母・女・メス 23
ヒロキはシックリ来ない毎日を送っていた。
誰にも言えない秘密。
しかし、その秘密を誰とも共有できない状態なのだ。
涼子と二人きりになることは、ほとんどなかった。
偶然なのか必然なのか・・・
学校帰りに大型スーパーで道草を食っていた。
ある男と目があった。
確か同級の・・
結城海翔・・・
カイト?・・ドキュンネームかよ、って密かに笑われてた奴だ。
話をしたこともない。
髪はちょっと茶色で、見た目は結構目立つが、ワルではないらしい。
目が合って何か言わないと不自然だったので
「よぉ」
相手も「おう」と返してきた。
そこへ、茶髪の姉ちゃんが現れた。
黒いレースのシュシュ、ヒラヒラした黒っぽい服で、豹柄のサンダルを履いていた。
「行くよ」
彼女はヒロキの存在に気付き、軽く会釈した。
「友達?」
「ああ、同じ学校の」
カイトは照れ臭いのか、早く行きたがった。
ヒロキは二人がどういう関係なのかに思いをめぐらせた。姉かも知れない。
一旦そこを離れた。
二人は、下着売り場へと移動した。
誰にも言えない秘密。
しかし、その秘密を誰とも共有できない状態なのだ。
涼子と二人きりになることは、ほとんどなかった。
偶然なのか必然なのか・・・
学校帰りに大型スーパーで道草を食っていた。
ある男と目があった。
確か同級の・・
結城海翔・・・
カイト?・・ドキュンネームかよ、って密かに笑われてた奴だ。
話をしたこともない。
髪はちょっと茶色で、見た目は結構目立つが、ワルではないらしい。
目が合って何か言わないと不自然だったので
「よぉ」
相手も「おう」と返してきた。
そこへ、茶髪の姉ちゃんが現れた。
黒いレースのシュシュ、ヒラヒラした黒っぽい服で、豹柄のサンダルを履いていた。
「行くよ」
彼女はヒロキの存在に気付き、軽く会釈した。
「友達?」
「ああ、同じ学校の」
カイトは照れ臭いのか、早く行きたがった。
ヒロキは二人がどういう関係なのかに思いをめぐらせた。姉かも知れない。
一旦そこを離れた。
二人は、下着売り場へと移動した。
感想
感想はありません。