さん、デート順調だったかね」
会社の上司ばりに上から目線の男あらわる。
「はい、大丈夫ですよ」
微笑む双葉に先輩が近づいていく。
「じゃ、まず…お前が彼をこうして…」
ぐっと双葉の肩を掴んで引き寄せ…。
二人ならぶと圧巻だ。
身長高いし、俺との時とは違う色気?がある…。
響先輩は切れ長の目で双葉と向かい合う。
「こうやって…」
綺麗な細い指で頬にかかる双葉の髪をそっとかきあげて…。
…い、いやだ…。
先輩の唇が、双葉に…。
「やだ…」
双葉が、はっとして身を引く。
「風介?」
「いやだ…いやだ!!!」
頭、真っ白。
なにいってんかわかんねえけど…
「いやだっ!」
「へーえ?なんで嫌なんだい?風介君」
先輩が、笑った。
映研のメンバーが響先輩以外にいない。
「沢山人がいると自然に出来ないだろ」
ふうん…。
「響先輩はいいの?」
双葉が笑う。
「うん、あの人は…いい」
…その言い方なんか…ムカつくんだけど。
つうか、昨日のキスについて何もリアクションないわけですか、双葉さんよ。
「お二人さん、デート順調だったかね」
会社の上司ばりに上から目線の男あらわる。
「はい、大丈夫ですよ」
微笑む双葉に先輩が近づいていく。
「じゃ、まず…お前が彼をこうして…」
ぐっと双葉の肩を掴んで引き寄せ…。
二人ならぶと圧巻だ。
身長高いし、俺との時とは違う色気?がある…。
響先輩は切れ長の目で双葉と向かい合う。
「こうやって…」
綺麗な細い指で頬にかかる双葉の髪をそっとかきあげて…。
…い、いやだ…。
先輩の唇が、双葉に…。
「やだ…」
双葉が、はっとして身を引く。
「風介?」
「いやだ…いやだ!!!」
頭、真っ白。
なにいってんかわかんねえけど…
「いやだっ!」
「へーえ?なんで嫌なんだい?風介君」
先輩が、笑った。
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