母・女・メス 1
男の子も、高校生ともなればもう立派な大人。
ヒロキの部屋はムンムンと男の匂いがしていた。
「おじゃましてます」
愛想もよく、可愛い二人を涼子は気に入った。
「はい、お菓子でも食べて」
「あ、すんません」
みんな背も高く、圧倒されるような感じだ。
一人が、ニヤリと茶目っ気で言った。
「お母さん美人だなあ、ヒロキ」
「んまあ」
涼子はこのオマセなお世辞にまんざらでもない。
「ヒロキは学校ではどうなの?」
ヒロキは照れ臭いので涼子を遮る。
「いいからいいから、お菓子置いたら出てってくれよ」
今度は友達が遮る。
「コイツはいけませんよ、お母さん」
「はあ?」
「そうそう。チョイと顔が良いからって、女を食う食う」
「わ、バカ、でたらめ言うんじゃねえ!」
もちろん冗談紛れに言っている。
涼子も笑って受けた。
「いや、ヒロキ、母さんに感謝しろよ?こんな美人だから、お前も辛うじて美形になれたんだぜ?」
涼子はこの二人と、ニコニコしながらいくつか会話を交わし、機嫌良く部屋を出た。
ヒロキの部屋はムンムンと男の匂いがしていた。
「おじゃましてます」
愛想もよく、可愛い二人を涼子は気に入った。
「はい、お菓子でも食べて」
「あ、すんません」
みんな背も高く、圧倒されるような感じだ。
一人が、ニヤリと茶目っ気で言った。
「お母さん美人だなあ、ヒロキ」
「んまあ」
涼子はこのオマセなお世辞にまんざらでもない。
「ヒロキは学校ではどうなの?」
ヒロキは照れ臭いので涼子を遮る。
「いいからいいから、お菓子置いたら出てってくれよ」
今度は友達が遮る。
「コイツはいけませんよ、お母さん」
「はあ?」
「そうそう。チョイと顔が良いからって、女を食う食う」
「わ、バカ、でたらめ言うんじゃねえ!」
もちろん冗談紛れに言っている。
涼子も笑って受けた。
「いや、ヒロキ、母さんに感謝しろよ?こんな美人だから、お前も辛うじて美形になれたんだぜ?」
涼子はこの二人と、ニコニコしながらいくつか会話を交わし、機嫌良く部屋を出た。
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